もうどこをどう突っ込んで良いのかわからないというか
これがこの業界の「普通」というのだろうと思うと
もうグダグダで。
きちんとやろうとするとバカらしくなる。
そういう話。
商品の案内なんかが7月18日に届いたんだけど
締め切りが7月28日なんだぜ?
そうかと思えば
11月14日発売の商品の締め切りが7月22日だぜ。
締め切りを守れとかいうじゃない。
この状況でどれくらい仕入れたらいいと思う?
発売日前に売れると思うような状況になっても
そのときには問屋さんは商品を持ってないんですよ?
だって問屋さんが仕入れる量はお店が注文する量プラスちょっとだもん。
この間言われましたよ
「売り切れないとしんどい。」
そりゃそうだ。
利益なんか5-10%くらいしかないんだもの。
売れなかったら首くくることになっちゃうじゃない。
さらにおかしいのがTCG流通最大大手代理店の某社さんから仕入れるより
二次問屋さんから仕入れるほうが安いという事実。
かといって某社さんから仕入れるのは代理店だから「商品を持っている」という事実。
どういうことなんですかね。
だからメーカーさんには
「頼むから流通経路をもっと持って欲しい」と頭を下げるしかない。
そういう意味で新しい代理店となったところにはがんばって欲しいと考えているし、個人的にも応援している。
しかし、弱小地方小売店では力が無い。
だからCSAのようなものがもっと力を持ってわかりやすい形で業界にかかわって欲しいのだけど
カードゲームの販売そのものが「誰でも簡単にやれそうに見える」ということで「好きだから」というそれだけでユーザーからはじめてしまい、無責任に業界をかき回した挙句自滅どころか、周辺を巻き込んでぐちゃぐちゃにしてしまう。
「商売」とくくってからその上でがんばっている「TCGが好き」なショップばかりであればそんなに難しくないことなんだろうけど
ただ単に「金になりそうだから」「金にならない様ならすぐにやめてしまえばいい」ということで首を突っ込む中古ショップとか。
結果過当競争になってお互いに痛い思いをしつつ、なかなか増えないユーザーを少しでも囲い込もうと
値下げ競争、フライング販売、大会プロモ販売とやりたい放題。
メーカーも業界的にショップが疲弊しないようにと決め事を作ってもそれを守るショップがどれだけあるのだろう。
そしてショップがそれをきちんと守ったところでどれだけ優遇されるというのだろう。
しかし、だからこそ「それくらい守れないならやるべきでない」と思っている。
メーカーはきちんとやっているショップをどんどん優遇するのが筋だと思うし
そういうショップをユーザーは大事にしたほうが「よりプラス」になるようにショップもがんばったほうが良いと
という建前くらいはしっかり持っていたいのですよ。
登録タグ: 雑記
テーマ:日記 | 投稿日時:2014/07/24 22:48 | |
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黄龍 さん | [2014/07/24 23:09] |
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やはり、どこのお店も同じなんですね。 正直、締め切りが早すぎて、ユーザーが予約をためらうんですよね。 まだ先の話すぎて、予約しようがないってのが本音です。 そのメーカーの掛率が高すぎてお店も在庫を持ちにくい状態。 ユーザーも予約をしにくい状態。 更に悪いのは、再販をかけない傾向にあるため、予約しなかったユーザーの手に入りにくい と悪循環をつづけユーザーが増えるどころか、辞める傾向が地方では発生しています。 都心、東京や愛知、大阪と言った大規模都心で、系列店を複数持つ店はよいですが、地方の個人経営店には、非常に今の環境は、良くないと考えてます。 |
ko さん | [2014/07/25 00:03] |
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メーカーも流通も店舗ももっともっとやるべきことがあるという状況でしょうか。 問題点が見つけられていないよりはずっといいと思いますが、 一歩ずつでも改善していこうという志を持った人がどれだけいるかですよね。 業界の地位向上をもっと積極的にやっていかなくてはと思いますね。 ボードゲームは市場は狭いですが、随分と一般への認知は上がりましたし、 TCGも同様の形ではないかも知れませんが、もっと洗練された娯楽になることは出来ると思うのです。 |