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私が思う 過去の記事MTG「日本勢は、なぜ勝てなかったのか」について その3

『日本勢は、なぜ勝てなかったのか。』の後半は、ライターの告解(懺悔)です
ガチンコ宣言の前文があって、今回の記事の限界をやさしく、解りやすく説明してます

日本経済全体が低迷してますが、個人で認識できるには限界があります、方法論としてGNPなどの経済統計を見れば解りますが、統計がない場合、今回のように困難をきわめます
自然の川に例えれば、川辺に立って川の流れや川幅が見れますが、その本流の規模や未来は神の目に頼るしかなのです
さらに、社会科学は自然科学のような統一理論はまだありません
つまり、真っ暗な部屋で立っている大きな像をペンライトで目視する原始的な観察しかできないのです
一部の情報(ライターの文)で全て(日本MTG界)の理解して変革を試みる、それは難解で哲学の領域ですが、ネット社会における個人発信の情報化が進めばいつかは(すでに)表面化する問題です
さらに結果を目指せば、MTGの大きな大会で日本勢が復活するなんて途方もない行為です
『日本勢は、なぜ勝てなかったのか。』を読んで自分が日本勢復活の先頭に立つんだと誓う人はだれもいませんでした
日本勢の復活を煽る文章でもありませんでした
日本勢の衰退から日本MTG界の現状を個人の目線で論じているだけです

そのやり方が胸に響きました、プロの結果なんか知らないと切り捨てたほうが楽だけど、オタク第二世代(アカデミック志向者)固有の意地とか使命感で知らんぷりができないのです
ゲームやアニメを追いかけ続け、それを正当化するために理論武装して周りの偏見を必死になって解こうとした青春時代、だけど時代が流れて、個人の嗜好や考えが自己結論できる風潮になりました
アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の「高坂 桐乃」が「○○ゲームが好き」の感情論で正当化できるようになりました
だから、オタクが理論武装して活動した、私たち世代だけのいい思い出だったと納得してました
ところが、『日本勢は、なぜ勝てなかったのか。』を読んで、私たちの世代が必要とされていると思ったのです
勘違いでもいいのです、警戒放送が誤放送だったまでのことですから

『日本勢は、なぜ勝てなかったのか。』の文法が誰かを批判して、規制を訴えるだけなら記事として見栄えがいいのですが……
必ず反動があって物事や人の心理が悪い方向に流れてします
リスクよりも書きたい衝撃を抑えられないなら、見える物から「科学的見解で」臆することなく膨張することもなく話すこと、それは誰にでもできそうだけど、できないことだと思います

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テーマ:日記投稿日時:2011/05/01 22:20
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