TCGとは関係の無い話ですが
店舗経営者、もしくは関連する方には耳に入れていただきたい話。
先日名古屋のバネストさんがいらっしゃいまして
お話をしていたところ
浜松のPCソフトショップが閉店すると言うお話を耳にしました。
メーカーさんの通販などを請け負ったりとなかなか商売の上手な店舗さんでしたが
売上げがどんどん落ちてしまい、とうとう廃業されるという話でした。
ウチの店は直接かかわりがあったわけではないのですが
もともとカードゲームやボードゲームも扱っておられたので
ウチの店にしてみれば先輩として良し悪しを別にしても陰ながらお手本にしていた部分もあったのです。
ゆえに小さなショップが廃業するのは見ていて非常に心苦しく思うのです。
直接話をすることは無いと思うのですが
廃業にいたるに当たっていろんなことを思われたと思います。
ビジネスモデルがうまく行かないという状況にいたった理由もある程度想像つきます。
商倫理の無い大規模ショップと渡り合ってきたようですが
結局矢尽き刃折れという感じなのでしょうか。
そう考えた場合、TCGはお客様とのコミュニケーションをメインに考える仕事と思えば
ある意味手の打ちようがある商売だと考えられます。
利は少なくともお客様ときちんと話をして
お客様が「この店なら」と来店されるわけですから
それで助かっているんだという気持が持てます。
1店舗独占の状況は恐ろしいことになりかねません。
そのことをお客様がわかるのであれば状況は悪くなることは無いでしょう。
「安ければそれでいい」
「高く買い取ってくれたらそれでいい」
という状況になれば
いずれ大資本が一店舗独占という状況を作るでしょう。
その状況は非常に危険です。
その店舗が何らかの理由でなくなれば「終わってしまう状況」になるからです。
そのためにも小さくてもきちんと運営できている店舗が必要となるしその数は多ければ多いほど良いのです。
そこでムダに価格競争をしてお互いをつぶしあえば
残るのは何もありません。
大資本が通ったあとはペンペン草も生えないことになります。
メーカーにはその辺を考えていただきたい。
またユーザーもたまには思い出して欲しい。
小売店はそれにあぐらをかかないで欲しい。
どれかひとつ欠けても
TCG業界はよくならないはずですから。
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テーマ:日記 | 投稿日時:2010/02/11 16:08 | |
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