猫になって人間を飼いたい

というわけで、友人に持たせた白デッキのレシピ。
メタ読みについては赤デッキの解説のときに書くので、こっちではデッキ解説のみ。


キャラクター枚数３４

調整していった結果としての妥協点
むしろ、白２０、勢力放置打点１２、連鎖で＋１できるキャラ２
という割合が大事かもしれない。事故が怖いなら本当は白を２２にしたいけど、
ほかの色と違って白はパラメーターが弱すぎるのでダメージソースを削ってキャラを増やしても勝てない。

白キャラ

精神０が８枚。繰り返しになるが、白はパラメーターが弱すぎるので、支配しやすさが大事になる。また、リペアラーは黄色以外に、マッサージャーはほぼとられにくいというメリットもある。

黒猫急便　支配１ドローは支配した瞬間に限ればチャージやドローよりも補給点数は高い。ただし、ターンが増えるにつれて補給点数の差が開いていくのは事実。しかしもっと大事なのはワーカーとワータイガーがとられにくいので放置しやすく、シールド持ちなので安定したファクター要因になるということ。精神１で支配しやすいという点も優秀。また、環境に一番多い黒のキャラクターを討ち取るだけなら１１１でも十分である。

ウェイトレス　キャラクターはドローが強いというセオリーに基づいて。精神３のドローは支配しにくく、焼かれやすいという点で論外。アイコンで見たとき、タレントとスチューデントならスチューデントのほうが放置しやすい。また、最悪でもＰＴ少女の素体になる。

温泉リポーター　シールドもちチャージ。青と緑いがいには放置しやすく、里山の確定着地点になるという点も魅力。でもパラ自体は弱いので２枚が限界。

ダークメディック　１３，１４番目の勢力アタッカー。白と緑以外にはまずとられないので白で放置するならこの子しかない。一般に精神３は弱いが、シールド持ちになると話が変わってくる。バーストプラズマを張ってあげると焼かれにくい打点５イニシアチブキャラクターに変身できる。シールドイニシアチブ打点５とか竜神様じゃないですかｗあと絵がえろかわいい。いろいろチラっとしてて悶々とできる。

青ドロー　勢力放置も考えるとエンジェル、バチカンは論外。ディーラーとファーマシトで見たとき、黄色に食われるディーラーよりは青に食われるかもしれないファーマシストのほうが優秀。

おばけ屋敷バイト　スチューデント、ワーカーは白ミラー以外ではほぼ取られない。安定した勢力打点であり、デッキに入っているすべてのブレイクの素体にもなれる優秀なキャラクター。

ウォーターホールエルフ　白～緑までの放置キャラでの勢力展開に連鎖して＋１を期待できる。意外ととられにくい。バニーの素体になる。リペアラーやマッサージャー＋ドロー１体支配ができると補給点数がすごく優秀とかいろいろある。友人曰く３枚ほしいらしいが、スロットはない。

スペース・フロイライン　勢力展開での打点３、青、黄、黒相手に軽ブレイクを討ち取れるステータスから考えて黒ドローは絶対に４枚入れたい。アイコン的にエンジェルとドラグーンは論外なのでこれしか選択肢がない。

軽ブレイク
むしろデッキのブレイクはすべて軽ブレイクであり、それを生かすからこそこのデッキの価値がある。

グラマラスバニー　白をみたら相手が勝手に入ってると警戒するので、実はこれで横取りする場面はすくない。だったら２枚くらいでいい。

ＰＴ少女　カードプールを把握しきってない状態でボードコントロールをｺﾋﾟって使ってる人相手に初手支配したスタートランスポーターを食えればそれだけでゲームエンド。精神０チャージに選ばれやすい壷振りもおいしくいただけます。でも４枚は入れすぎだから３枚くらいで

予知メイド　１コスト払ってブレイクを出すのは序盤ではファクターを伸ばして何らかのアクションが取れるとき以外はメリットがあんまりないよと昔書いたのを覚えてるひとはいるかな。つまり１Ｆ１Ｃである必要はあんまりなくて、２Ｆ１Ｃで精神攻撃、レジストとかもってる予知メイドのほうがグラマラスバニーよりも優秀だよっていうお話。黄色相手にかなり楽に戦えるし、精神攻撃なのでどの色とあたってもがんばれる。４枚入れたいけど、スロットの都合で３枚に。

里山絵美　デッキの要。ボードコントロールはネーム持ち耐久３以上にたいしてパニアサ以外の解答を持たないということに気づけば、補給点数が超優秀でズマをつけたら７、６、５で殴れる、シンクロチブをちらつかせてキャラビート補助もできる里山にたどりつくのは当然の結果である。また、盤面が膠着してもエフェクトを相手に連打してドローアウトさせて勝ちを拾える。
絶対に４積み。

日野原歩美　５，６枚目のネーム持ち耐久３。２ファクター２コストは軽ブレイクだという考え方でいけば白は軽ブレイク１４枚構成でボードコントロールを上回る。また、ほぼ確定で３ダメージを相手に与えられるので、にらみ合いになったときにテンポを取れる。精神０チャージとして採用しやすいサイボーグマッサージャーや黒に入っているフォトンウィングを取れる点も優秀。
どうしようもないときに引きたいけど普段はなくてもいいので２枚かな。

バースト・プラズマ　バインド、擬似バインドが少ない環境においてはイニシアチブを制するものが盤面を制し、盤面を制するものがゲームを制する。という考えでいけば当然４積みになる。４３３ネーム、３（２）２、３２１シールドチャージなどにつけることになる。ボードコントロール相手には４３３ネームか３２１シールドにつけるしかないが、４Ｆ３Ｃが晴れる盤面ならどれかは手札を通過しているだろう。ケースによるが、スペース・フロイラインに張ることもある。
なぜ一花が入っていないかについてここで少し書くとすれば、６Ｆとか無理、ありえない。４Ｆでゲームメイクをするのが現実的だからである。

トラストマインド　イニシアチブが盤面を制するのならば、そのイニシアチブを討ち取るにはバインドを用意すればいい。またパワーを移すことができるので、アタック回数を増やしたり、バーストプラズマの火力を挙げることも可能。まぁ、一番活躍するのはパニアサ打たれたときにズマつけた里山を守ることなんだけどね。当然のように４積み。

春一番
白といえば極秘プロジェクトというイメージを捨て、極秘プロジェクトをデッキに入れないところからデッキ構築を始めなければ今の環境では生き残れない。相手のキャラを横取りするとき、盤面にパワー１さしが広くうすく張られていることが多いので春一番１枚で十分。また、ブレイクのパワーやパーマネントもはがせること、ファストタイミングで打てることを考えると春一番は超つよいよねってことになる。もちろん４積み。

ふつうは６ドローしてれば何かしら引くんだけど、ためしに自分がこのデッキを使って見せたときは６回やって６回とも何も引けない程度の引きの弱さを発揮しているので、このデッキは断念。でも普通の引きができる人で盤面の計算ができる人が使えば間違いなく強いので、友人に渡したらきちんと活躍したからよかった、よかった。

文章書いてて疲れたので
赤デッキの解説とメタ読みは夜になるかも。