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MTGシールド戦の進化論 その2

ゲームセンターには沢山の対戦ゲームがありますが、ゲームを引退した友人と遊べるゲームはほとんどありません
ゲームは腕の優劣を競い合うこともありますが、遊んで楽しむゲームもあります
MTGは競技性が強いゲームですが、シールド戦は友人と遊べるTCGに進化(良化)しました
MTGのパックはシールド戦をする前提でデザインしてます
昔もそうでしたが、さらに強化して……
定番のカードの導入
バニラクリーチャーの採用
クリーチャー能力はメリットのみでコモンはシンプルする
誰にでも解る(アドバンテージ)カードをデザインする
パック内のアンシナジーのシステム(キーワード能力)は見送ること
その結果、昔のようなプレイヤーの知恵と根性とやる気で楽しむシールド戦から、MTGの基本システムと勝つ方法を知れば、
フェアに遊べるシールド戦に生まれ変わりました
フェアとは……
エコカー(ハイブリットカー)の運転で、昔の免許だけどハンドル、アクセル、ブレーキさえできれば、低燃費(高効率)とカーナビでベテランドライバーと同等になることです

ところで、エコカーを代名詞のハイブリットカーはハイブリット未搭載のライバルカーより、速く加速することができます
同じエンジン性能なら別の動力を持つ車の方が有利なのは当然のことですね
しかし、ハイブリットカーで暴走運転は見たことがありません
その理由は、ハイブリットカーの「エコ演出」でドライバーが低燃費運転をするからです
私のような車マニアにとって……ボティーを緑色にするような「エコ演出」は否定しますが、ドライバーの運転に関係する技術として認めるしかありません
つまり、性能(スペック)もあるが、人のイメージづけも車と接する関連要素であることです

さて、TCGはテキストがスペックです、そして、人のイメージづけは「イラスト」です
MTGは「イラスト」から発展させ、それを「フレーバー」と呼びます
シールド戦はその「フレーバー」の舞台となります
「イニストラード」の両面カードを片面にテキストを押し込めば、ややこしいチェックリストカードを技術的に回避できました
だけど、両面カードはそのことよりも「フレーバー」(演出)のために採用しました
事実、シールド戦はその両面カードが初見プレイヤーの航海の北極星になります
裏返る演出(フレーバー)が、パワーバランスのターニングポイントで、そのコントロール握れと直感で教えます

私の記憶のシールド戦はミスや失敗の連続でした、成功したシールド戦は一回くらいしかありません
私は慣れているから気にはしませんが、誘った対戦相手は私の大切な友人です
フレーバーでゲームのコアを伝えるデザインは、ある人にとっては余計なことかもしれませんが、これが欠かせない人も忘れてはいけません

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テーマ:日記投稿日時:2012/02/15 21:40
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