はいぱぁ・すくらむ・こんばぁじょん

何が正しいか、歴史が証明する!
歴史は勝者が作る!
正義を語るには、勝利と云う結果が必要だ。
力無き正義は無力なり!

って、現実を認めつつ、「やっぱり愛だよね」って自己満足の涙に溺れる……。
そんな体感が味わえる、ユルーイブログになりそうな予感。

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シンケン感想

ようやく少し冷静になれたんで書けるかなと。
その前に次回作ゴセイジャー、予告見た印象ではマジレンジャー臭がプンプンするのです。特にレギュラー5人のキャラ付けが
赤→マジ赤
桃→マジ青
黒→マジ黄(ここはあまり似てない、余り同士)
黄→マジ桃
青→マジ緑
って感じで。

まあゴセイジャーは放送を楽しみに待つとしまして。

シンケンジャー、きっちり終わってくれました。
久し振りに、媚びない戦隊でしたが、見事貫き通して天晴れなのです。
戦隊物は他社制作作品と比べての東映の社風、加えて東映内部でのライダーとの差別化で、良くも悪くも子供向けに徹しているのが常です。
悪く出ると、子供を侮っている、舐めている、或いは媚びているって感じになるんですよね。

確かにあまりに子供を意識しない作品というのも、視聴を切られてしまう訳ですが(自分はジャッカー電撃隊、視聴切りましたし、再放送のウルトラセブンもあまり好きではありませんでした)、良くわからなかった事でも何となく心に残って伝わる話ってありますし、大人になってから見直して再評価する事もあるのです。
あまりに無意味なギャグとかは正直ちょっと…と思うのです。
いや、前作のゴーオンジャーはとんでもないギャグ作品でしたが、あれはあれで大半の部分は許せるんですけどね。
自分が嫌なのは更に前作、ゲキレンジャーのジャン語とか。
ジャンが野生児設定で、故に時折非常識な行動に出るのは作品の個性なんでしょうが、なにもジャン語(オリジナルの擬音?擬態語)を語らせる必要はなかったと思うので。

シンケンジャーはその点では、むしろ子供置いてきぼり展開でしたからね。
序盤のバッと見高圧的な殿、中盤伏線らしき意味不明な発言・演技を挟んで終盤に明かされる殿は影武者・偽者だったという真実。
本物が姫、それも(偽)殿より年少ってのはちょっとしたお遊びなんでしょうけど。
そもそも単なるリーダーではなく、主君として別格の位置のレッドってのが、長いシリーズ中異例の事でしたから。
設定倒れにせずに、上手く作品に生かしたと思います。
影武者…つまり真の殿(姫だったけど)の家臣ですから、他メンバーと同格なんですよね。
最終的には養子縁組(とりあえず現行の日本の民法の事はさておき)で、正式に殿になって決戦に挑んだ訳ですが、かっての偽りの主従ではなく、一時的な同格でもない良いとこ取りにした信頼関係での戦いは素晴らしかったです。
勿論脚本、演出、出演者の演技があってこそ、そして通常のドラマでは殆ど望めない一年という放送期間での積み重ねあってこその話ですが、よくぞ絆という形のないものを視聴者の眼に見える形にしたなあと。

そりゃ、ただ観てる側としては、もっともっとと欲張りたい部分もありましたがね。
せっかく姫レッド出したんなら、殿と一緒にダブルレッドもやって欲しかったなあとか。
多分、スーツ(含むマスク)が全く同じなので、観てる(主に子供)側が混乱しない為なんでしょうが。
スーツの数自体はあった筈ですし、スーツアクターさんも殿と姫は別の方だったんで可能だったんですけどね。

後、姫と言えば3年前のボウケンジャー終盤を思い出しましたね。
ボウケンジャーは財団の特殊部隊って設定で、トップはミスターボイスという仮名でCG映像として登場・指示を与えていた謎の存在(まるで悪の組織だ)なのですが、終盤現れてメンバーと色々交流した本名不明の女子高生が、実はミスターボイスの正体(視聴者に明かしたのみで、作品中では謎のまま)でしたからねぇ。


自分がバイオマンやチェンジマンを愛してやまないのと同様、シンケンジャーは一度特撮を卒業した、もしくは(少数派でしょうが)子供の頃戦隊に興味がなかった、ある程度大人になった視聴者が偶然眼にしたら、引き込まれて神認定してどっぷり特ヲタになってしまう、そういう魅力に溢れた傑作だと思いました。
ゲキもゴーオンも面白かったのですが、それらの魅力は「元々戦隊が好きな人」向けなんですよね。
いや、ゴーオンだとお笑い番組的な大衆性も有ったか。

自分が「騙されたと思って観てみろ」と始まって間もないバイオマンを勧められた1984年(中2の3学期)。
25年後、同じように特ヲタに堕ちた方は必ずいると思います、まあ友人の勧めより、子供に付き合ったお父さん・お母さん方が殆どなんでしょうが。

近年で近い立ち位置…非ヲタをヲタに染める作品…ゴーゴーVかタイムレンジャー辺りでしょうか。マジレンジャーはちょっと届かないような。

ヲタやメイン視聴層は兎も角、非ヲタの大人が「馬鹿にできない」と唸らされる作品はそうそうないと思いますが、シンケンジャーは資格有りだと思いました。
昨年同時期にスタートしたディケイドは、真逆の作品でしたが(笑)。
子供とヲタしか喜ばない、伏線回収どころか本筋迄投げ出した最終回。
なにもそんな事迄差別化図らなくてもねぇ(笑)。

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テーマ:日々投稿日時:2010/02/10 13:59
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