最近のTCGの流れを見ていると
この10年でだいぶ変わったけど
同時に未だに変わらないものが多くあって
うーんとうなってしまう事が多い。
新作TCGが発売されるタイミングは特にその傾向が強い。
昔はTCGなんかおもちゃ扱いなのでテキトーには始まって、売れたら続けて、売り上げが落ちたら急に打ち切りというパターンが多く
もちろんこのパターンは今でもおもちゃ系メーカーに根強く起こる現象であるのだけど
徐々に私やショップの側から多く出ていた
「こうしてほしい」とメーカーに要望していたことが実現されてきているのも多くある。
ひとつはブシロードという稀有なメーカーの存在で
世界でもこういうメーカーはないという意味でもあるし
それまでやってこなかった領域にどんどん踏み込んだメーカーであることに最大の評価をしている。
逆にそれ以降TCGに注力を始めるメーカーには
「ブシロード」のビジネスモデルを踏襲する形が増えた。
しかしそれとは違うビジネスモデルを模索するほうとして
ブロッコリーの存在がある。
一時期はそれこそカードゲーム撤退かとも思わされたのですが
Z/Xの成功によりそのビジネスモデルを独自に作り上げてきた。
で、それを模した形のTCGがまたぞろ増えてきた。
正直に言えば
すでにTCGの業界のパイは限界にきている。
それを打破するべくバディファイトが頑張っているけど
他の新しく参入するTCGタイトルはどこも
「誰かが成功しているところ」であって
すでに柳の下にどじょうはいないよということ。
満腹です。
それでも私がTCGを応援をするのは
TCGの界隈が「常に動いている」状況を作りたいがためでもあるし
「滞って腐る」のが嫌だからでもある。
現状そうはなっているけども
正直な気持ちでいうなら
「本当にこのゲームで儲けるつもり?」という疑問符が湧き上がる場合もある。
結局「何かのマネ」でしかないのなら
よほどのパワーがないとひっくり返すことは不可能であるという事になんで気付かないのだろうか。
そして同じことをしているのをみていると
「こりゃむりだ」と思わざるを得ない。
なのにプロジェクトが動いているから無理にGOをだして
そこから始める人や、試しに始める人をまきこみ、そしてショップを巻き込んで
その後どうするのだ?
売れたらいいだろうけど
すでに成功しているタイトルをひっくり返せなかったらどう責任をとるつもりだ?
たぶん「ユーザーが少なくて続けられません」と言っておわるのだろう。
会社的に問題だからプロデューサーのクビが飛ぶか変わるか。
どうせやるなら
本当に社運かけてほしいものだ。
ブロッコリーもブシロードも社運をかけて本気になってやっている。
そして今までのメーカーが本来なら手を出さなかった部分に着手して
そして今の地位にいるんじゃないか。
後だしじゃんけんで勝てるならみんなそうしている。
なんというか
真面目に考え直してほしいものだ。
登録タグ: 雑記
テーマ:日記 | 投稿日時:2014/02/22 02:25 | |
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ki さん | [2014/02/24 19:25] |
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私の、想像ではとむやんぷ~さんの周りが相当お忙しい中であえて書いている印象を受けましたのでコメントします これが流行という物なのではないでしょうか? 実際、今はカードを使った遊びが多いですからね。 便乗してそれなりに売れればいいやとしか考えてないのでしょう。 基本、子供のおもちゃという物は大人になれば本当は遊ばない物がほとんどですから。 (とむやんぷ~さん的に、違うは分かるのですが) そのうちなくなりますよ。 新しい遊びが流行ればね。 もちろんそうなっても、今の任天堂のようにブシロードも存在していて欲しいです。 (ブロッコリーの方は良く分からないので何とも言えません) |
とむやんぷ~ さん | [2014/03/09 01:56] |
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おそまきながら 流行も遊びも 子供のころに流行ったものとか 今また流行りますよね。 サイクルという感じで 数年のスパンをあけて似たような遊びが流行りますね。 それはそれでよいのですよ。 私が「うーん」と思うのが 「革新がなされていない」にもかかわらず簡単に手を出せる業界という状況と、それで儲かると思うメーカーの体質という部分にあります。 少なくとも 「これをやってほしかった」 「これは今までなかった」 という部分が 多くの人に認められ、喜ばれ、驚かれたら 状況はひっくり返るのですが 全くひっくり返る状況があまり見受けられない。 現状で「おっ」と思うTCGには当たってないのです。 それが不満に思えます。 流通でもルールでも今までに手の付けたところのない「このシステムに手を入れてきたか」というメーカーには協力したいと思うのです。 それがショップもユーザーもメーカーも喜ぶ方法なら最高にいいと思うんです。 |