先ほどチェックしてたら
http://mtg-jp.com/publicity/001714/
告示日:2011年6月20日
発効日:2011年7月1日
マジック・オンラインにおける発効日:2011年6月29日
スタンダード
《精神を刻む者、ジェイス》 禁止
《石鍛冶の神秘家》 禁止
例外:イベントデッキ「消耗戦」に関しては、そのもとのままの状態であればスタンダードで使用可能なものとする。6月10日に発売されたこのデッキには《石鍛冶の神秘家》が2枚入っている。
ほほう。
で、店舗関係者でネガティブな意見がたくさん出てたので
twitterで書いたことをそのまま書き出してみる
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個人的にはジェイスと石鍛冶が禁止にならないという事がおかしいと思っていたので「やはりな」という気持ち。強くなりたいのなら「変化」を楽しむ余裕も必要。WoCを悪く言う理由にはならない。
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問題と思われるのは「変化に対応できないことをメーカーのせいにする」ことだと思う。そうすることは「石鍛冶」「ジェイス」に頼っていた事を吐露しているようなもの。ほかのデッキに対する可能性を自らつぶしていた証拠。
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これはあらゆるカードゲームにいえることでもある。唯一WoCの失敗は壊れているカードに対してのケアが遅かったこと。本来ならパリ以前にせめて「制限」をいれてほしかった。それによって環境はもっと変わっていたと思う。すでにWWKは生産がなくなっていたのだからそれでも問題なかったはず。
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しかし大人の事情があって「制限」ができなかったのならそれはそれで仕方のないこと。私のようなへそまがりプレイヤーが今回の禁止リストを見て「ニヤリ」とするだけ。しかし、考え方を変えてみるとこれは「いままで動かなかったカードが動くチャンス」でもある。
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もうひとつ、カードゲームで大切なのは「環境を整えること」。これはブシロードの木谷社長が常々言っている「カードゲームはインフラ」と同義。この環境という言葉にはいろんな意味がある。壊れたカードをのさばらせないということも環境を整える大切な仕事だ。
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そういう意味合いで「環境を整える」ということを遅ればせながらでも行なったということは評価に値する。サインカードでもなんでもないレアカードがシングル価格7000円オーバーのカードが存在することは「環境がおかしい」ということを如実に表現している。
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MTGのユーザーに対していろんな「遊び方」をアピールし、提供するには本当にいいチャンス。レガシー、エクテン、コマンダーとMTGはいろいろ遊べる。イベントデッキ限定ということなら石鍛冶も使える(苦笑。 それをアピールできるかどうかが鍵になる。
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スタンダードだけに偏った販売方法をとっていると小売店はそういう部分で変化を求められると極端に不機嫌になる。気持ちはわからないでもないが、それが自分の店の弱点だと教えてもらったと思えば勉強にもなる。それが「リスクマネジメント」のひとつであるんじゃないかと
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ほかのTCGでいままで「むやみに強いカードがしてきたこと」を考えてみる。バトスピのミカファールはその顕著な例だったと思いませんか?「イベントデッキ大量に発注した」という店舗さんには大変だと思います。大丈夫、ウチもそう(苦笑。だからこそここでがんばりましょう。
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という風に書いたけど
コレはもちろん私の強がりも入っている。
「売れているから」
しょうがないと思ってかなり発注しているからね。
売れているものを売らない商売はない商売ではない。
でも、売れる努力をして売るというのは必要なこと。
その努力をしているかどうか。
石鍛冶の強さは変わらない。
「使えなくなるじゃないか」
というのは
「スタンダードなら使えないだけ」
であり
MTGの価値はスタンダードだけではない。
レガシーでもコマンダーでも入れられる。
エクテンで石鍛冶デッキを回してみるといい。勝てないことはないはず。
スタンで石鍛冶が使えなくなったのが数ヶ月早くなっただけ。
そう思えば
「ならこれから使えるものを考える」ほうが有益じゃない?
私は日本選手権がたのしみだ。
それこそ「青緑憎悪」がデッキ上位を席巻するかもしれないから(笑
登録タグ: Magic: The Gathering
テーマ:私的見解 | 投稿日時:2011/06/20 15:42 | |
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