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マニア問題について その3

昭和を知る世代は「マニア」は社会不適合者もしくは犯罪予備軍のような偏見がありました。特にホラーマニアの扱いは酷いものでした。日本のホラージャンルは「117号事件」で壊滅し、他の「マニア」は地下にもぐりました。
あの事件を知らない世代が生まれ、あの偏見がなくなった今、「マニア」はわたし達ひとりひとりのプライベートの影の時間に這い上がりました。
不況の中メーカーは、その影の時間をマーケットとして開拓しました。その結果、「マニア」が商品を追うことから、入れ替わり、マニア向け商品が私達に襲いかかりました。
わたしの記憶が確かなら……マニア向けの商品はとても少なかった。ですから、「マニア」は日常品や身近なものに労力を注いだ。その結果、外野からは「どうしてこんなものに……」と理解されずマニアは孤立化しました。
ところが、今、マニア向けの商品があふれて、それを買うことに他人の理解は必要なくなりました。所有したうれしさを自分自身で消化できるのです。空腹になったら、また、新しいものを買う、それを繰り返す。さらに、大多数の人も繰り返した。その結果、マニア向け商品の連鎖反応が起こりました。
さてTCGですが……旧「マニア」向け商品の卓上ゲームから、TCGは分離独立して脱「マニア」が起こりました。ところが、今ではマニア向け商品が多すぎます。ゲームにとってマニア向けの偏りは停滞以上に深刻な問題です。メーカー側は卒「マニア」でてこ入れを試みますが難航してます。その理由は卒「マニア」のゲームシステムを構築しても、カードクリエイトが他のマニアジャンルの間借りでシステムと真逆のマニア向けになりました。その綱引きはカードクリエイト側のマニア側に引き込まれました。反対に、間借りしないオリジナルTCGでも無秩序無計画のカードクリエイトでドーナッツ化現象に似たスラムが生まれ、「マニア」だけがひたすらに消耗してます。
小売店もプレイヤーも卒「マニア」の行動は散発的にあったと思います。しかしその連鎖反応の炎があまりに大きく、複雑すぎます。自然鎮火もありますが、その光景が焼け野原だった時「こんなはずじゃなかった……」ではあまりに悲しすぎます

登録タグ: 水曜日の斜め上TCG論 

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テーマ:投稿日時:2012/12/19 21:10
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