バンダイのカードゲームがまた終了のお知らせを発表。
終了といってもしばらくはサポートをするようですね。
http://www.carddass.com/gbf_tcg/
https://www.gundam-cw.com/products/closing.php
まあ、ショップとしてはいろいろと言いたいことはあるんだけど
もうバンダイさんのTCGを信用するというショップはごく少数になっていることですし
長く続けて遊ぶというより、いわゆるトレカのノリで
数十年後に「あんなのがあったなあ」と思い出す程度の価値にしかならないものと考えていいのでしょう。
それでもバンダイさんが怖いのは
「いきなりの復活」があるからで状況によって平気な顔をして売り出してくる。
それで消費者(特に
仮面ライダーやウルトラマンと同じ流れ。
いずれまたガンダムができ、そのコンテンツパワーを利用した商品が作られ消費される。
そもそも一つの商品亥長くかかわろうとしないというのは資本主義として当たり前というのは至極全うと思われる。
例えばオーメダルなんかえらい人気あったにもかかわらず
今はどうでしょうかということ。
ヤフオクを見ても一部の未開封プレミアムパッケージ品を除くと、まーえらい価格。
昔はすごかったんだけどねえ。
と考えるとトレカのような紙っぺらにどれだけの「価値」をメーカーは付与するのかというと
何にもつけてないわけですよ。
周りが勝手に勝ちをつけてゆき、結果大暴騰を起こす。
でも、メーカー自身にはそれでは利益が出ないので新しい商品を出す。
今度は別の商品が暴騰しそれまでの商品が大下落。
株よりわかりやすい流れ。
TCGの場合、新しいエキスパンションが発売されると昔のカードが生きたりする。それによる在庫の量から価格の変動が生じるものでもあるのだけど
バンダイはそれを完全に放棄したうえで商品を開発しているわけで。
ガンダムウォーをみても
「昔のレアカードが手に入らない」→「ベーストブースターを買いなさい」「エクストラブースターにいれましした。」だもの。
それだとシングルカードの意味がなくなるのでショップはその都度その価値をみなおすけど
そもそもベースドブースターやエクストラブースターに新規でさらに強いカードが入っているもんだから
新しく始めようとする人は結局「強いカードが欲しい」再録カードなんか一部を除いていらなくなるわけですな。
それでもコンテンツとしては楽しいものだから特に愛好家は買ってしまう。
これはどうやっても新規の入りづらい状況になるわけです。
まあ、だからこそどうしたらいいのかというのは
「そうしない」か「別の道」を模索するしかないわけで。
ショップとしてはどうにかして新しい道を模索するほかないのです。
そうしないと潰れちゃうからね。
登録タグ: 雑記
テーマ:TCG業界について | 投稿日時:2017/07/05 16:06 | |
TCGカテゴリ: その他のカード | ||
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