さて、前回にこのカテゴリで書いた記事の続きです。
ターボロボ
作品には2号ロボのターボラガー、スーパー合体したスーパーターボロボ、シリーズ初の基地ロボ、ターボビルダーが登場しましたが、レンストではこいつだけです。
5体合体ですがレンストではSCユニットになっていますから変形ロボ扱いです。戦隊メンバーはマルチ(黄緑)ですが単なる緑ロボです。
5パワーでBP8000と軽めで、SPも!扱い。いくら軽いとはいえロボとしてはあんまりなスペックです。
自軍コマンドを参照して、カテゴリがマルチなコマンド1つに付きBP+1000の常時発動能力を持ち、BP10000オーバーになるとSP1になります。
変形素材のターボマシンはその追加条件が、捨札にあるマルチのカードの枚数で変更になり、元の条件はSユニット5体をコマンド送りまたは捨札、変更後は追加でコマンド2つホールドというもの。
ファンデッキ的に黄緑で組んでアースフォースでも貼って置けばターボレンジャーの多くがコール持ちとなり、出せなくはありません。新カードのメガシルバーはロボより1パワー重い6パワーながら、使えば尚簡単にラッシュ出来ます。
ラッシュしただけではストライクできませんから面倒です。緑黒で組んでヨゴシュタインで緑コマンドを黒く汚して無理やりマルチってコンボもあります。この場合はロボのコストはライオトルーパーでしょうか。
構築、プレイングで工夫しても最高スペックがBP13000、SP1に過ぎません、その場合相手に5パワープレゼントですし。
かなり運用が難しいロボです。
ファイブロボ
ターボレンジャー同様、これも2号、スーパー合体、基地ロボが未登場の作品。
3体合体のおかげか、SCユニットではなく普通にMユニットとして素材が登場しています。
戦隊のロボとしてはレンストで初のマルチカテゴリロボ、青緑です。
8パワーも必要なのにBP12000、SP1と低めの性能ながら、合体パーツをラッシュしていく過程で溜まるのでそう難しくはありません。パーツの追加条件は(Mユニット3体分合計で5体)Sユニットをゾーンに送る。一度に5体ではなく1パーツで最大2体で、コマンドとパワーの必要な方に送って無駄もなく、バイオロボやフラッシュキングの様にパワーを捨てる必要もありませんからね。
オマケに青と緑の各種補助カードが有効なので、ラッシュはかなり楽な部類。
ラッシュのみならず合体後も、緑のJC使いながらダイレオンで強化なんて出来ます。
効果はターボロボ同様、自軍コマンドのマルチのカードを参照しますが、2枚以上でSP2になるというもの。
決定力としてもまずまずです。
2号やスーパーとは別に、個性的な合体形態・ファイブトレーラーの登場も期待したいですね。
ジェットイカロス
ジェットマンの1号ロボは、レンスト初のSCユニット採用ロボの一つです。
少なくとも1号ロボには、原作での扱いからSCユニットは使って欲しくないところです。
6パワーでBP6000のSP1、SPこそ確定ですが、ターボロボより1パワー重くてそれ以上に貧弱なBPのロボです。
BP上昇効果を持ち、内容は、捨札にあるウイング持ちのカード1枚につき+1000。
素材のジェットマシンがウイング持ちなので、少なくとも1000は上昇しますが、なかなか辛いものが有ります。
上限が高い…それこそ構築と展開次第じゃ20000だって不可能じゃない…って点は良いですが。
素材のジェットマシンは、緑らしいラッシュ条件、Sユニット5体をコマンドか捨札です。効果はウイング持ちのユニットは、航空機持ちにしかアタックされないという能力を付与するもの。
ジェットイカロス変形後を考えても、当然デッキにはウイング持ちが多いのが自然ですからそれなりに有効ですが、だったらそのまま変形させずにSユニットで攻めきってはどうだって辺りが困り者。
2号ロボのジェットガルーダは原作設定により青カテゴリ。
変形ロボで、変形前のバードガルーダをラッシュするには、Sユニット3体を捨札にしなくてはなりません。
効果はどちらもラッシュ効果。バードガルーダで相手ユニットを除去(本来のBPで8000以下の範囲で好きなだけ選びパワー送り)、ジェットガルーダはパワー削り(1枚選び山札トップへ)です。バードガルーダは重いコストに見合った強力な除去ですが、タイミング次第じゃ相手のパワー加速になりかねないので要注意。ジェットガルーダはそこからコンボに繋げれば強力ですが、ジェットガルーダに変形するようなデッキに追加でコンボは組み込む事が難しく、ほぼ無意味な効果。バードガルーダ状態からBPアップ、SP獲得する手段と割り切るべきでしょう。青なのでアイシー対応で、バードガルーダを省略可能ですが、コストが軽くなるメリットの半面、除去の機会を逃すデメリットも大きいのが辛い。
7パワーはやや重いながら、BP10000でSP1。及第点の戦力です。
その2体がスーパー合体したグレートイカロス。
6パワーBP15000SP1です。別にロボを経由せずとも素体のジェットマシン、バードガルーダからでも合体は可能です。
更にはブラスト持ちな為、追加条件無視も可能。
能力はジェットイカロスと同様にウイング持ちの捨札を参照し、5枚以上あればSP2となるというもの。
マトモにラッシュするとSユニット8枚も消費して、カテゴリもまたがった面倒臭い合体にしては物足りない(仮にもスーパー合体のロボなのに)ですが、それぞれのロボ形態を省略すれば2体合体に過ぎず、ブラスト迄持っていてはやむを得ないところかも。
ウイング持ち捨札はまあ必ず2枚はある筈(ジェットマシンとバードガルーダ)なので、5枚以上はそう難しくはないでしょう。
マトモに青緑で組むなら、オペレーション・異次元からの翼も上手く利用したいところ。
もっともウイングを持つのはジェットマシンとバードガルーダで、人型には3体いずれもウイング能力は有りません。
ブラストに絞るなら、青要素は無しにする構築も可能。
ファイブテクターで頑張れば出せなくはありません。
ウイング持ち多めの構築が必要ですが、メガレンジャーを筆頭に緑は豊富ですし、ラッシュ即ウイングでアタック、相手ターン中はテクター要員とファイブテクターとの相性も良いです。
が、ブラスト狙いなら緑単以上に黒を混ぜるのが理想。
ダメージ調節もより容易になる、テクターに嬉しい高BPのSユニットが存在するだけでなく、黒の母艦、バラクティカを利用したいところ。
グレートイカロスには特徴・航空機が付いている為、ブラスト時に手札にもう1枚グレートイカロスがあれば、バラクティカの効果で2体目を追加ラッシュできます。
ブラスト成立=敗戦直前ながら、これならロボで2点ストライク×2体=4ダメージも可能です。
黒との混色=バラクティカは難しくなりますが、頑張ればブラストではなくメガシルバーでも出せるかもしれません。
原作での3号ロボ、テトラボーイは他のロボより1年早い7弾に収録されましたが、Mユニット扱いです。
無人機だけにノーコストでラッシュ可能で、JC効果で一部のLユニットを撃破します。その条件は「追加条件に合体ユニットを捨札にすると書かれていない」というもの。
変形ユニットや、オペレーション等の効果で巨大化したユニットが主な対象ですが、SCユニットからのロボも対象、ビークルからの合体ロボのギンガイオーも対象と、レンストのルールの為に対象に含まれたロボも居ます。
エンジンオー系等、青のスーパー合体のロボも追加条件が捨札ではなくパワーに送るになっている為に対象です。
皮肉にもジェットイカロスは素体がSCユニットの為に対象、バードガルーダは元々変形ロボで仕方ないですが、JC扱いでカテゴリが違う為に自分じゃ使えない(原作じゃ撃てたのに)と、なかなか皮肉な効果に仕上がっています。
JCなのでジョイント相手がいないと使えない、ロボを入れてるデッキじゃあまり枠に余裕がない、対戦相手にロボがいないと無駄と、あまり見かけないのも当然なのですが、ロボ大会ともなれば活躍が期待できます。って、レギュレーション次第じゃますます不要な効果(合体ロボには通じない)ですけど。
ジェットマンでは後はジェットマシンの別バージョン合体、イカロスハーケンや、イカロスハーケンとバードガルーダが合体したハイパーハーケンといった、巨大航空機のカード化が待たれます。
予定ではジュウレンジャー迄を今回レビューするつもりでしたが、残りバイト数も不足気味な為、今回は此処迄で。
ちょうど筆者(ムノー)が学生だった年迄の作品なのは偶然にしてどうでも良い事。
此処までカテゴリが青と緑(と青緑マルチ)しかいない偶然は、まあちょうど良いかなと思います。って、マスクマンはどうなるんでしょうね。
次回は筆者に縁遠い赤ロボからですか(笑)。ファイブトレーラー、イカロスハーケンと来てダイノタンカー迄セットにしたかったですが仕方ないですね。ビクトリーウォーカーも出たんで期待して待ちましょう。
登録タグ: レンジャーズストライク カードレビュー
テーマ:悪さしたい | 投稿日時:2010/04/19 21:03 | |
TCGカテゴリ: レンジャーズストライク | ||
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