TCGを扱うショップが増えて
10年前に比較しても
ユーザーも増えている。
それに対応してTCGの大会も増えてきたのだけど
はたして、全てのTCGで同じようにできているだろうか、もしくはやっていいことなのだろうかと
色々考えるときがあるのです。
でも、それ以前に他のショップはきちんとできているのだろうかと思う部分もあります。
実際、ユーザー主催の大会では酷い運営をされて、それに対して怒ったりする方も見られるようになりました。
でも、考えてみたらその「運営方法」ってどうやって知ったのだろうか。
私は幸いなことに高校生のことからイベントを開催することに慣れていたし、
TCGについてもフューチャービーという組織があったおかげで
TCGの大会の運営に関してはさすがにある程度はわかっているつもりで行っているのだけど
話をきいたイベントではユーザー任せだったり、ユーザーも対戦方法がいい加減だったりということがあり
実際問題、私も他の人に聞かれたことはないので
「どうやってイベントを行おうと思ったのだろう」とか思ったりもしたものです。
で、そんな中、複数のメーカーの大会で使用されている
大会のマッチングシステムを開発をしている方が同人誌を出しました。
http://mastersguild.net/?pid=85419886
内容は本当に基礎の部分ですが
実際問題としてこの部分を「本」という形として出したことはそういえば見たことないなと思ったりもしました。
昔ならこういうことをTRPGマガジンで知ったという話もありましたが
今のTCG関連書籍でそういう記事が延々と書かれることもないので
これは必要とされるものではないかと。
実際、マスターズギルドのお客様でも数名買っていかれてますが
私が「知っている内容ですよ」と最初から伝えているにもかかわらず
「きちんと形として持っていることも大事。」とおっしゃって
実際その方は大会の運営を何度もお任せしている方でしたので
きちんとしていらっしゃるなあと感心したものです。
現在はこの1冊という事で
スイスドローでの大会運営についての説明がされております。
あと、いくつかの大会について公認ジャッジの方のコラムもありますので
「本当に自分のやっていることは正しいのだろうか」と気にされている方は是非読んでいただきたいなと思っております。
とりあえずこの冬にコミケでも頒布されましたがマスターズギルドでも頒布しておりますので
こちらもよろしくお願いいたします。
ちなみに表紙はさいそう。さんです!
登録タグ: 雑記
テーマ:TCG業界について | 投稿日時:2015/01/13 22:51 | |
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