みんなの願うこと。僕の思うこと

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プロスポーツ=戦術=TCG

プロスポーツは高度な戦術を用いて勝利を追及します
そして、その戦術論は観客に夢や期待を与えます
「戦術」とは勝利を目的とした作戦です
集団スポーツで各選手がばらばらに走ったら勝利へのベクトルは定まらないでしょう
「戦術」とは、決まりごとや役割を選手に与えて、勝利を目的にした強固な組織を作り上げることです
選手を組織化することは、自主性を奪うことかもしれませんが、選手がどんなに優れていても、できることや与えられた命令はひとつのことしかできません
そして、戦術を理解した選手はなすべき役割を見つけやる気が生まれます

TCGのカードはゲームに勝つための駒(選手)です
その集合体であるデッキが「紙の束」OR「勝利を導くスペルカード」は戦術の有無です
カードは「できること」しか明記されていません。だから複数のカードで「できること」をジグソーパズルのようにはめ込んで「できないこと」の空白地帯のゼロを目指すことが戦術の一部だと思います
もちろん、類しているカードをまとめてより先鋭にすることも戦術の楽しみだと思います
デッキに戦術の考えが定着して、カードとカードのガチンコ戦からデッキとデッキの組織戦に変わりました
カードの評価も個別スペックからシナジー評価が加わりました
妨害カードはどのように相手の戦術を頓挫できるか検討するようになりました
つまりは、私達の身近なカード話が戦術論だったわけです

プロスポーツの戦術活動はTCGにも有効です
1つはボールキープ率です
ボールの確保とは攻撃の継続であり主導権の維持なのです
TCGの主導権の維持とは「ずっと俺のターン」と言いたいところですが、これではゲームになりませんので、優劣性に置いて綱引き合戦と言い換えます
優劣性はターンの進行で3つに変わります
序盤はマナ(コスト)、中盤はカード、終盤はライフと変化します
相手より多く獲得して相手より速く移行することを目指します

次に数的有利です
ゲームに参加できる選手は自軍、相手軍とも同じです
フェアのゆえに釣り合いを壊す戦術が命題になっています
TCGなら「無限ドロー」と言いたいところですが、自軍に遊び駒をつくらないこと、相手軍に遊び駒を強要できれば数的有利が達成できます

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テーマ:日記投稿日時:2011/05/31 23:19
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