はいぱぁ・すくらむ・こんばぁじょん

バイオロボのデッキで強いの組もうと思ったらさあ、要点は２つだと思うんだよね。
１つは早くラッシュする事。
青で６パワーで２体合体なんだから、10ターンもかけずに(最速ならそれこそ５～６ターンで行ける勢いで)ラッシュして、場合によってはお代わりで２体並べるぐらいにサクサク手を進めるスピード感が必要って事。まあ実は、単純なラッシュ速度(ターン数)を速めるだけでなく、速攻にロックかけちゃってそれからじっくり準備して合体する手もあるけど。
もう１つはコマンドを補充する事。これは青緑(青多め)で組んでギミックを入れるか、(ほぼ)青単で組んで、コマンドチャージを多めのプレイ、代わりに構築段階でパワー加速のギミックを放りこむかの実質２択。パワーやコマンドが増えればそれだけ１つ目の早期ラッシュにも繋がるし、効果のバイオ粒子斬りを使った２点ストライクor格上ユニットの撃破こそが、バイオロボの本領ですからね。効果使った為に翌ターンに息切れしたり、息切れするのが嫌で効果発動を躊躇するようでは使う意味がない。
とまあ、考える内容はシンプルなんだけど。

案外枠が足りなくなるものです。
早出し考えてたら犬(アイシー)必須ですから、ロボとパーツと犬で４種がこの時点で確定。
枚数に直すと８～12枚ってとこですね。となると残り枠は30～33枚、各３積みで10～11種です。

この残り枠で、(青緑で)コマンド加速又は(青単で)パワー加速のギミック入れるのは案外骨。
加速出来ても手札が追い付かない、(ロボのパーツ用の)ラッシュコストが確保出来ないとなってはまるで意味をなしません。
犬に頼らず素でロボを出していく(犬はあくまでもサーチ目的)にしても、４パワーＳユニット３体で２号、５パワー同２体で１号をラッシュしてようやくロボです。
１ターン目にコマンド置いて０パワーのＳユニットラッシュ、以後加速無しでパワーを毎ターンチャージすると、５ターン目、３パワー１コマンド、Ｓユニット４体から４パワー目をチャージですか。手札はＳユニットをラッシュした分減って残り２～３枚。
ここで２号をラッシュ、次の６ターン目にコマンドチャージして、Ｓユニットと１号をラッシュすると完全に手札切れです。

つまり、序盤の６ターンに毎回チャージしていてはロボがラッシュ出来ないばかりか、手札もなくなる、パワー(又はコマンド)加速はカード効果で山札からする必要があると。

逆に例のパターンでいえば、青コマンドがもう１つと、手札にロボがあればラッシュできたのですから、その余裕を作るだけの加速ギミックがあれば、その分手札が温存できたと言えましょう。

前環境において、最も安定していたと思われる型は加速デッキ。
２ターン目(０パワーコマンド２)からキャストオフを繰り返し、５ターン目開始時にコマンド２、パワー５。手札は５ターン目のドローで４～５枚。場に各種ライダーフォームが３体。ここでコマンドチャージして、バイオジェットのどちらか、アイシー、ロボと出せば合体できます。
手札状況によっては、やはりコマンドチャージからディエンド(レア版)、ディエンド効果でパワーのマスクドフォームをラッシュしてキャストオフで、ライダーフォーム５体＋ディエンドにもできるでしょう。
この場合手札はチャージとディエンドの２枚しか減りません(残り２～３枚)。
次の(第６)ターンにパワーチャージすれば、ディエンドで呼んだマスクドフォームをロボ(のパーツ)のコストにする事も可能です。

が、このデッキ、カブトライダーをとにかく積み込むので、それ以外のカードは殆ど入りません。
４種類…カブト、ガタック、ドレイク、サソードでもＭＦ、ＲＦとで24枚になるので、ディエンド入れたらほぼ枠いっぱいなのです。
で、自分はここに追加でパトアーマーとデモスト入れてましたから。パトアーマーでキリカゲ等、デモストでマジエルやケガレシア等を処理する為ですね。


でもこうなると、新カードを試す余地は０に。

別の手段のデッキでなくては、新生ゴーオンウイングスやタイムファイヤー、シャイダーにスピルバンを試せない。
とは言え、加速よりはマシにせよ、どのタイプ使っても「余計なカード」はバランスを乱す異分子なのでした。


ううっ、悔しいよう！