先日ブシロードのデジタルサイネージの話を書きました。
「マナー講座」の話。
基本としてこういうことは「続けなければならない」
四六時中、誰ともなしに。
「いい加減に飽きた」という言葉も出てくるのは判るのだけど
マナーに関しては「永遠に」誰かが言い続けなければならない。
だから大変な作業でもある。
そしてマナーというものは時代によっても変わってくるものでもある。
常識が何かのタイミングで変わることがある。
その「変わったとき」というのはいろんな意味がある。
遊び方が変わったり、常識そのものが変わったりという。
だからこそ「マナーの遵守」はルールではないところで言い続けなければ
「これからカードゲームを始める」という人にとってさらに敷居が高くなる。
敷居が低ければ「ちょっとやってみよう」と始める人が増える。
同時に「こんなもんか」と辞めてしまう人もいるかもしれないが
まず「触れてみないことには判らない世界」というのはえてしてそんなもの。
たとえば
ソーシャルゲームにおいて「無料で遊べる」というのは数多く存在するがその理由は「敷居をいかに低くするか」による。
そこでお金をいかに使わせるかというのがメーカーの思惑で
しかし、前提条件として「無料でも遊ぶ人が少なければお金を使う人の絶対数も少ない」わけで。
その部分で
Z/Xがその壁を超える方策として「フリーペーパー」を利用した無料でカードゲームを遊ぶ方法を
そしてラストクロニクルは無料でデッキを配布するという方法を始めたわけで。
それによって、多くの人が始められるようになるのと同時に
「マナー」が重要になる。
簡単に遊べてもルールだけ守っていても、マナーの悪い人がいればこれから始める人はすぐにやめてしまう。
あくまでも(ソリティアではない)ゲームというのは「コミュニケーションツール」のひとつであるわけだし
つまりマナーを知っていることが大前提であるはず。
なのにマナーそのものを「しらない」人も存在する。
なので常に新しいユーザーが増えることを前提にするならば
「マナー」を知っていただく努力を怠ってはならないということ。
そのためにメーカーやショップがやるべきことは商品を販売することと同じようにマナー遵守を喚起することがすごく大切になる。
ただ単に「販売することだけが大切」ならマナーなんか必要ない。
「売り抜けたらいい」だけだから。
つまりはマナー遵守を喚起しないということは
「ユーザーは金さえ出せばいい」と考えているということではないかと。
そういうことは自らの首を絞める行為である。
メーカーもショップもいい加減に目を覚まさないといけないのだけどな。
登録タグ: 雑記
テーマ:TCG業界について | 投稿日時:2015/06/29 18:14 | |
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