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MTG 格安デッキについて

MTG公式HPの翻訳記事「ReConstructed」に格安「テーロス」デッキの公募がありました。金銭負担が大きいイメージを軽減する活動にも見えますが、私は懐疑的です。究極の安さである、「無料ゲーム」の存在があるからです。しかし、それ以上に格安デッキを求めるプレイヤーが本当にそれがニーズなのか疑問だからです。例えば……アンケートから逆算された失敗商品や買う買う詐欺です。
普通にそれを求める理由は、カードの購入する投資が小額である場合や、それとカード資産が小さい場合です。ところが、裕福なプレイヤー(いわゆる社会人)でも「格安デッキ」を選択する人がいました。
それをきっかけに「格安デッキ」の考察することにしました。

つい先週MTGに大きな大会がありました。「プロツアーテーロス」です。そこで「青単信心デッキ」がフィーバーしました。そのデッキに採用されていた100円レアカード「夜帷の死霊」が大暴騰して10倍になりました。つまり、安いカードでも再評価で上昇する可能性がある以上、昨日の格安デッキしか議論の土台にならないのです。日曜日のお昼ごろの「国民を大事にしよう」と政治家討論番組とおなじなのです。
格安デッキのもうひとつの弱点とは誰にでもできることです。できるから、相場に大変脆弱だといえます。そして、格安デッキのライバル高級デッキの存在です。レアカードVSコモンカードの構図に見えますが、大国VS小国に例えます。私が思うに小国でも少数精鋭のレアデッキは可能だと考えています。しかし、大国を超える強国は「ハイローミックス運用」です。レアもコモンも両方使うのです。「ガンダム」「ジム」「ボール」を平行に運用する、ひとつの兵器が失敗でも分散しているのです。その戦略ができる国家はアメリカくらいです、そして、それができる現役プレイヤーもまた、指の数ほどでしょう。ですから、絶えず努力するプレイヤー存在するのに「格安デッキ」完成と大声(公で)でビラをまく事が恥ずかしくないのか?デッキビルダーの良心が痛くないのか?私は思うのです。

ディスった「格安デッキ」ですが、次回は「格安デッキ」核の部分をブログします。

登録タグ: 水曜日の斜め上TCG論 

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テーマ:投稿日時:2013/10/23 22:36
TCGカテゴリ:
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現在“2件”のコメントがあります。
ファンシーフォレスト MURA さん [2013/10/28 00:32]
かなり細かい事ですし記事と関係無いのですが、「夜帷の死霊」が暴騰したのは、「青信心」が流行って行く上で「黒信心」側も「夜帷の死霊」が使える事に気が付いたので、2つのデッキに対して需要が高くなったからですね。
「青信心」自体がメタられても強いデッキですが、メタられ嫌いなプレイヤーも多いのですが「黒信心」にも必要になると、そう言うプレイヤーにも需要が高まってなったんですね。
標準のアバター あかハゲ さん [2013/10/29 17:22]
コメントありがとうございます。
「夜帷の死霊」はシンボル縛りでメタ返しができないリスクがありますが、 「神々の軍勢」「ニクスへの旅」の次回セットで「信心」の追加を期待してます。そして、代替カードがありません。振り返れば……先物買いのカードです。ただ単体ではわかりにくいカードで放出するプレイヤーもいました。「夜帷の死霊」の扱いでプレイヤーの考えがわかる、ある意味恐ろしいカードです。