http://tocage.jp/blog/351/1308578462.html
のつづき。
で、twitterで書いていてなんか腑に落ちないなあと思ったのが
ウチのお客様とtwitterで書いている人の間の乖離が激しい。
なんだろうと思ってお客様と話をしていていくつか
「なるほど」とおもったこと。
ウチのお客様は古くからMTGをやっている。
つまり以前の禁止カード設定を知っている。
スタンダードでも禁止カードが出ることを知っているということ。
ミラディンの親和も知っていればウルザのメモリージャーも知っている。
新しく入ってきた人にもそういう話をするから新しく入ってきた人も「心の準備」ができている。
twitterを触っているMTGユーザーはそういうことを体験したことがない人が多いのかもしれないという話。
たとえば2chであまり騒がれていないのは
「それがMTGでは当たり前だと知っている」から。
つまり
以前のスタンの禁止カード発動が7年前だったことから
それに慣れてない人の拒否反応が出たのではという話。
さらに
スタンで使えないということに対し
「それこそマイノリティではないか」
つまり
「マジョリティを望むのなら遊戯王を遊べばよいのではないか」
「MTGは本来マイノリティであり、それがマジョリティに見えるだけ」
という話がでてきた。
この考えは私にもなかったので「へえ、そう思うのか」と思ってしまった。
実際ウチの場合
「ジェイスも石鍛冶も普通にパック剥けばでてくるもの」
という感覚を持っているお客様が多い。
シングルで買わなくても「トレードで出てくる」という感じでもある。
話をしたほぼ全員が石鍛冶もジェイスも必要数を持っている。
ほかのお客様がおっしゃるには
「今回文句を言っているのはショップと転売ヤーでしょ?」
といわれて「そう思う人もいるんだなあ」とも。
実際言われてみれば転売ヤーは今回すごく痛い思いをしているかもしれない。
まあ、こういう話は
「MTGのヘビーユーザーだから」ということだとは思いますけど
逆にライトユーザーにも聞いてみたら
「えー、そうなーんだ」という話。
「べつにいいや。」
といわれてさらに
「だって、買ったパックで遊んでいるから別にどうでもいい」
本当の「ライトユーザー」は禁止なんかどうでも良いんだなあと。
だって大会に出てこないんですから(苦笑
そう考えると今回本当につらい思いをしたのは誰かと思う。
もう一度書くけど私は
「再販のあるイベントデッキをプレミア価格にする必要を感じない」
と考えているのです。
定価で販売したら良いじゃないか。
石鍛冶の価値がさがるといっても黙っていても3ヵ月後には下がるんだし。
とはいえ、エクテン・レガシー環境下で使えるとなればそこそこな価格で落ち着くでしょう。
とりあえず個人的には
「禁止カードはないに越したことはない」
と思いますが
ミラディンブロックという禁止カードの出やすい環境だったからにはすぐにやるべきだったなあと考えています。
ただ、少なくともニコ生の放送をいくつか見ている限りはMTGプレイヤーの多くが「納得している」模様。
まあ、中には顔をしかめている方もいるんでしょうけどね。
でも、万人が望んでいる結果にはどうやってもならないんで。
石鍛冶が世に出てしまった以上。
禁止にしても制限にしても。
だったらショップはどうするべきか。
答えはおのずと出ていると思うんですけどね。
「MTGは扱いたくない」というショップも出てくるでしょうね。
まあ、それはそれでしょうがないともいます。
登録タグ: Magic: The Gathering 雑記
テーマ:私的見解 | 投稿日時:2011/06/20 23:47 | |
TCGカテゴリ: | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2011年06月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |