タイトルとか考えてなかった

ChaosTCGについてあれこれ考えていました。今はMTGです。

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【Chaos】2017年度オフシーズン 環境考察 その2

お疲れ様です。あんずはピポサルです。


■2017年度オフシーズン 環境考察 その2
その1では現環境で活躍する(またはこれから活躍が期待できる)パートナーを紹介しました。
その2では具体的に今はどんな環境なのかと、その対策について掘り下げていきます。

その1からの続きになりますので、前回から読んで頂けた方がとっつきやすいと思います。
以下、前回へのリンクです。

【Chaos】2017年度オフシーズン 環境考察 その1
http://tocage.jp/blog/6580/1487782651.html


○現環境について
・環境パートナー

昨今の ChaosTCG はカードパワーが煮詰まってきたため、どのパートナーにも勝てるチャンスがあります。
Tier1 と Tier2 の境目が曖昧で、プレイしている環境やマッチング、使用者の腕次第でも変わってきます。

そんな中でも頭1つ抜けて強いのが『空翔ける者「朱雀 壱弥」』で、次点で『気高く貴き存在「ベアトリス」』とOS:恋姫無双です。
どれも他のOS/パートナーにはない唯一性を持っており、ミラー以外にはあらゆる面で有利に立ち回れます。
ただし、壱弥は性別が男性というただそれだけで『都に咲いた可憐な一輪の花「貂蝉」』で完封されかねませんし、ベアトリスは焼きメタ・回収メタが薄いので、『表情豊かなポーカーフェイス「秦 こころ」』や『河合建設のお嬢様「河合 アメリ」』のような回収&焼きが強いパートナーを苦手としており、OS:恋姫無双はデッキ60枚としたときにどうしても弱いカードを使わなければならない等、それぞれ弱点や問題を抱えており、どれも手放しに最強デッキ!とは言えません。

・唯一性とは
ここでキーワードになってくるのが「唯一性」です。
環境が団子状態な今、どのデッキにも勝てるチャンスはありますが、逆に考えるとその中から1つ「なぜそのデッキなのか」を選ぶにたる理由が必要になります。

唯一性、と偉そうな言葉(…)を使っていますが、要するに「他にはない強み」を持っているかどうかです。
例えば、「このパートナーはサイズが大きい!」という強みを持っていても、壱弥は瞬間火力だけなら簡単に20点を越えますから、それだけで勝負するのはイマイチです。
また、「受けが強い!」という強みも、ベアトリスの万能スキル無効や『死に戻り』を越える受けを用意するのは難しいです。
それらを別の土俵で戦おうと直ダメを軸にしても、恋姫は『“呉”ほんわか時空「穏」』を往復で登場させるだけで6点ずつのクロックを刻んできます。

唯一性とは、結局のところ相対的な評価です。
存在するありとあらゆるOS/パートナーと比較して、「このOS/パートナーにしかない」と言える要素があれば、それはそのOS/パートナーを握る理由になります。
その「このOS/パートナーにしかない」=「他にはない強み」が唯一性です。
※余談ですが、「方向性」は唯一性を伸ばす方向を意味します。誰が決めたんだって話ですが…私が決めました(嘘)

・なんでも勝てるということ
なんでも勝てる環境というのは自由に見えて、実際はプレイヤーへ課題を強いる難しい環境です。
そもそもの選択肢が少ない方がプレイヤーへの負荷が低いです。
なので、現在のような"なんでも勝てる"環境であるからこそ、自分なりの答えを用意できたプレイヤーが勝てる環境だと私は思います。

・自分の意見
唯一性を探る上でアレコレ考えることになると思いますが、それは世間の意見ではなく、自分の意見でなければ意味がありません。
誰が読んでもテキストは同じですが、感じ方・受け取り方は人それぞれですから、強い・弱いの基準も人によって異なって当然です。

勿論、最終的に自分の意見が世間の意見と同じだった、というのであればそれはそれで1つの結論です。
しかし、世間の意見と自分の意見が食い違っており、「でも、世間ではこの評価だからな…」と自分の意見を捨てる必要はありません。
最終的にどういった結論を下すのかは自分の判断なのですから、自分の意見を第一に尊重するべきです。
その上で自分なりの結論が出せれば、それがこの環境においての答えになります。


○環境の対策
「なんでも勝てる環境だ!」と言ったばかりですが、やはり壱弥とベアトリス、そしてOS:恋姫無双は頭1つ抜けて強いです。。
なので、環境の対策=これら3つの対策になります。

・控え室の除外

昨今は回収して特定のカードを使いまわすよりも、上から引いて物量を叩きつけた方が強い場合が多く、使用後にバックヤードに飛ぶ代わりにカードパワーの高いカードが増えている傾向もあり、今までよりも回収メタの価値が下がっています。
勿論、回収そのものが全く行われなくなった訳ではないため、回収メタを完全に捨てるのはイマイチです。

とはいえ、控え室に触れるカードというのは今も昔も変わりません。
失策互換やましろ/かぼちゃ互換は相変わらず優秀ですので、枠があれば取り敢えず入れておけ!でよいです。
一丸互換(与ダメ時控え室3バック)のキャラは少女互換が多く刷られた関係で若干使いづらくなってきた節はありますが、それでも十分に採用できるレベルです。

・バウンス対策

『蜂蜜水』や『ありのままの気持ち「如月 美冬」』等のアリーナのカードをコストとして戻せなくなるカードは、今の環境にマッチしています。
壱弥の『クオリディア・コード』、ベアトリスの『腸狩り「エルザ」』など、それぞれのパートナーの鍵となるカードを封殺しますし、他のOSにおいても手札に戻して~のコストが全くないデッキというのは殆どありません。
特に環境最強と謳われる壱弥への数少ない有効打なので、是非とも採用したいメタです。
ただ、そもそもの互換が少なく、現環境でこれをまともに採用できるのは OS:恋姫無双 と OS:Lump of suger くらいなのがネックです。。

・特殊登場対策/乱入対策

「相手のフレンドが【乱入】かカードの効果で登場した場合、そのキャラを【レスト】にしてもよい。」や「相手の手札のキャラカードすべては【乱入】を失う。」等の特殊登場・乱入メタは壱弥やベアトリス、OS:恋姫無双に対して有効な対策です。
壱弥とOS:恋姫無双は乱入や特殊登場を多用するので言わずもがなですし、ベアトリスもエルザを縛ると途端に復帰が厳しくなります。
特殊登場・乱入メタはバウンスメタと違って種類も多く、最近のOSであればほぼ全てに存在するため(何故かりぜろにはないですが…)、パートナーに合わせて相性のよいものを選んで採用するとよいかと思います。

・単独先攻互換

攻め札としてお馴染みの1枚です。
対ベアトリス(というよりりぜろ全般)の『死に戻り』対策としては勿論のこと、対壱弥の『アンノウン?「宇多良 カナリア」』に当てることでシュート時に『クオリディア・コード』から上下して守り札を探さすような邪魔な行動を封じることができます。

また、最近は『共存』(OS:Lump of suger)や『ドッキリ大成功』(OS:真剣で私に恋しなさい)等の【登場】を消すエクストラが出てきましたし、そもそも【登場】を持たないキャラが常駐するデッキはこれからもどんどん増えてくると予想されます。
(アップデートスリーブを使ったデッキは基本的に古く、古いデッキはほぼ間違いなく1面は2体エクストラが常駐していたため)

そうなると、これまで除去の基本であったコツ互換や『高校生活の終わり』、『穂織の町での成長「有地 将臣」』でめくる『“水着”の「ルッキーニ」&「シャーリー」』互換などの【登場】を持つフレンド限定の除去はまったく機能せず、除去そのものを見直す必要が出てきました。
流石に凹む/一蹴互換を使うくらいなら… ということで、単独先攻互換には今期もお世話になる機会が多そうです。


■おわりに
前回と今回の二回に分けて2017年度のオフシーズンの環境考察を行いました。
内容の是非こそあれど、参考になれば幸いです。
私も1プレイヤーとして「第五回 カードゲートCS」と「CardGameFrontier10」でよい成績が収められるように頑張ります(^ー^ )


今回は以上です(・人・ )お疲れ様でした!

登録タグ: Chaos  環境考察 

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テーマ:Chaos投稿日時:2017/02/24 02:41
TCGカテゴリ: ChaosTCG  
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