私の言うことはタワゴトです。

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ちょっと聞けない話をした

ウチのお客様の中でレンジャーズストライクをいまだに遊んでくださるお客様がいらっしゃいます。

ウチとしてももはやパックで売れるような商材でもないですが
今まで買ってくださったお客様をむげに「サポートが終わったから」と放り出すことは到底できないことで
お客様が「もう飽きた。辞める」と言い出すまでは大会を行い続けます。

それはさておき、今回バンダイの方がいらっしゃるという事で
そのお客様が
「レンストのことははなしてもいいんだろうか」とおっしゃるので
「言わなくちゃダメでしょ!」と無理矢理来ていただきました。

もちろんその方も業態は違うもののショップの店長という立場の方なので
「売れないものをメーカーは作るわけがない」という常識はわかる方です。
それでも
レンジャーズストライクの終わり方にはずっと疑問を抱いていて
「なぜこうなったのか」
納得のいく答えを聞けずに数年間ももやもやし続けていらっしゃったので
良い機会だったのです。

で、ちょうどタイミングよく時間が合いましたので
急きょレンストの話。

で、なんでレンストはこういう事になったかという話では結果的に

「売れなかったから」という大きな前提がある。
たぶんある程度は売れたという自負はあったろうけど
コンテンツを扱う以上提供しているところに支払う義務がある。
それにこたえられなければやめるしかない。

でも、果たしてそれだけでいいのだろうかという話もある。

ユーザー側からしてみれば
これだけお金をつぎ込んで「頑張ってほしい」と願ったものが突然サポートが終了することに
やりきれなさは隠せない。

ではどうするべきか

お互いにできる限り納得できる部分を見つけるようにするしかない。
ユーザーもメーカーもそしてショップとしても。

考えてもみよう。
ユーザーは「終わるならそういってほしい」といっても
メーカーも「終わらせたいと思って終わるわけではない」という事だ。
ショップにしても
「このタイミングで終わるなんて」という話もある。


そう、
実はこの話は
「TCGの終わらせ方」の話なのです。
だから普通なら聞けない話なのです。

こういう話をメーカーに振ってみたのはある意味ありえない話であり
逆に言えば聞いてはいけない話でもあるのです。
あえてタブーを破ったのは
「今まで終わらせたTCGの数が多いメーカー」であるバンダイであり
そのバンダイが今後TCGを作るうえで
今までのTCGの終焉に関して何とも思わなかったのか等話を聞きたかったという部分もあります。
もちろん今のプロデューサーの方には「わからない話」でもあるのですが
その辺の話がメーカー内で蓄積されていないのかという話にもなるのです。

こういう終わり方をしたTCGがどうなったのか
そのユーザーがどのように移行したのか

正直に言えばショップがその辺の事情をきちんと与えておけばよかったという部分もあります。
たとえば鋼の錬金術師の場合
明らかにいいシステムであっても「鋼錬の終わりがそのゲームの終わり」というのが見えていた。
それに対してレンストの場合、まだまだ続いているゲームでシステム的にもやりようのある状態だった。
なのになぜだろうという状況がメーカーから発信されない以上ユーザーは消化不良のままになる。

実際いまだにレンストは遊ばれているし
100人規模の大会が行われ続けている。
オリカも作られ即売会などで頒布されてもいる。

たとえばそれらのお客様が「本当に望むのなら」再開は可能ではないだろうか。

これはディメンションゼロでも同じことが言える。

メーカー内でサポートの終了したTCGに対するデーターの蓄積がなかったというのは
想像はしてましたがその通りで
今後「頭の片隅に入れておいてほしい」事項であることをお伝えしました。

で、その後「TCGの終わり方」について与太話を入れつつ
今後メーカーにはこうしてほしいという
お客様のほうから具体的なプランをいくつかお話をしていただきました。
私からもメーカーの方にしても「おお?」というような話になり
「それならアリなのかも」という話になったり。
ただ、何分大きな話になったのでそれが具体的に動くのはいつなのか、それ以前にGOが出るのかという話もあるので
それは今後の与太話の中で明らかにしたいと思います。

それにつけても
バンダイ(バンダイカード事業部)は本当に変わりました。
凄いと率直に思いました。
確かに「いまさら」感はあるかもですが
この業界は最大手のコナミがしっかりしないせいで
いつも「こんなのがまかり通るの?」という状態でしたので
玩具大手としてのバンダイがそこに踏み込むことで
ブシロード、ブロッコリーも含め「これこそがTCGの王道」というパターンを作り上げていただけたらと。
その中での邪道や革新はアリと思います。
ただ、王道がふらふらしてはダメだと思うので。

今回はそういう話が出来て本当によかったなあと思ったのでした。

登録タグ: バンダイ  レンジャーズストライク 

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テーマ:TCG業界について投稿日時:2013/06/10 03:27
TCGカテゴリ: レンジャーズストライク  
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標準のアバター ki さん [2013/06/10 17:21]
偶然がかみ合ったとはいえ、もうすでに事実上終了してしまったレンジャーズストライクについてユーザーの意見を聞いてもらえたのはすごいですね。

私の中では、なんかいつの間にかなくなってしまったという印象しかなかったのですがこれほどまでのファンが見えない所で続けていたのは正直驚きました。

本当のファンというものは時間とお金と情報が揃っているということなのでしょうね。(だからこそ、こういう考え方が起きるわけで)