地球環境カードゲーム「マイアース」発売! 地球守護プレイヤーと環境破壊プレイヤーが『地球の未来をかけて戦う』新感覚トレーディングカードゲームが登場だ!地球環境カードゲーム「マイアース」は全国の丸善、書店・大学生協等で販売されていてり、小学校等... |
噂は耳にしてましたが、遂に発売ですか、地球環境をテーマにしたTCG・マイアース。
遊びながら啓蒙できるって着眼点は良いと思うのです。
ゲームとして面白いのかはルール次第なんでなんとも言えません。
なんでTCGにしたのかは大いに不満なのです。
Tの付かないカードゲームなら不満は無いのですが。
花札とかタロットとか、世に存在するカードには拡張性のないタイプの物も存在します。
と言うか、人類の歴史上、ゲームと呼ばれるものはスポーツやらボードゲームやら色々ありますが、それらは長い歴史の中で、特化というか純化というか洗練というか…削ぎ落とす方向に進化のベクトルが向いています。
軍人将棋より本将棋やチェスの方が駒の数も種類も少ないように。
タロットが、ゲームとして利用する分は小アルカナのみとしてトランプになり、占いとしては簡易型として大アルカナのみを使用する形が一般化して分割した様に。
バレーボールがサーブポイント制からラリーポイント制に、9人制から6人制、更にはビーチバレー(2人制)が産まれた様に。
一見するとルールが増えて複雑化した様に思えても、サッカーのオフサイドルールの改正は引き分け減少の為、ボクシングの反則規定は拳のみで戦う為。
よりシンプルにってのが、遊び文化の基本だったのです、少なくとも20世紀半ばまでは。
TCGと言う存在は、いわばベクトルに逆らう鬼子であり、その推進力は自由を旗印とした資本主義の考え方。
需要と供給で適正価格も決まるんだから、企業は売れるものをドンドン提供すれば良い。
魅力がなければ消費者は購入しないから値が下がるなり製造元が倒産するなりして、社会全体としては成り行き任せが結果オーライを産むだろう。
という訳で、メーカーは次々拡張していくタイプのゲームを出して、売れると見たら次々新弾出して、カードにレアリティ設けてユーザーには必要数以上の購入を仕向ける。
ダブついたカードをその場で捨てる様なユーザーがいてもお構い無し。
いわばエコからは程遠い存在だと思うんだけどなあ。
かなり皮肉なゲームだと思うのです。
まさか慈善事業として、売上で環境保護について何がやるつもりなのかしらん。
ちなみに、否定的な事を書いたにも関わらず自分はTCGプレイヤーですし、環境保護だ、エコだって叫びに迎合する気もないです。だって胡散臭いから。
カードゲーマーって人種は、原罪の様なものを人より余計に抱えている、って自覚が有ればそれで良いと思うのです。
人類は、格好つけてても動物なので、他の命を奪わなきゃ生きていけない。
自身の肉体ではなく、環境を制御する方向に進化してしまった以上、文明を捨て、社会を捨てて生きることもできないし。
その力の源たる脳は、なまじ発達したのでストレスにな悩まされ、娯楽なしではいられない。
娯楽手段がたまたまよりエコじゃないってだけなので、やむを得ない事を余計に抱えた、それだけの事だと思います。
登録タグ:
テーマ:日々 | 投稿日時:2009/01/31 01:32 | |
TCGカテゴリ: マイアース | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2009年01月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |
ムノー さん | [2009/01/31 02:04] |
|
はあ、良かった…。 操作ミスで途中投稿して、慌てて加筆したのですが、肉の話があるなら大丈夫。 改めまして、コメントありがとうございます。 自分もお肉は大好きです。 野菜はあまり好きではありません。 食糧問題として捉えると、無駄の多い食生活です。 天罰てきめん、自分のお腹もたっぷり肉がついております(笑)。 |