私の言うことはタワゴトです。

私の言うことはタワゴトです。気に障るようなことが書いてあっても頭の悪い人間が書いていることですので気になさらないほうが良いでしょう。スルーされることを推奨いたします。それでも気にしないという寛大な御心をお持ちの方のみごらんいただくとよろしいかと思います。※現在フレンド申請は顔見知りの方または業界関係者の方のみとさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。

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ルールとマナーとジャッジングと その2

http://tocage.jp/blog/351/1299004679.html
の続きです。

今までイロイロなTCGを扱ってそのたび違う裁定があったりいろんなことがあったので
もしかすると思い違いとか発生する場合があります。
その際は
「オイオイ、ボケがはじまったのかよ」
と生温く指摘していただきたいです。(汗

まず大前提として基本的なルールを守るということは必要なことです。
それはヴァンガードで言われるところの
「カードテキストと基本ルールが相反する意味を持った場合カードテキストを優先する」ということがそれ自身が「基本ルール」であることからも
ゲームを面白くするためにカードテキストが必要という部分が出てくる。
ただ単純に数値を比較し、大きいほうを「勝ち」とするのは単純で判りやすい。
が、オールマイティに強い「モノ」があればゲームにならなくなる。
それさえあれば勝てるならそれだけあればいいのだから。
そうならないように
「軍人将棋の大将にスパイ」があり
「トランプのAにおける2(地方ルールにより3だったりする)」がある。
どれも無敵の「個」が存在しないように
花札やトランプのポーカー、マージャンなどでは「役」での優劣が存在したりする。
もちろん、確率的に低いものほど強い役にされるし
あがれる確率の高いものは弱かったりする。
でも、やり方次第で弱い役でも上がり続ければ勝てる場合もあるし
強い役でも上がらなければ勝てない。
カードゲームはテキストによる補正という今までになかった点が要素に加わることで
まったく違う形のゲームとなった。
確率の幅が広がった瞬間ですね。

故に今までと比較した場合非常に判りづらい。

だからこそきちんとしたテキストをメーカーは提供しなければならないし
それを遵守することでゲームはゲームとしての形を作ることが出来る。
もちろん時によってメーカーの意図しない結果を生むことがある。
その際に判定材料とされるのが
優先順位。
ヴァンガードのおいては「~出来る」と「~出来ない」が競合した場合、否定されることが優先されるとか。
そのターンの優先されるべき選手が決めることが出来るとか(墓地に送る順序など
まあ、いろいろあります。

なんにしろこのあたりが守られているうちはゲームとして成り立っている。
問題はそれを無視した行為が行われたときに
どのように対処するか

基本的にそれが
「作為的に行われたか」
「偶発的な事故なのか」
この二つが大きく意味を持ちます。
事故であった場合
多くのゲームでは「注意」ということで済みます。
たとえば「新しいスリーブなどでデッキが滑り落ちてカードが見えてしまった」
これはよくあることで
MTGなどではジャッジを呼びランダムシャッフルを行うなどしてますね。
では、テキストの読み間違いで間違った動きをしていた場合はどうでしょう。
以前の日本選手権での出来事を思い出します。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?...
大きな問題となったこの結果は以降MTGジャッジングにおける
「大いなる反省」となったのです。
それまでのMTGでのジャッジングはかなり厳しいもので
特にテンペストのころのイベントは聞いたところによると
「両手をテーブルの下に置くだけで反則が取られた」というほど。
ジャッジングというのは人によっても変わるといいますが
野球のアンパイアと同じように技量も必要になるということでしょう。
しかし、TCGは野球などと違い「プロ」が存在しないということもあって
どうしてもジャッジングはあいまいになってしまう。
ではどうしたらいいのか
それにはいくつか方法がためされており
そのひとつは参加するユーザーは会員となってもらう方法
他には
公認ジャッジを制定しそこで管理する方法。
他にもいくつかの方法が試されており
今のところそれがきちんと出来ている(と思われる)のが
MTGであるといえるでしょう。
じゃあ、同じようにしたらいいじゃないかという部分もありますが
ここでいくつか国産TCGとMTGとではどうしても超えられない壁が生じます。

「競技」と「玩具」という壁がそれです。

海外においてTCG、とりわけMTGは競技=スポーツと認められている部分がありますが
日本において国産TCGは競技とは認められていない。
「玩具」という区分けになっているのです。
まだ日本はこの点において海外ほど成熟してはおらず、まだまだということなのです。
それを打ち破ろうとしたのが
ブロッコリーのディメンション・ゼロというTCGでしたが

・・・まあねえ。(苦笑

しかし、やろうとしたことは判りやすいです。
実際その制度でよい部分はきちんと残ってブシロードでも踏襲されておりますね。

では、それで実際きちんとゲームとしてきちんと出来ているのだろうか。
残念ながらTCGが「玩具」である以上きちんとできるとは思えない部分があります。
しかし、競技でないからこそ「きちんとやらなくてもいい」という甘えの部分も出てきます。
現在の国産TCGにはそれに乗っかってしまっている部分がある。
ゲーム、競技としてきちんとしなければならない部分と玩具として投げっぱなしにしたい部分
その線引きをどこにするか
メーカーによってその線引きがイロイロあるということです。
それこそメーカーの数の分。

では具体的に各メーカーはどのようにしているかを書いてみましょう。
長くなったなあ。
続く。

登録タグ: コラム 

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テーマ:私的見解投稿日時:2011/03/03 02:49
TCGカテゴリ:
表示範囲:全体
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