はいぱぁ・すくらむ・こんばぁじょん

何が正しいか、歴史が証明する!
歴史は勝者が作る!
正義を語るには、勝利と云う結果が必要だ。
力無き正義は無力なり!

って、現実を認めつつ、「やっぱり愛だよね」って自己満足の涙に溺れる……。
そんな体感が味わえる、ユルーイブログになりそうな予感。

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いまだにきらり

昨日は友人がプロ棋士の対局のペア観戦権(券ではない)を当てたので、見に行って来ました。

(岡崎)五万石藤まつり、のイベントのひとつ、第17回将棋まつりで、基本的には無料、公開対局のみ有料イベント(千円)で、しかも事前に権利(抽選)が必要。およそ300人が定員かなあ。
対局のメインは谷川永世名人VS佐藤永世棋聖。

将棋に疎い自分でも名前ぐらいは知ってる方ですね、羽生さんのライバルとして有名な方です、自分ともほぼ同世代ですし。

メイン進行役は石田和雄九段。それこそ20年ぐらい前?だかのトップ棋士ですね、今は一線を退かれた方ですが。
谷川・佐藤両棋士も九段ですが、詳しく知りませんが九段ってのは半分名誉称号というか、タイトルいっぱい取ったとかなんか特別な実績残さないと取れない段位(しかも八段取得者限定)ですからね、実力だけでは取れない。
会場キャパ300人ぐらいのイベントでよく呼べたものです。
チラシのトップスター対局って煽りは大袈裟じゃないですが、まあ自分なんざが見に行ったのは抽選漏れたファンには申し訳ないですね。


しかしまあ、行って良かったですよ、対局前のトークでもなんか将棋知らなくても笑える軽妙さでしたし。

「○○棋士は研究の為に(関東在住なのに)大阪の××棋士の所までこの前泊まりで行ったとか。」
「熱心だなあ、けどズルいよなあ、独身だからできるんだよね。」
「(我々では)絶対(奥様に)許されないよね、不公平だよね、早く結婚してくれないかなあ。」


こんな感じのトークですからね。何度も笑わせていただきました。
現在開催中のタイトルマッチ(何戦か忘れた)の最新・第2局の解説と称して、初手から投了迄棋譜も見ずに再現してみせたりと、トップ棋士の記憶力の凄まじさも見せつけ。
メインイベントの対局自体も見た目に派手でしたよ。
後手の佐藤棋士が仕掛けたのを谷川棋士が受け流して、大駒(飛車角)全て奪う、しかしそれでも手を緩めず佐藤棋士が追い詰める。
が、流石に戦力不足で盤面端から中へ、谷川棋士がほぼ抜け出し、凌ぎきったかと思いきや、角を奪い返した佐藤棋士が王手飛車を決めて結局詰みきったという。
素人にも判りやすい派手な攻防を、素人には真似出来ない極端な攻防でやってみせたんですからね。

しかもそれをまた、対局後に大盤で再現しては局面毎で色々解説、別ルートも見せる。

うーん、読みの深さもだけど、あれだけ覚えてればそりゃ後々反省も出来るわなあ。
自分が真似出来ればさぞやプレイング上達するわ。


前座試合として女流棋士の方の変則トーナメント2戦…1回戦+その勝者対矢内前女王もありましたが、その2戦も白熱した試合でした。
矢内前女王(女流四段)はファンにはタイトルホルダー=強豪と言うだけでなく、NHKの講座でお馴染みの方だとか。
決勝で対戦した室田女流初段は地元愛知県出身&在住の現役女子大生だそうです。
お二方共に綺麗な方でした。
午前中、トークショーと並行して行われていた指導対局をされていたのですが、合間に小学生(をダシにしたその親?)と撮影会に応じてた室田棋士。
うーん悔しい(笑)。

一方指導対局ではなく、もっぱらトークショーで進行役やら補助アシスタントやらに奮戦していたのが、室田棋士の1回戦の相手、鈴木女流初段。
なんというか「アイドル」してました。今風に言うなら「美し過ぎる棋士」かもですがちょっと違うかも。
悪く言うなら広告塔。
ポジションで言うなら卓球の四元選手やビーチバレーの浅尾選手?
対外広報(ファン以外・一般マスコミ)的な意味で売れっ子だそうですが、そりゃ重宝されるよね。と思いました。
誰に似てるって言うか、どっかで見たような、タレントで言うと、えーと…って疑問が、閉会式の際にポンと納得。

丸尾桃・オーピンクを演じたさとう珠緒(当時・珠緒)だあ。


入場千円って言っても記念品として図書カード500円付だったし。1日みっちり楽しめました。
せっかく岡崎迄言って何も観光しなかったのは残念でしたが。近いと案外行かないもんです。城(名古屋同様の再建された昭和生まれだけど、築およそ50年)すら行ってない、会場が城の敷地内(岡崎公園)なのに。
しかし岡崎市、観光キャッチコピーが「きらり、岡崎」とか、いつまでNHK朝ドラに頼るつもりなんだ(笑)。そろそろ5年ぐらい(少なくとも3年以上)経つと思うぞよ。


まあ、そんな1日でした。

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テーマ:日々投稿日時:2010/04/30 07:16
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