私の言うことはタワゴトです。

私の言うことはタワゴトです。気に障るようなことが書いてあっても頭の悪い人間が書いていることですので気になさらないほうが良いでしょう。スルーされることを推奨いたします。それでも気にしないという寛大な御心をお持ちの方のみごらんいただくとよろしいかと思います。※現在フレンド申請は顔見知りの方または業界関係者の方のみとさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。

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TCGをやめるということ

先日
「もうTCGを引退する」という人がカードを売りに来ました。
あえて理由は聞きません。
こちらが聞いたところでどうしようもないからです。

いままで
「もうやめる」という方は多くいましたし
また戻った人もいれば、もうどこへ行ったのやらという人もいます。
まあ、それぞれに理由があるでしょう。

金銭的な問題
環境的な問題
人間関係とかもあるでしょう。

具体的には
結婚したとか
子供が出来たとか
職場が変わったとか
会社が潰れたとか
給料下がったとか
引越ししたとか

メーカーのサポートにキれたとか
メーカーのサポートが終わってしまったとか
メーカーの販売方法についていけないとか
店舗のやり方が嫌いとか
店舗の人間が嫌いとか
同じカードをやっている人が嫌いとか

まあいろいろと理由があるでしょう。

それでも奥さんににらまれながらカードゲームを続けている人もいれば
いろんな人とカードをシェアしながら遊ぶ人もいる。
全てコミュニケーション。
人間同士のやり取りや駆け引きをしながら遊んでいる。
それ自体面倒くさいことではあるけど
それは一番大切で一番面白いことなのだ。

だからこれらが理由でやめるとなるのは
かなりさびしいことだ。

やめるのは自由だけど
また再び始めるときのためにいくつかデッキを残しておいて欲しい。
そうしたら戻る事は容易だ。

でも
「勝つことだけをめざす」のなら
再び戻る事はしない方が身の為だろう。
一回やめて戻る事は「上を目指すもの」にとっては死活問題である。
もっともしばらくのリハビリで改善するとは思うが。
でも、できればやめることなく続けた方がいいと思う。

買わなくてもいいから
続ける事だけでいいから・・・。

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あなたはこのブログの 2473 番目の読者です。


テーマ:日記投稿日時:2008/11/24 01:34
TCGカテゴリ:
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現在“3件”のコメントがあります。
雪降る夜に 樹理 さん [2008/11/24 22:23]
1度、メーカーさんの出しすぎ等で止めた事があります。
カードの処分をどう処理しようか悩みましたけど、近くにカードショップが無い為売れませんでした。
その所為か手元に大量にカードがあり…カードがある所為かまた復活しました。
本当にきったとなったらオークションも利用していたかもしれないけど、コレクションで集めていた自分にとっては捨てられなかったのかもしれないです。
でも、その時本気で思っていましたからもし近くにあれば売りに行っていたでしょう。オークションは色々と面倒なのです。
アルド♀2nd arcturus さん [2008/11/24 23:09]
初めまして、ARCと申します。
「TCGをやめる」というフレーズに惹かれて記事を拝見しました。

私は10年程度TCGプレイヤーをしていますが、幾度と無く目にしたことであり、また自分自身「やめたい」と思ったことも一度ならずあります。

理由は、とむやんぷ~さんの例にもあった環境が変わった(進学、就活、就職、恋人)という点、樹理さんのコメントにもあるメーカーさんの出しすぎという点など様々ですが、私を含め周囲で一番主となる原因は「自身の将来に不安を持ったとき」ですね。

大会に出ているTCGプレイヤーの独身率、キャラ物TCGプレイヤーの年齢層と自身の状況を振り返り、このままTCGを続けるのは良くないことなんじゃないかと思いつめたりとか。ふと、自分の行動に疑問を持ったり。「TCGを続けるか否か」というのは、実はかなり重い命題だと思ってます。

ただ、TCGを通じて広げた繋がりは「コミュニケーションしながら遊ぶTCGならではのもの」で、社会に出るとなかなか得難いものだなと、最近は思うようになってきました。TCGに競技性を見て勝ち負けを求めていくのも大切ですが、こういった人との繋がりを大事にしながらTCGに関わっていくというのも、TCGの醍醐味の一つですよね。
福引犬 とむやんぷ~ さん [2008/11/25 03:42]
コメントありがとうございます。

よくある話とはいえ、ちょっとショックなことでもある話です。が、避けて通れない話でもありましたので
早めに自分のスタンスを示したい為にこのタイミングで書きました。

>樹理さま
地方ではなかなかトレーディングカードの専門店やショップがないために売り払う事が出来ないという事があります。
幸か不幸か浜松はこの狭い地方都市に5店舗の専門店があり、中古ショップを含めるとさらに倍くらいにはなるんじゃないかという、ある意味過当競争に陥っております。(苦笑

はっきり言ってウチみたいな小さい小売店はキッツいんですが
なんとかお客様がついてきてくださるのでナントカやっている感じです。
そんな中でやめていく方がいらっしゃるのは非常に残念でなりません。
カードを売ってくださるのは有難いのですが
整理しきれなくなって店のシングルカードは大変な状態です。

>arcturusさま
そうですねえ。
「TCGをやっていても将来が不安だ」というのは良く判ります。
TOPでいられるのは一握り。
よほどの事がなければTCGで食べていけるわけない。

しかし普通に遊ぶ分には問題ないはずなのですけどね。

ウチのお客様の中には親子でゲームをしている方もいらっしゃいます。
ポケモンとかデュエルマスターズとか
他にも恋人同士でMTGやD-0をやっていたり。
TCGではありませんがTRPGをやっているご夫婦とかもいらっしゃいます。
遊び方は人それぞれに工夫ができると思うのです。

独身率の高さは「業界の若さ」だと考えております。
MTGが生まれて15年そこそこ
D-0だって四年です。
プロがまだ少ない業界です。
将棋や囲碁だってプロは多くないのですから
これからTCGのプロが増える可能性は充分にあるでしょう。

私の考えるTCGの理想は
「親子三代で遊べるゲーム」ということ。
例えばおじいさんと孫が同じゲームを遊んでいる姿。
カードこそ昔のカード今のカードと差はあれど
同じシステムで遊べるTCGならなんて素晴らしいだろう。
と考えるのです。

TRPGやボードゲームなどでもかまいません。
コミュニケーションをとりながら遊べるゲームが最高だと思うのです。
ま、電源系ゲームもいいんですけどね。(笑

同人誌の感覚でTCGやゲームを作るのもいいと思うし。
そこに関わる心構えなどはこれから「私たち」が作っていけるので
そういう意味では「いま」は非常に大切な時期じゃないかと思っております。


黎明期から現在までの(現在の)同人誌が歩んできた道を
同じ様にTCGが歩んでいるような気がするのです。
同人誌の頃は「サブカルチャー」についてかなり逆風がありましたが
TCGはそういう意味合いにおいてまだ恵まれていると思うのです。

だから簡単に「やめる」といって欲しくないですねえ。