第五回目です。
今までは美春側から見た考え方(構築とかプレイング)でしたが、今回は反対側から見た対美春について書いていきます。
まず最初にレシピです。中央はT秀吉。タグの時点でネタバレ
秀吉 4
翔子 3
美波 5
瑞希 4
愛子 3
康太 3
久保 3
秀吉獣 3
瑞希獣 3
31
試験 4
凹む 2
うたたね 2
貫通付与 2
納涼 1
11
バット 3
スタンガン 1
写真集 3
8
T瑞希翔子 4
チャイナ美波 3
チャイナ秀吉 1
康太愛子 2
10
外側が随分とやっつけな感じがしますが、全然使わないからこんな感じになっちゃいました。
では、本題へ。
今回はRR美春対策について考えていきます。
受けは完璧で攻めも激しいRR美春に弱点があるのか。勿論あります。
一つずつ考えていきたいと思います。
・焼き
バトル前にムッツリーニが裏になると、途端に受けが弱くなります。
平打ちでしたら別に問題ありませんが、貫通が3〜4本も立ってると流石に受け切れません。
これを笑顔の棄権で誤魔化せるのがRR美春の強みなのですが、肝心の美春までが焼きで落ちてるとどうしようもありません。流石に中央を起こすカードはバカテスに存在しませんし。
なので、バトル前に草壁と中央を落とせるような焼きには弱いです。
具体的な対策としては単体5点焼きをエクストラ→レベルアップと続けざまに中央に当てれば、耐久が10以下なら落とせます。RR美春の場合ですとL3までですね。
ただし、L4の場合は耐久が12のため、他に何かしらのフォローが必要になります。
他にも増量や逃げれ得ない末路、瑞希獣&美波獣のテキストを駆使すればそこまで難しいことではありません。
どちらかというと、焼くまでに相手の焼きメタを全部引きはがす方が大変だと思います。
写真集をいちいち引きはがすのは、一方的にアド損し続ける訳ですから結構しんどいです…
焼き3減少の瑞希翔子も場にあることが多いので、これは凹むしかありません。
(増量や末路ならその威力から一発で落とせますが)
・耐久減少
焼きに近いものがありますが、それよりも凶悪なのが耐久減少です。
耐久減少は裏になったキャラにもエンド時までその補正が適用されるため、一度耐久が0になって裏になったキャラはエンド時までは棄権で起こしてもその場でまた裏になってしまいます。
なので、どうにかして草壁の耐久を2点分減らしてしまえば、そのターン中は草壁ループを止めて殴る事が出来ます。
具体的には奇跡の代償やゲリラ豪雨を連続で2回撃ったり、上位さよを投下したりですね。…ちょっと非現実的でしょうか?
ツインエンジェルではRRテスラやRRダークフェニックスが簡単に耐久減による裏を取れるので、RR美春としては結構辛いと思います。
・速攻
美春のループが始まるのは基本的に5ターン目。つまり、5ターン目までに試合が終われば問題ありません。
こんなの対策でもなんでもない!と思う人もいるかもしれませんが、相手に合わせてメタを張るだけが対策というわけではありません。
相手のペースに持ち込ませないよう、此方のペースでゲームを終わらせることもまた1つの戦術です。
とまあ、偉そうに言ってみたはいいものの、これが一番簡単な対策なんですよね。
昔から低速デッキは高速デッキに弱いのが宿命なんです。
なので、4ターン目までにゲームを終わらせることを目標とした高速デッキ相手では、いくら美春側が多くの防御カードをデッキに入れてるとはいえ、序盤数ターンで何枚も握れるわけがないので、そこを狙って一気に攻め込みます。
それを体現したのが今回紹介したレシピになります。
後攻1ターン目にT翔子から試験召喚大会で瑞希の召喚獣をプレイし、次のターンはT瑞希美波のエクストラ→レベルアップで相手の山の半分を削るのを目標とします。
そこからは貫通量で押して、最終的には
中央 秀吉
友達 T翔子 瑞希獣 R愛子 瑞希美波
から貫通付与イベントを中央にプレイし、相手に受ける場所を考えさせなくするぐらいのダメージを一気に叩き込みます。
受けに必死になってると必然的に使えるハンドは減りますし、そうなれば5,6ターン目に入っても相手はループを始めることが出来ませんし、そしたらこっちの勝ちみたいなもんです。
ただし、プレイングは普通のデッキとちょっと違います。
まず、試験召喚大会は必ずプレイしなきゃいけない1枚なので、初手になければTムッツリーニで拾うためにも相手のアタックは全部通して下さい。メイド翔子みたいな感じですね。
で、一緒に瑞希獣が落ちればそのまま拾えばいいですし、無ければ更にダメージを通して下さい。
勿論、バットやスタンガンで落とせるなら必要以上に通す必要はありません。
ただ、返しに復帰できる見込みがない(久保や秀吉獣がハンド無い)場合は絶対に受けないで下さい。
このデッキの場合、キャッチしてダメージを減らすより、こっちから入れるダメージの方が多いと思います。
なので、変にキャッチするよりかはダメージを通して、それ以上にこっちから叩き込む方が効率が良いです。
この辺りを意識すると、あっさり4ターン目にはゲームが終わります。
ただし、ミラーをやると死ぬほどクソゲーになるので、自分はこういうデッキがあんまり好きじゃないんですが…
ただ、対策としてはちゃんと知っておきたいので、イヤイヤながらもちゃんとまわしてます。
RR美春側もこれらのことを考慮して構築を考える必要があります。
例えば焼きが多いのなら焼きメタの5枚目も視野に入れますし、もっと場に焼き減を置くのもアリです。特にバカバッカストライクは焼き減と5点焼きを持ってるので、ミラーにも強い優秀なカードです。
今のようにミラーを考慮する必要もあります。特に美春のテキストは自身のバトル中には使えないので、相手を全部曲げてから最初に中央で殴ると普通に棄権で起こされて受けられてしまうので、その場合は先に瑞希&翔子等で殴り、棄権で起こして来た場合は優先権が移った段階で先にこっちが適当なフレンドを曲げてその起こしてきたキャラを曲げる、といったプレイングも必要になります。
速攻に対しては中央自体が苦手とする動きなので、フレンドが従来の美春の場合ですとどう足掻いても有利はつきません。
なので、此方もフレンドを高速型にしたり、それこそ構築段階から変えていく必要があります。
今までの美春の解説は一体なんだったのか…ということになりますが。
固定観念に捕らわれず、秀吉&秀吉獣や瑞希&翔子を抜いてみることもまた1つ先のステップに進むのに必要な考え方だと思います。
今回は今までに比べると若干短いですが、これで終わりです。
焼きの考えは美春ミラーにおいて非常に重要なので、是非とも考えて欲しいです。
次回は今回の続きで、美春対美春における考え方について書きたいと思います。
最後の方に少しだけ書いた内容を、もう少し深く掘り下げていきます。
ではまた次回。
美春考察はあと1〜2回で終了の予定です。
テーマ:Chaos | 投稿日時:2011/12/28 18:27 | |
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