まあ、遊戯王の新弾の価格が崩壊しておりますね。
特にネット通販界隈からとうとう実店舗まで仕入れ値を切って販売しているところもありますが
実店舗がカードを販売するうえでやるべきことをやらないでやってはいけないことをやるというのはこれは先が見えないよなーと思うわけです。
そもそも最善手を打ったところで商売というのはうまくいくのかどうかわからないというのに
最悪の手を打つんだから目も当てられない。
だから表題のごとく
仕入れ値を切って販売するならショップをやめたほうがいいと
やや強めの発言になるわけです。
じゃ、どうしたらいいのか。
結論から言えば
「無理な量を仕入れない。」
「仕入れを失敗したら他のショップに助けを求める」
これだけでだいぶまともになると思います。
ウチも長年TCGを扱っていると仕入れの失敗は幾度もあります。
問屋さんを詰ってもよほど仲良くしてくれる問屋さんじゃないと返品とか受け付けてくれないでしょうし。
こればかりはなかなか何ともできないということで。
とりあえず月の仕入金額決めてやっていくという方法もありますが無難すぎて、たくさん売れたときに商品がないということになってしまう。
大きなところはこれをやりがち。
で小さなショップはそこで冒険に出るパターンも多い。
で、たいてい小さいショップは勝負に敗れて潰れちゃうんだよ。
小さいショップは何と戦っているのかね。
ウチはTCG業界を大きくするために戦っているので、倒れるなら業界が倒れたときと思ってやっているんだけど
だからこそ何をすべきかをはっきりさせておかないとショップなんてあっという間につぶれてしまうよ。
特に最近始めたばかりのショップは。
「ショップ始めました」というのは悪いこととは思わないし、逆に言えば歓迎すべきところと思っているのですが
問題は「だから自分の好き勝手にやらせていただきます」では正直周りに迷惑をかけているってことがわからんのかね。
さらに言えば価格競争のように
「大きなショップがこういうことしているからうちもこうする」では勝てるわけないじゃん。
資本力って言葉を知っているかということです。
小さいショップは小さいショップなりに考えてやっていかないと長く続けられないのですよ。
ショップを始めた以上ユーザーと違う視点で業界に貢献しなければならないわけで、業界に損失を与えるつもりならメーカーも問屋もいい顔をしないのは当たり前です。
そりゃ商売となった以上「利潤を出す」のは命題。
だからこそやるべきことというのは小さいショップと大きなショップでは同じルートで行ってはダメになるのはしょうがないということですよ。
私だって言いたくないんですよ。
「ショップをやめろ」なんてことは。
でも覚悟を決めた以上その覚悟に見合った働きをしてくれないと困るわけです。
もとより経営者になればブラックだろうが何だろうが自分が食べていくため、そして従業員を食わせていくために頑張らないといけないんですから。
ただ単に「安くしたらショップに人が集まるかも」という安易な考えでは
「実店舗なくして通販ショップをしたらいい」という究極の答えが出てくるのですよ。
そうではなくて
「実店舗だからできることは投げ売りすることではない」というのをきちんと考えて欲しいのです。
「ショップは楽にできそうだ」と思って始めたのなら今からでもいいからすぐにショップをやめてユーザーに戻ることをお勧めします。
セールでもなんでもないのに新作を安く販売されるのは扱う側として大変迷惑です。
せめてセールとかひと言入れてほしいですね。
ということでシークレットエリアで多くの皆さんが気分を悪くなることを書いていこうかと。
登録タグ: 雑記
テーマ:私的見解 | 投稿日時:2017/07/10 17:24 | |
TCGカテゴリ: その他のカード | ||
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