TCGは相手のライフを「0」(数字)にするゲームですが、漫画やアニメ世界では確率論やライフ計算は報われないの負けパターンに陥ります。現実世界の私達のデュエルやデッキ構築でも計算から勝利を導くやり方は非公開情報が多く直感だよりです。そして、漫画やアニメの勝利シナリオは、相手の手札やデッキを論破してカードを叩き込みますが、私達は卓上でさえも論破できなし、ドローを信じることもできません。結果がわからずカードプレイを続けることを私は「じゃんけん」だと捉えています。
TCGを「じゃんけん」の例えはとても乱暴ですが、ライフを「0」にする道のり(目標)は濃霧を歩くようなものです。身近な目印を見つけ歩けば、誤りに気づきやすく、回り道でも確実に到着できる手段なのです。つまり、TCGは「じゃんけん」を勝ち続ければクリアーできる方程式が組み込まれているのです。
TCGの「じゃんけん」をMTGで説明すれば「クリーチャー」「除去カード」「除去できないカード」となります。さらにマナの量でサイズや効果が変化するので、大小色々さまざまです。そして、同じカード種類でも相性があるので、そこでも「じゃんけん」が存在します。おなじ「グー」でもあいこにならない場合があるのです。マナがある限り、カードが尽きない限り連打することができます。例えば……早い段階で「グー」を連打して、相手の「パー」打たす時間を与えないデッキ戦術(速攻ウィニー)も「じゃんけん」戦略ならわかりやすいと思います
TCGはカードプレイの同時出しが存在しないので「後だしじゃんけん」になります。その対処は時間的猶予がありますがリソースの損失がともないます。「クリーチャー」←「除去カード」←「除去できないカード」←「クリーチャー」……を繰り返して相手のライフの「0」する。これがTCGの骨格なのです。
次回につづきます。
登録タグ: 水曜日の斜め上TCG論
テーマ: | 投稿日時:2013/11/13 21:24 | |
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