先ほどまでお客様とルールについて
わかりにくいテキストの処理についていろんなゲームを例に出しながら考えてみたのです。
はじめは
「テキストは短いほうがいい」
という話があり、しかし
「それをキーワードにすると逆に難しくなる」
という話になり
結果
「3行くらいのテキストを2行にする」と言うのがベターなのではないかと言う話になったのですが
はて?という部分ももちろんあるのですよ。
そういうところで考えると
そもそも
「何でこういうテキストもしくはキーワードが必要なのか」
という話にもなる。
基本としてカードゲームなんだから
カードを出して勝ち負けを決めると言うのはわかるにしても
ルール内での出来ることと出来ないことがあって
それを逸脱するような能力が必要なのかどうかと言うことも考えないとならない。
でも、
それってユーザーが考えても「不満」しか出てこないんじゃないかと思うのですよ。
「このTCGが面白い」という場合は基本的に「これが好きなので」と言う前提がある。
「好き=面白い」ではない。
どんなにくそつまらないルールでも紺のみの絵があったりすると買いたくなるかもしれない。
あまり好みに絵がなくてもルールが好みだと続けられることもある。
両方に好みが合致したらお財布に余裕があって友達、ユーザーがいるならもちろん遊ぶと思う。
逆に知り合いにユーザーがいても「絵にもルールにも興味がない」場合面白いなんて思わないんじゃないかと。
特にオリジナルTCGにおいて絵師の力とルールはかなり大きく関わってくる。
特にお金を使ってカードを買って遊ぶのだから
興味の持てないものには厳しくなる。
ソーシャルゲームの場合、手軽さなどから多くの人が遊んでいる。
TCGにおいてその部分はうまく取り込むことは出来ないだろうか。
もちろんそれが出来る出来ないはもちろん出てくる。
そうなった場合「なぜこういう風に作っているのか」を製作者は説明責任があるのではないかと思う。
MTGの場合そういう話がほぼ毎週流れてきて
それを読むと毎回「なるほど」と製作者側の意図する部分に納得はする。
それに賛同するかどうかはともかく「納得」は出来る。
それを国産ゲームは出来るのだろうかと思うと
正直それがきちんと出来ているTCGは少ないと思う。
デヴェロッパーが出たがらないのかメーカーが隠したいのか。
それはわかることではないけど
出来ればその部分はどんどんオープンにしていただきたいと思う。
少なくとも納得した上でゲームが出来るのは「モチベーションの維持」には必要なものではないかと。
何かを隠したままだと
多くの人を納得させるのは難しいんじゃないかと思うのですよ。
最低限隠すべきところは隠して
ユーザーに安心感を与えるべきではないかと。
そんなことメーカーさんにお願いしたいのですよ。
難しいところもあると思いますけど。
登録タグ: 雑記
テーマ:TCG業界について | 投稿日時:2013/04/08 20:40 | |
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ko さん | [2013/04/08 23:15] |
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MTGの場合、すくなくとも企業としてポリシーをもってやってますし そのポリシーを継続して発信し続けてますもんね。 あの姿勢は素晴らしいと思う。 (ただ、テキストの記述法について、特に注釈文の記述については意見がありますが) ただ、それをするだけの予算や人員が 新規TCG事業に付くかというと難しいのだろうなとも思います。 逆に、ソーシャルで得た財力と認知度を生かして、 きっちり大プロジェクトにして、ユーザーのためのTCG組織を作れれば ちゃぶ台返せるのではなんて妄想しますが。 |