ツイッターで
木谷社長がしきりに
「アニメフェアに出展しないと出来ないことがある。」
と書いてます。
ま、個人的に東京都の某条例に対しては非常に気分が悪く思っているのですが
正直今の日本ではダブルスタンダードが当たり前になってきているし
とある方は「俺は右翼だ」とTBSを非難しながらTBSのアニメ見ているんじゃね。
まあ、政治に限らず。
とりあえず「回りが騒いでいるから一緒に騒いでいる」方が多く見受けられるのはある意味しょうがないとしか言いようのない事実。
それでいて本人は「いや、違う。私は私の正義で」とか言い出すもんだから始末が悪い。
とはいえ、それをも容認するのが私が常々言う
「表現の自由」
であると考えていますんで
たとえ「こいつ馬鹿じゃないか?」と思う表現をみても
「こいつ馬鹿だ」と見てはいけない。
「もしかするとこう書いている裏にはなにかあるのか」
「この角度で物事を見ると別のものの見方があるのでは」
と考えてからでいいじゃないかと思うのです。
自由というのは素晴らしいけど
「厳しいもの」なのです。
で、本題。
ブシロードが果たしてアニメフェアに出展するのかどうか非常に興味をもってました。
さらに角川書店が手を上げたアニメコンテンツエキスポに参加するのかも興味がありまして
なんか響がエキスポに出展するようで。
結果両方に出展するといっても過言でないか?(苦笑
まあ、なぜそうなったのかは企業側の目線で見る必要がある。
多くの「反対派」はそういう見方をすることがないと思える。
正直言って「参加しない」と「参加する」とではどちらがメリットが大きくデメリットが大きいか。
はかりにかけてみればいい。
私がもし木谷社長の立場だったらどうするか。
自分の主義主張はともかく
両方とも出るに決まっている。
もちろん東京都に「苦言を呈する」のも「参加しているから」なのだ。
フェアに参加していないものが「苦言を呈して」も東京都は聞いちゃくれない。
もちろん参加しても聞いてくれないかもしれないが
今だからこそ聞いてくれる可能性だってあるかもしれない。
今回参加して苦言を呈して聞いてくれなければそこでやめてもいいと思うし。
これはあくまでも私の考えで木谷社長の考えていることではないと思う。
更に深読み。
アニメフェアだからこそ出来る事も多くある。
海外から来るお客様である。
これは一般ユーザーではなく、業者である。
これは現時点ではアニメフェアでないと呼べない。
ついでにエキスポに足を伸ばしてくれるかもしれないが
それはついでである。
このチャンスを逃すのは商売をするものとしては失格である。
モチロン、そんなこと言っても何も出来ない私も商売をするものとして失格である(笑
戯言はさておき
そこを考えるのが一企業人として社長として当たり前と私は考える。
少なくとも「多くの社員を抱える企業の社長」であれば
そこを考えないわけがない。
おそらく苦渋の決断だったと私は思っています。
コンテンツの奪い合いになっている昨今、
そのさなかにありながら自社コンテンツを育てているブシロードだから
都条例に関して「無関心」でいることはまずありえない。
だからこその
「出展しないと出来ないことがある」
という発言になったのだと考えております。
何でも「反対」と唱えていればよいのではないのですよ。
それじゃ一昔前の社会党と変わらない。
問題は自分が与党になったとききちんとやっていけるかどうかが問題なのです。
反対と唱えるのも大事かもしれないけど
本当に大事なのは
「それを変える努力」のが何十倍も大事なのを忘れちゃいけないのです。
登録タグ: ブシロード
テーマ:私的見解 | 投稿日時:2011/03/06 04:39 | |
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