ネタデッキで勝てると踏んでたが、ガチデッキに完敗しました。って感じなのかなあ、女子フィギュアの結果。
現行の採点方式はベストじゃないけどベターではある訳で。
その枠の中でどうプログラムを組むかから勝負は始まってるんだよね。
浅田選手、ミスが2回ぐらい出ての銀メダルでしたが、たとえノーミスで滑ってたとしてもとても手が届かない大差で負けましたからね。
トリノ当時と、採点方式は大して変わってませんが、メダリストの挙げた得点は大きく違いますからね。
4年前は女子は190点台ならメダル確実、金もごく自然、って感じ(180点台後半の争い)だったのが、今回は銅メダルでも200点超え、優勝のヨナ選手は228.56点って男子と混じっても入賞しそうな異次元のスコア。
浅田選手がノーミスでも15点ぐらいの差がついたんですよね。スコア程の力の差はないと思うのですが。
前回の荒川選手の時も、ジャンプの難易度下げたりとか、勝負に撤した戦略も取った一方で、得点には繋がらないイナバウアーを入れる等選手自身のこだわりもしっかり入れて、それでなまじ勝てた事が、悪く言えば油断になったのでしょうか。
参加した選手自身が満足できるのであれば、別にメダルなんて無くても良いのですが、勝ちたいのであればそこからの逆算に専念して他のこだわりは捨てるぐらいでないといけなかったのかなあと感じました。
もっともそれで選手が日々の練習の苛酷さに耐えられるのか、とか、それで観客に感動を与えられるのかって問われたら難しいんですけど。
まあ、自分も偉そうな事言いながら、メタなんか無視して使いたいデッキで大会に出ては負けてるんですけどね。
注目を集めたスケート競技やカーリング、地味だったジャンプしないスキー競技やソリ系種目、前回に続き悪目立ちしたスノボ(笑)。どの競技の選手も、引退しないのであれば次の大会、来シーズン、更には4年後に向けての戦いが、オリンピックが終わると同時に始まります。
競技を続けるエネルギーの根本には、その競技が好きって気持ちがあるでしょうから、当然それぞれこだわりもある事でしょう。
そんな気持ちはお構い無しに、毎年の様に細かいルールが変わり、勝つ為には能力の向上と平行してルールに合わせた戦略を立てなくてはならない。
一見良さそうな戦略も、選手の個性にそぐわない(大抵の場合、日本人選手がパワー重視の戦略をとっても外国人選手には敵わない)なら無意味ですし。
個人とルールのせめぎあいの中で、ベストと呼べるバランスが何処かにあるのでしょうが、今回のフィギュアスケートは、その段階で何か間違っていたんじゃないかなあ。
ルールを変えるって方向性を含めて、団体トップの側が次回迄頑張って欲しいと思います。
ヨナ選手が「勝ち過ぎた」ので、次のオフがチャンスだと思います。スキー複合で日本が強過ぎたらルールが変わったように。実際フィギュアの採点方式の(小さな)変更は浅田選手が勝ち過ぎたからだしね。
力を持ってる競技役員の多くは、「結果の見えてる競技はつまらない」と考えるので。
男子でプルシェンコ選手も怒ってたし、次回の開催地だし、ロシア協会と上手いこと共謀してさ。
日本が強過ぎる事も望まれないだろうけど、弱くても見向きもされない訳で、今回の結果は日本の発言力って意味でちょうど良い頃合いに見えますから。
男女共に代表枠3人、全員入賞(8位以内)、メダル各1(銀銅)。
強いけど強過ぎない、世界をリードするのにちょうど良いと思いますが。
柔道とか野球はその点下手で損してますからね。
さて、選手個々の力量的に勝負になる競技と違い、世界的に力負けなサッカーW杯も近付いてきましたね。
残り期間が短過ぎて今更監督交代できないなんて言ってますが、残り期間が短いからこそ、元々予定していたオシム前監督を呼び戻して良いと思うんだけどなあ。
岡田監督、競技がサッカーじゃなく野球だったら名監督かもしれないと思うけど、今の日本代表には向いてないでしょ。
強いチームで確実に勝っていく能力はそれなりにあると思う(Jリーグでの実績)けど、弱いチームが力の底上げしたり奇襲しかけたりして格上と戦うって意味じゃ、ヘボ監督だと思うんだけどなあ。
日本はW杯出場国中じゃ最弱レベルですからね。
これが野球なら、元々優勝候補ですから、岡田さんタイプでも名監督足り得るんだけど。
ミーハーな1国民として、オリンピックは楽しめたけど、W杯は…。
まあ、斜に構えて競技団体(トップ)に注目しますかね。
どうしてもつまらなかったら無視して他の趣味に専念できますからね、外野ですから。
あんまり成績悪い…競技そのものよりも話題性で…様だと、文部科学省が口挟みだすから選手がかわいそうですからね。団体はしっかりして下さいね。
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テーマ:日々 | 投稿日時:2010/02/26 15:44 | |
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