カードゲームではよく「キャンペーン」をやっております。
いくら買い物をするとプロモカードがもらえるとか。
配布方法も
例えばコナミさんのように
「300円毎に1パック」とかいうパターンや
バンダイさんがよくやる
「一回の販売1000円以上につき1パック」
「一人一回限り」
「配布数限定で」
とか、まあ、いろいろあるわけですよ。
で、その都度ショップとしては「これはこうだった、アレはこうだっけ?」とかいいながら配布するんですが
たまにカードを渡し忘れたりして
「おきゃくさまー」とかいって走って追いかけたりとかも(汗
お客様がお買い物の際に
「プロモありますか」と一声かけてくださる場合はこちらもきちんとお渡しできていいんですが。
ただ、
このプロモカードを
ショップが手に入れるための方法はメーカーによって変わるのです。
大体多くのメーカー、例えばポケモンとかがそうですが
注文数に対していくつショップに届ける
という方式がメインになっております。
つまりたくさんカードを注文した店はたくさんプロモをあげますよというかんじで。
またメーカーが何らかの指標を持ってプロモカードを配布する。
コナミさんやタカラトミーさんだと
「登録店、サポートショップ限定」というカードを配布している場合がありますね。
ところが以前のバンダイさんの場合
「トライアルスターターとブースターをある程度の数仕入れること」が条件となります。
これだとショップによっては
「ブースターしか売れない」ところもあるわけでその場合「トライアルスターターが残る」
ということ。
もちろん、トライアルスターターを販売する努力をしたらいいだけの話なのだが
トライアルスターターが完全構築デッキだったりして、更にそれがあまり強くない」のであれば販売するのが難しい。と思うショップも出てくる。
でもユーザーに対するプロモの配布方法は「1000円以上で~」なんてかかれていると
小さなショップではどう考えてもトライアルが残りそうなイメージがある。
となると本来なら
「トライアルを販売する努力をする」と思うショップもありますが
特に小さいショップではトライアルを捨て値で販売し、プロモカードにそのマイナス分の差額を乗せて販売するという方法をとるところが出てくる。
本来プロモカードの「販売促進」「おまけ」と言う意味合いから外れて
「それがメイン商材」となってしまう。
というかいまは全体的にそんな感じになってしまっている。
だからプロモカードが強くても弱くても、どこからも文句が出ることになってくる。
プロモカードってそういうものだっけ?と思ってしまう。
個人的にそういう意味では
MTGにおけるプロモカードは
「基本的に絵違い」なだけなのでユーザーには優しい。
無理にそれを手に入れなくてもゲームを遊ぶ分には支障が無い。
どこかで国産TCGは違う方向に変わってしまったという印象がある。
それはしょうがないことだけど
商売をする上で
「どこまでやっていいことなのか」
の線引きを決めるのがややこしくなる(苦笑
プロモカードには
「NOT FOR SALE」という文字が下に書かれている場合がある。
そのカードを「販売するのはあたりまえ」と言うのなら
なんか「うーん」と思う部分があるなあ。
「このプロモは買い取ったものだから良い」
というけど、それはどうやって証明するのだろう。
私は未だに悩んでいる(苦笑
たとえば大会に出ないともらえないプロモカード
と言うのがある以上
どうしても時間的な都合がつかないユーザーはプロモをお金で買うしか出来ない。
ウチの場合トレードと言う方法論を推奨していても
「今現在カード資産が無い」と言われるとうーんと思う部分もある。
ショップとしてプロモカードの扱いが様々なので
人によっては「お金で解決できるなら」と言う方もいらっしゃるかもしれないと思うと
どれが良いか悪いか
なかなか結論の出る問題じゃないよなあと。
でもウチとしては出来る限りメーカーの希望する方法でプロモカードをユーザにお渡ししたいと思うけど
でも、現状をメーカーはどう思っているのかなあと思うと
私自身も歯切れが悪くなってしまうのです。
登録タグ: 雑記
テーマ:日記 | 投稿日時:2012/03/15 15:55 | |
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