猫になって人間を飼いたい

GXT大阪のメタ読みは実は前回書いた内容とそんなに違わなくて
中心はまちがいなく黒ボードコントロール。
赤は仕上げるのが難しいので使う人で上位に残るのはいても一人か二人程度だろう。
ミラーを嫌う場合、黒に勝てることを前提にデッキを組むので青と黄が増えるが、青と黄でも黒に6割つけることは難しいので結局上位にはあんまり残らない。
個人的に青を仕上げるのが難しかったので強い青はそんなにいないだろうと考える。

だから7回戦の場合１～２回戦目までは何と当たるかわからないが
3回戦以降は黒、黄が多くなる。そういう意味では大阪で黄色と3回当たっていること自体は想定の範囲内だし、とにかく黒をメタる場合エイラロウからシャーマニックペイントをもってくるデッキが増えるのも予想の範囲内。

問題は絶対に当たると思ってた黒とまったく当たらなかったこと。

緑については黒に有利がつかなく、環境に増える青がきついのでほとんどいないだろうと予想して

使用デッキは　ミラーが少ない赤または白という結論。
環境に緑がいると予想する場合、赤と白はありえないので青一択になります。

では実際にデッキをみていこう

キャラ34枚
白同様、調整の結果の妥協点。やはり大事なのは３４という数字ではなく、赤２１、勢力放置打点１１、飛刀族２という割合。
メインファクターを２０からスタートしてどれだけ増やすか肝になる。23にしてキャラ３６や２４にして３８は初手のキャラ事故は減るが、軽ブレイクの枚数が減らせない以上キーカードを削ることになり、中盤以降のキーカードが引けない事故につながる。

ちなみに、今回の戦績をみると先攻５０パーセント、後攻100パーセントになっているが、このことからじゃんけんで勝ったら後攻を取るべきと考えるのは早計である。初夢エンジンという後攻からでも巻き返すためのギミックが入っていることと、攻めきられにくい赤でミラーゲームがすくないからである。ミラーゲームを考えたら問答無用で先攻有利である。
っていうかアクエリもファンタみたいにオフィシャルで先攻後攻の勝率とか色ごとの使用率とかアップしてくれたらいいのにね。ちょっとまえにえびさまがブログで頑張ってたけど、最近はそれもないし。閑話休題

個別にみていく
赤キャラ
精神０キャラが8枚　赤キャラは攻撃力が1しかないので勢力放置しにくい、キャラビートに使いにくいということで置物になることが多い。アイコン的にとられにくいので支配のしやすい０キャラをメインファクター要因にすることで他色ドローが支配しやすくなる。

ドローキャラが8枚　アイコン的にとられやすいメイド侍は除外、道場主はブレイク素体にまったくならないので入れるにしても2枚程度。今回は龍妹を入れたかったので入れないことにする。結果のこるのはブレイクの素体になり、とられにくい羅盤師と未亡人。

娘仙　軽ブレイク6枚分の素体になること、アイコン的にパワーがささってなくても取られにくいこと、いざというときのトゥクノンノの素体になること、ライストぶっぱされたときにアグレッシブがないので盤面に残ることなどから採用。赤キャラを２２にするなら枚数を増やして4枚にしてもいい。

龍妹　シールドなので生存能力が高く、竜神の安定した着地点になる。軽ブレイクに不竜女子高生を採用しているので素体を増やしたいということもあり投入。ただし、支配したときに強いかというとそうでもないので2枚が限界。

他色
ファーマシスト　布都巫女の素体にもなる。ほかは白のデッキ解説参照で。もちろん4枚。

スカジャンタイガー　おそらく多くの人が「その発想はなかった」というポイントと自負。アイコン的に素体になること、勢力打点になること、赤はビート要因がすくないので攻撃力３が魅力的だったこと、序盤のライストぶっぱを防げること、想定外の赤ミラーや緑あいてにアタッカーになったり、ラプラスのコストを上昇させたりすることができることなどの要素をぎっしり詰め込んだカード。4枚入れる予定がダメージソースを稼ぐために泣く泣く3枚に変更

飛刀族　黒を相手にとりあえず支配しておいて困らないカード。ただし竜神自体が黒メタになってるので枚数は不要。あと、万が一赤ミラーや緑を踏んだ時にシンクロして打点6以上をつくる要因。

カメレオンメイド　ブレイクの素体になるので採用。黒のドローキャラを採用したい理由は白デッキを参照。龍妹２＋スカジャン３＋カメレオン４＝９枚が3積みの不竜素体候補であり、枚数的にはちょうどいい。

ブレイクについて

琉球巫女　キャラはドローが強く、ブレイクはチャージが強いという理論に忠実に4枚。アイコン的に放置しやすい点もメリット。白で１F1Cよりも２F1Cのほうが優秀の場合があると書いたが、初夢エンジンに限れば１F1Cである必要がある。

布都巫女、不竜女子高生　ライストぶっぱが環境に存在する以上ドローを残したい→軽ブレイクにドローを採用しようは仕方ないかなと。アイコンバランス的に霊能者が２、ドラグーンが３かな。１F1Cのブレイクであることの意味のほうが大きい

女師範について　名古屋の時点では採用していたが、相手のウォリアーやアスリートをとれるメリットよりも取られないためにパワーをささないといけないわずらわしさのほうが大きかった。ので不採用へ。しかしほしい場面がちらほらとあったので軽ブレイクの構成についてはまだ研究の余地あり。


竜神とトゥクノンノ　ぶっちゃけ６５６っていうパラメーターがすでに強い。中心メタを黒と黄に据えてる以上はイニシアチブ5点の竜神優先。5枚目の６５６としてのトゥクノンノ採用。

スペルについて

初夢　初夢エンジンのキーカード。いやまぁエンジンとかいいながらようは3ファクターためて初夢でキャラクター対象にするだけなんですけどね。手札1枚で3枚以上の補給点数に変換できるので黒の補給力の高さに対抗する手段であり、キャラだけをピンポイントにデッキから抜いていくため、次のターン以降でのキーカードを引く確率もあがる。という点がエンジン。また2枚目以降も状況に応じて高確率でほしいものの交換券になるので腐らない。ただし、使うに当たって、見えている情報からだいたいの期待値計算は必要。理想としては初手に軽ブレイク1枚と初夢もしくは軽ブレイク2枚があり、赤ファクターとパワー２を盤面に用意し、勢力放置。次のターンに勢力からブレイク素体がでて3ファクター確保してキャラクター対象初夢で3～4枚補給点数ゲットしつつドローをたくさん支配。4ファクターで構えて次のターンに濃くなったドローで竜神を引くなんてことができれば後攻でも問題なく勝てる。

霊峰結界　どんな相手だろうが1ターン動けないぜっていうのはとっても強いなって。ノーチラスが出てる黒あいてにノーチラスにパワー集中をさせないけん制カードであり、万が一踏んだ赤ミラーや緑相手に耐久６の相手を封じるカードであり、状況によってはファストタイミングで勢力中に使用して相手のパニアサなどのコストを払えなくする使い方も必要。

煉気術　0コストでいろいろできる万能カード。序盤のキャラビートを２１３でキャッチしたり、２３１が２３３になってどこのダークロア？みたいになったり、２（２）１が２（２）３でWiz-domより優秀？ってなったりする魔法のようなカード。また、竜神たいさくにミラービジョンや精鋭天使やバインドとか言われても耐久８を用意して相手を黙らせることができる。ライストやノーチラスにたいしてはカウンター的要素もある。だまって４投。ただし青相手にはパワーカード候補筆頭になる（笑）

十字祓　どうしても切りたいのはパニアサとミラーのときの霊峰結界だけなのでお守り程度に2枚入れる程度。引いたときに大事に握っていれば必要なときには使えるし、ブラフをうまく使って相手に持っていると錯覚させることが大事なのはミラービジョンやノーチラス、ソニブ、幽体と同じ理論。

以上デッキ解説終了。
動かし方は解説やレポをヒントに実際に組んでみて回してみるとわかると思う。


最後にGXT東京予想

今回の大阪の結果を受けてエイラでペイント引っ張る程度では黒に6割くらいしかつかずむしろ他の色に弱くなる、かといってミラービジョン4枚でも間に合わないから黄色はいい加減無理、と気づける人が増えるといいね。

そしてこのブログを読んで赤を使うひとが増えてくれるとうれしい。

そのうえでまだ時間はあるのでちらほらと強い青を煮詰めることができた人が増えてきて

環境はボードコントロール黒が４割以上、赤が２割、青2割、その他２割
くらいになるといいね。

ちなみに白デッキは青には有利がつくけど、緑や赤相手に詰んでいるのでよっぽどあたり運がよくないと東京では厳しいかもしれないね。

まぁ、赤や緑がほとんどいないなら白でいいとおもうけど。

あと、友人がレポ書けたらしいのでリンクとばしておきます。
http://tocage.jp/blog/7945/1339336086.html

レポ読んだらわかるようにパニアサ2発くらってもプレミしなければ黒に勝てるとかいうイミフな強さを発揮しています（爆）


そんな感じで解説と環境予想は終了。最後は疲れたからｇｄｇｄだったね。

もう完全にGXT東京は他人事なので、質問とかあったら遠慮なくコメント欄にどうぞ。たぶんなんでもこたえます。では、参加される方は頑張ってください。






さぁ、ファンタズマゴリアやるぞーーー！！！