http://tocage.jp/blog/351/1299088156.html
の続き
さて、他のメーカーはどんな風にしているのか
きちんと書くと長くなりそうですが
正直店舗側から見るときちんと全てきちんとできているところなどありません。
ただ、「評価できる」「こんなもん」「話にならない」のいずれかになります。
「評価できる」と書かせていただきたいメーカーは
DCI有するM:tG。ウィザーズ・オブ・コースト社
ヴァイス・ヴァンガードと今ノリにのってるブシロード
の2社。
何故評価できるにしたのか。
この2社は飴と鞭がきちんと使い分けられています。
つまり、ちゃんとやればきちんとおいしい思いが出来る。
しかしちゃんとやらなければ痛いしっぺ返しがまっている。
この点にあります。
きちんとやればやるほど店もジャッジも思いがけないプレゼントがあったりする。
一般人にしてみれば、「そんなことくらいで」というようなものだろうけど
業界にとってはプラスになることをきちんと用意している。
DCIではランキングが存在し、その上位に入れば大きい大会に参加しやすくなる。賞金もある。だからきちんとやらなければことによっては損害賠償モンの騒ぎになる。
店もジャッジもきちんとやらなければならない。
ブシロードはきちんと大会を報告して残った景品をきちんと送り返さなければならない。プロモパックをいただけるのはきちんとやっているご褒美と考えている。
きちんとやってなければプロモパックをいただけない場合もある。
これらはメーカーとして当たり前のことである。
きちんとやっている店舗に対し褒美を与え、出来てなければ鞭を与える。
何もしないのに飴を与えるようでは駄目だ。
さらに要望をきちんとあげることできちんと返事が返ってくる。
「こうしたらいいのに」
「これは何とかするべきだ」
ということをメーカーが一体になって聞いてくれるし
その後きちんと「こうする」「こうしたい」「それはこういう理由で無理だ」と
返事がある。
返事がないのはなにかどこがで「行き違い」が発生しているためだ。
DCIはメールだとなかなかつかまらないが一旦きちんと話が出来れば懇切丁寧に聞いてくれる。
ブシロードも事によっては社長が電話に出てきたりする(苦笑
そういう意味においてこの2社はたとえ現状では多少思う部分があっても
いずれきちんとしていただけるであろうと評価できると考えているのです。
いわゆる聞いていただける態度がある。
ツイッターで木谷社長をフォローさせていただいているが
社員の方は大変だと思うが、正直これくらいのバイタリティをもっているからココまでブシロードを持ってこれたのだろうと思えます。
DCIもいろいろと紆余曲折があってここまできたんだと率直に思えます。
多くの問題を抱えつつもそれを乗り越えてきたのはユーザーとスタッフの力だと思います。
いくら「下火じゃないの?」といわれても、腐ってもM:tG。
たとえWoC社がつぶれてもおそらく3年は普通に動いているんじゃないかと。
それだけのパワーがM:tGにあると思ってます。
さらに
「評価できる」とした点は
DCIとブシロードはお互いに
「ジャッジ制度をきちんと明確にした」という点。
これはブシロードに関しては木谷社長がブロッコリーにいたからというのもあると思うのですが
これによってユーザーの「カードゲームに対する愛着」は格段に変わります。
故に愛着が強すぎるとややもすると「愛情過多」に陥る部分もありますが(苦笑
それでも愛情がないよりあった方がいいのです。
愛情過多になると「怖くなる」場合が多いのですがこのバランスがうまく出来始めているのが現在のDCIのジャッジでしょう。
まだ、ブシロードのジャッジさんには「ちょっとそれは・・」という話を伺った事もありまして(苦笑
あくまでも聞いた話ですよ(笑
とはいえ、いずれそれらも慣れてきたら笑い話になってしまう程度のことでしょうし。
同じ轍はDCIも踏んでましたからね。(苦笑
失敗したからこそ「学習している」と感じられる部分が常にあるのが
この2社といえます。
故に完璧なんてなくてもいいと思うと同時に
この「評価できる」ということはいいことだと思っております。
なぜなら下にもっと酷いところがあるからです。
この続きは次の「そんなもんだろう」と思われるメーカーについて書きたいと思います。
ちょっとずつ辛らつになると思いますが
期待しているからということで。
そんなもんだろうの下である「話にならない」のメーカーはおそらく書かないと思います。
どうせ悪口大会になるんで。
そんなわけでまたいずれ。
登録タグ: コラム
テーマ:私的見解 | 投稿日時:2011/03/06 04:03 | |
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