私の言うことはタワゴトです。

私の言うことはタワゴトです。気に障るようなことが書いてあっても頭の悪い人間が書いていることですので気になさらないほうが良いでしょう。スルーされることを推奨いたします。それでも気にしないという寛大な御心をお持ちの方のみごらんいただくとよろしいかと思います。※現在フレンド申請は顔見知りの方または業界関係者の方のみとさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。

カレンダー
<<2016年
01月
>>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最近のブログ
最新のコメント
お気に入りブログ

[2024年02月26日]
さん

あっち行ってこっち行って落っこちて(0)

[2022年04月11日]
さん

前略道の上後略(0)

[2021年03月01日]
さん

今日の敵は今日の友(0)

[2020年11月02日]
さん

LはLOVEのL(0)

[2020年05月05日]
さん

パスしたい話題(0)

[2019年10月10日]
さん

継続はかなり力なり(0)

[2019年02月13日]
さん

混ぜるぞ危険(0)

[2017年10月08日]
さん

曖昧三センチ(0)

[2017年05月19日]
さん

あの頃君は若かった(0)

[2016年12月04日]
さん

D-0 LCG化計画:ルール整備編(0)

ユーザー情報
とむやんぷ~
非公開/非公開
3日以上
ブログテーマ
TCGカテゴリ
このブログの読者
難民が増える

また新しいTCGの製作が発表されました。

「またかなあ」と思ってしまうのが正直なところ。
どうしてもメーカーとショップとユーザーのTCGに対する考え方の格差というか、乖離があるのですが

先日某グラブルの対応についてツイッタ-でいろいろ抱えているのを読み
私自身もいろいろ思うことがありまして。

結局多くのゲームメーカーは
「さあ、作ったぞ!買え!遊べ!」という状況で考えがストップしたままなのが非常によくわかる。
その状況から進んでないので
「運営すること」というのが今一つきちんとできてない。

TCGを製作するうえでそれを一番長く、「うまく」やっているのは一体どこだろうかということを考えてみよう。
そもそもTCGを作ろうと考えているメーカーはどこを手本にしているのだろうか。
最も「TCGについて考えているメーカー」はどこなのだろうか。

その部分を考えていかないとどんどんこの業界は厳しくなる。

ブシロードの木谷社長が常々言う「カードゲームはインフラ」という考え方はすごくいい言葉で
つまりTCGを「国」に置き換えてみる。

TCGが生まれ、そこにいろんな人が集まる。
これは宗教、または村や町が生まれて、徐々に人が集まる様に似ている。
TCGはユーザー(村人)が集まるにつれいろんな問題を抱え、それを解決するためにいろんな施策をするわけだ。
パックを買ってもらう(税金を徴収する)ために
ジャッジ(警察)を置いたり、カードショップを応援(役所を設置)したり
それによってカード(貨幣、紙幣)に価値が出てそれが流通する。

こんな当たり前のことなのだが
この国(TCGメーカー)は民主主義ではないで国民(ユーザー)に選挙権はない。
行ってしまえば絶対専制主義なので
国民に不満がたまった場合、国はどういう態度をとるのかと。
現実の国の場合
適当にガス抜きをする施策
・インフレしたカードを再販したり、イベントでプロモを配布する
または法律を変える
・ルールやカードテキストを変更する
などあるけど
それでも国民が離れていく場合、そして税金が徴収できなければ
「国を潰す=ゲームを終了する」
ということになる。

そもそもそのつもりでTCGの運営を行っているメーカーはいくつあるというのだろう。

もちろんメーカーも失敗するつもりでTCGを始めたりするつもりはないだろう。
それはわかるけどそれでうまくいかなければそこに集まった人々は難民となる。
難民といういい方はおかしいとは思うが
サポートが終了し、同じゲームを遊ぶユーザーが集まる場所がなければそれは難民とどうかわるというのだろう。
とはいえ、国境というものがこの業界には存在しないので本当の難民に比較するとそこまで深刻な話ではないにしろ、
きちんと運営できなかった国をよりどころにした国民はそれまでの資産が無価値になるわけだから
そういう意味においても似た状況かと。

例外的にしっかり運営された国をもち、そこおから他の国を楽しむという人もいれば、
ジプシーのようにいろんなつぶれそうな国やつぶれた国に思いをはせる人たちもいる。
そういう楽しみ方もあるわけだ。

さておきこれからどうしたらいいのだろう。
答えはいくつも存在するけど
いい王様をきちんと見分けることができるかという部分になる。
王様がダメならその副官、執政たちが有能であればいいだろう。
それが見分けられないなら?
国民がそれを見分けることができればそれに越したことはないのだが。
ショップは正直に言えば
「ユーザーが求めるから」
「メーカーが求めるから」
動かざるを得ない。

だからユーザーに対して、またメーカーに対して
お互いにこれからどうしていくのかを説明できるようにならなければならない。
それをしないTCGは欠陥があるわけだから。
欠陥があればそれは「今は良くても長い目で見れば大変なことになる」のは目に見える。
なにか欠陥があってもユーザーが増えていく場合もある。
ただユーザーは現実の国と違ってものすごく流動的で簡単にやめることもできる。
その際に「税金の徴収」はすごく難しくなる。

そういう風に考えてみた場合
今のTCGを取り巻く状況で
本当にユーザーのことを考えているメーカーはどこなのかを考えて見るのもいいと思いますよ。
「このグッズがどうしても欲しい」ということであればショップとして私もきちんと動きますけど
そのことで「扱うショップがクソ」というのは
そのコンテンツを好きなユーザー全員、それが少雨数であろうと多数であろうと
「敵に回している」ということを自覚していただきたいですね。

少なくともこんな状況が続けば難民は増えて、そして難民は他の業界に流れて、
TCG業界は小さいものになるでしょうね。

ゲームが生まれ出ることは何も悪い事ではないし、それ自体に罪はない。
悪いのはドコだろうね。
考えてみれば分かると思うけど。

登録タグ: 雑記 

あなたはこのブログの 1735 番目の読者です。


テーマ:私的見解投稿日時:2016/01/11 23:14
TCGカテゴリ: その他のカード  
表示範囲:全体
前のブログへ 2016年01月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ
次のブログへ
現在コメントはありません。