定価より安く販売しているというならわからないことは無い。
それがサービスというもののひとつとして定着しているから。
じゃあ、逆に定価以上で普通に商品が置かれていると
不思議に思う。
以前にいた会社であったことだが
たまごっち全盛時に問屋から
「たまごっちひとつに付バービー人形着せ替えセット一箱」というようなよくわからない押し付けられ方をした時があった。
当時勤めていた会社の社長は
「じゃあ、定価以上で販売する!」と宣言。
たまごっち白¥15000ー
店舗で販売しながらありえないと思ったのだが
それでも売れていったのだ。
正直どうせ半年もたてば熱も冷めるようなものだから
売れないと思っていたのですから。
実際当時たまごっちは「参考価格」は設定されてましたが
定価はなかったと思いましたが今となっては記憶があいまいです(苦笑
店舗では怒り狂う人、黙ってお金を出す人、そのまま帰ってしまう人などなど
もう悲喜こもごも。
その一日で店舗の店長の多くがひどく疲労してしまった感じがしました。
私も「こういう商売はやりたくないなあ」としみじみ思ったものです。
その後その会社も傾いてしまい多くの店長が退社し、その中に私も混じるわけです。
で、現在カードショップを運営しているわけですが
少なくとも「定価のあるものは定価を上回らない」ことにひどく神経を使っております。
それがサービスの一環というものだと思っておりますから。
もちろん
「品物を揃えるのもサービス」というのもわかるけど
それを定価以上にする理由はなんだろう
いわゆるリサイクルというなら価格はあってなきがごとし。
仕入れ値にあわせて売価を決めることが出来るのはわかる。
しかし
通常の「仕入れを行える店舗」が
「定価以上の価格で販売」を行い
「それをユーザーが普通に買ってゆく」
そんな構造が出来ていることにフシギさを感じる。
まあ、これが
アマゾンを通すということなら納得いく。
アマゾンに手数料を払うことになるのだが送料は一定額以上は出ないので
それを定価に上乗せして販売している。
価格が定価を上回っている商品が見られるのはそのため。
だから私がユーザーでもその理由がわかるので
しょうがないと思う。
通常仕入れのできる店舗はそれを行うのはどうなんだ?
商業倫理がなくなっている。
まるでユーザーをバカにしている。
それなのにユーザーはウチのような店舗に対して
定価より安くしているにも関わらず
「もっと安くして」といいながら
他店舗で定価以上で買ってくる。
全く同じ商品なのに。
不思議不思議。
どこかで不思議時空でも発生しているのか。
それも自由だからこちらも口を挟むことは出来ません。
でもね。
大手チェーン販売店でそういうことされるとね。
正直へこみます。
何店舗もある企業でもそういうことしなければならない時代になったということですね。
もうね、なんか嫌になります。
本当にこういうことしているのがばかばかしくなる。
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テーマ:日記 | 投稿日時:2010/12/12 20:48 | |
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