私の言うことはタワゴトです。

私の言うことはタワゴトです。気に障るようなことが書いてあっても頭の悪い人間が書いていることですので気になさらないほうが良いでしょう。スルーされることを推奨いたします。それでも気にしないという寛大な御心をお持ちの方のみごらんいただくとよろしいかと思います。※現在フレンド申請は顔見知りの方または業界関係者の方のみとさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。

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あまり関係ない話(続き

http://tocage.jp/blog/351/1289277184.html
の続き

さて
この文章を書くに当たって
「これは関連あるのか」という気持ちがあって
タイトルを
「関係ない話」としたものの

クリエイターが行う作業に対しては関連がまったくないとはいえないよなあと
思った次第。

大抵の場合
TCGが製作される場合

システムの製作
カードの製作・調整
営業広報活動
流通・販路の獲得
イベント活動

などをそれぞれのプロフェッショナルが行う訳です。
小さいところはこれらを一つの会社で行ったりするのですが
大きい会社になるとそれらは下請けに回したりするわけですよ。

ガンダムウォーの場合
営業などをバンダイが行い
システムを作ったのは2D6Gだったり、
流通はバ○ジハ○エースだったり
イベントは冒険企画局だったり

いろんな方が関わっている。

優れた商品はこれらがきちんと機能していていることが前提となるわけです。
つまりこれらのどこかがおかしいと決してよい商品とはいえなくなるのです。

これがブシロードの場合
システムを遊宝洞だったり
カードの製作調整をプロデューサー含めて行い
営業・イベントをブシロードが直に行って
流通は○ターなどの大手おもちゃ・ゲーム問屋が行う

そんな感じで行っていると想像しておりますが


ならば
この中で一つでもかけていても意外とうまくいっているものがないかと
思ったりします。

つまり
「優れた商品は売れる商品であり、売れなければ優れた商品であっても意味がない」
といういわゆる営業的論理が出てくるわけです。
しかしシステムやクリエイター側から
「売れたらどんなもんでも大丈夫」
とか
「これならどんなシステムでも売れる」
と考えてしまったら
それでは大きな間違いではないかと思うのです。

それが今回のガンプラエディションであったら非常に恐ろしいと考えるのです。
製作者側がそういう風に思ってしまったら
今まで「信用して買っていた方」を裏切る行為であるのです。
もちろんそうでないことを信じたいのですが
26弾発売前の状態ではお客様の中でも
「裏切られた感」がいっぱいなのは否めないものです。

つまり今後システムやカードを作った製作会社・スタジオに対して不安感を持つことになるだけではなく
「このスタジオの作るTCGとはこういうものである」という認識を植えてしまう。
少なくともある程度の知識を持ったものはそう思うことでしょう。

「TCGなんか要するにカードに絵を書いて印刷しただけのもの、お金を印刷しているようなものだね」
と揶揄されても仕方ないことになります。
実際はそんなことはない。
カードだって使われなければただの紙切れ。
それに価値を付加させるのは紛れもなく、作る人だけではなく買う人なんですよ。
そのためにブシロードは多くの時間とカネを使っている。
バンダイはどうなんだ?
残念ながら今のバンダイにはそれが出来る力がないのではないかと推測される。

つまるところブロッコリーと同じように
「オトナの事情」で動けなくなっているのではないかと。
だったらなおのこと
「製作者・クリエイター側」が努力していただくしかないのだ。

現状ガンプラパックが
「売り切ってよし」の状況でいいのならこのままでもいいが
これから月産ペースで新しいカードが生産されるとすると
果たしてユーザーがどこまでバンダイについてきてくれるか
バンダイが「ガンダムウォーをやめる」といったときに
2D6Gはどうするだろうと考えると
クリエイターとしてちょっとどうなんだろうと
「扱う側」は手を出しづらくなるのが正直なところ。
実際サンライズクルセイドもそうなっているし。

もしこのままバンダイのTCGがこのようなことを続けるなら
販売する側としては
「これからTCGをはじめる」方に
2D6Gの関わるカードゲームをオススメするのはかなり躊躇われることになるし
それならばMTGを薦めた方が圧倒的によいのではないかと思えてしまう。

もちろん、私としてはそうならないようにスタジオの方に頑張っていただきたいし
バンダイのTCGに関わる全ての人に頑張って欲しい。
私個人としても出来る限り頑張るので。

クリエイターは決して手を抜いてはいけないのです。
そう思ったときに「堕落」と「崩壊」は始まっているのですから。
あさりよしとお氏の文章を読んでそう思ったのですが

どうせこんな文章を読んでいるクリエイターの方はそう多くないと思うし
もしNさんあたりが目を通しても
「また過激なこと書いて、だめですよ追い込まないでくださいよ」
位は言われそうだなあ(苦笑

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あなたはこのブログの 463 番目の読者です。


テーマ:私的見解投稿日時:2010/11/10 03:33
TCGカテゴリ: ガンダムウォーNEX-A  
表示範囲:全体
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現在“4件”のコメントがあります。
標準のアバター ぽるぽたりあ さん [2010/11/10 19:19]
どちらにコメントすべきか迷いましたが、続きということでこちらにコメントさせていただきます。

あさり氏の日記を読みました。
なんというか…今日、娯楽の業界においてもクリエイティブな面がある程度、方法論化されてきたことへの風刺を感じました。
ロボットが人型だということを“今さら”批判することも、昨今ではバカらしく思われる部分もあります。慣れてしまったといいますか…。
しかし、反論というわけではありませんが、「装甲騎兵ボトムズ」の頃から、サンライズの(とりわけリアルな)ロボットアニメに、ロボットが人型である理由を問うのは野暮、といった風潮は感じます。
昨今のロボットアニメが宇宙や海上での戦闘が多いのは、背景のコストの問題を非常に感じますよね。そうしたら、今度は足が文字通り蛇足になってしまった、と。

僕自身はやたらとクリエイター視点でモノを見る素人なのですが、クリエイター視点で「あの作品がもっとこうなら…」と考える度に、その先に起き得るビジネスマンとの摩擦が頭をもたげます。実際、「ボトムズ」の高橋監督がSF考証を徹底したロボットアニメである「ガサラキ」は、人型メカにものすごく説得力があるものの、ビジネスとしては大敗を喫しています。(余談ですが、僕は好きです。)

僕はダブルオーからのメッセージは自分なりに受け取ったつもりなので、兵器はあくまで記号として受け流しました。ガンダムである必要性は当然指摘されるでしょうが、メジャーコンテンツである必要性としては、ガンダムでやることが重要だったと思います。
メーカー側がもつ、「マニアックなものは売れない」アレルギーは、クリエイターにとって最大の関門かと思います。そうじゃなきゃ、GN粒子についてもうちょっと突っ込めたと思いますし。
あさり氏はその点に関しても「こうすれば良かったのに!!」という提案をされてらっしゃいますね。これに関してはもう後悔先に立たずというか、ダメだしだからこそできる提案なのかもしれません。

ともあれ、こうやって批判することが新しいエンターテイメントを築くために必要なのですよね。そういった点においては、あさり氏の日記から、ガンダムへの愛も感じました。

またまた超・長文になってしまいました。
僕の考えが伝えきれているかわかりませんが、消費者の一意見として参考にしていただけたら幸いです。それでは。
福引犬 とむやんぷ~ さん [2010/11/10 21:33]
>ぽるぽたりあさま
再びコメントありがとうございます。
全然長文じゃございません。無問題です。

まあ、この話は私がクリエイターであるという話でもなく
話の広げ方にTCGでも見習うべきところがあるのではないかという話ですので
私こそイチ消費者でもあります。
ただ、着眼点を広げるという意味でちょっと目を通していただけたらという話です。

>マニアックなものは売れない

まさにその部分が
「優れた商品は売れる商品であり、売れなければ優れた商品であっても意味がない」
という部分なのです。

つまり与えられた「材料」をうまく調理することがクリエイターの仕事なのに
それをしなかったクリエイターに対してあさり氏は憤っているのではないかと思うのです。

料理にたとえると
漁師(バンダイ)が白アワビ(人型ロボット)の料理(アニメ)を作ってと白アワビを持ってきたら
最初の料理人はきちんと洗ったり下ごしらえ作業をして、その合間に少しの化学調味料(ウソの部分)を足して、おいしい料理=白アワビのバター焼きが出来ました。
それは大いに売れて漁師は大いに潤った。
しばらくたって黒アワビを持ってきて
「これを売りたいんだけど出来る?」
と違う料理人に頼んだら
その料理人は何も考えず
「これはいいものだ売れるに違いない」と化学調味料たっぷりのムニエルを作ってしまった。
確かに売れるだろう。
でも、それは一般レベルの感覚で
果たして料理人レベルではどう思うだろうか?

つまり料理人=クリエイターとしてどうなのか
ということだと読んでました。

「アワビはこういう風にして食べる」という思い込みがすでにあるから「折角の黒アワビをダメにしてしまった」とあさり氏は思ったのではなかろうかと。
・・・まあ、普通の料理人ならこの場合「刺身」ですが、達人レベルだともっとすごい料理になるかもしれないです。(え?

それはさておき
さてこの黒アワビ美味しくなりましたでしょうか。
少なくとも現状では白アワビ(ファーストガンダム)のような感動はないです。
ファーストの場合、アワビどころか実はトコブシのような材料しかなかったんですから(苦笑

その部分を考えると
ダブルオーは多分にお粗末な部分が多かったといわざるを得ません。
もちろん、それを悪いと私が言うことではないです。
だって、私はクリエイターではないですから。
しかし、クリエイターはどのように見ているかという着眼があれば楽しみ方はさらに広がると思います。
そういう意味であさり氏の意見は大変貴重だと思ったのです。
理路整然と「方法論」を語れる部分を見習いたいとは思います。

それが売れるかどうかは営業的な部分であり
少なくともクリエイターが手を抜いてはいけないし
手を抜かれた消費者はそれを受けて「そういうものだ」と錯覚してしまう。
それでは折角の材料をダメにする。
確かに「アワビである」ということで売れるかもしれないが
化学調味料が多くては
「アワビってこんな味だったっけ?」
となってしまう。
「売れる売れない」という部分だけで言えば
「アワビだから売れる」と踏んでいるならきちんとそれを踏まえて「ウソ」という化学調味料を隠し味にしなくてはならない

とあさり氏は書いているのではないかと考えてました。

とはいっても実はダブルオーそのものに対して私はさほど思いいれはないので
ダブルオーが好きな方には耳がイタイどころか腹立たしく思えると思います。
しかし、方法論として
「一般人にもっと認識してもらいたいと思うのならもっとこうするべきだ」
という部分は
TCGにおいても同じと思います。

TCGにおいて
「こういうカードを作っちゃダメだよ」とか
「こういうカードは環境を破壊するよ」とか
「こんな使えないカードはなんで販売するの」とか
よく言われる事ですが

それをイチ観客=消費者レベルで論じるのと
「クリエイターとして」考えるのとで見方が変わるのではないかということです
私はそれを書きたいだけです。

間違えちゃ困りますよ。
ダブルオーの悪口を書いているのはあさりさんであって
私ではないですよ(笑
金欠アルド すきゃる さん [2010/11/10 22:38]
おひさしぶりです、少し気になる内容だったのでコメントさせていただきます。

ダブルオーの話題に関しましては、私は結構気に入っているので何んといいますか、贔屓目なところがありますがもう人型ロボットものなんて腐るほどあるんだから、出てきたんだったら気にしない人は気にしないし、気にする人は「パワーアシストスーツかなんかの延長なんだよね」とかで勝手に理解してね、という方向性でもうすでに問題ないようなくらい浸透してると判断したんじゃあないでしょうかとも思うのでどうなのかなー、と。今さらタイムマシンが登場するSFで時間移動する原理から細かく描くものは少ないわけで。
作り手もそれなりの人たちを使ってる訳ですからそこまでアホじゃないと思うんですよ。
まぁ、あくまでリアルロボットなんだから(まぁガンダムはリアル中のスーパーロボットなんて呼ばれてますが)さらりとでいいから作中で解説しろよとは思いますが、不満といえばそのくらいですし、結果的にエンターテイメントとして楽しまれていて、物語のメッセージが伝えられてるんでいいと思うんですよね。
まぁこちらの話題はこれ以上ここで語ってもしょうがないのでいったん切ります。


で、TCGの、GWに関する話なんですがウィナーズスターターが出た時点で、もしくは女神ベストやウィナーズブースターの話が出た時点で、売り手としてはそれまでの構築済みやBB,EBシリーズの「再録欲しい新顔のユーザーも、新規が欲しい既存のユーザーも、両方買ってね」から「毎月発売はするけど自分に必要かどうかは考えて買ってね」って方向にシフトしてるとは考えられませんか?
思えば元々コレクター用のアイテムとしては戦場の女神なんかがいい例で、グラビアGなんかはその実験だったんではないかと思うわけですよ。
で、結果的にガンプラパックもただ単にコレクター的なアイテムとして出したんだけど、普通のドラブだと思って4箱とか買っちゃった人は、まぁ読み切れてなかったんじゃないかな、という風に思います。
同じような理由でクルセイドの方も、毎月出てはいるんですが、シリーズフォーマットに関するクルセイド会議室の態度から見ても、WSのネオスタン的な方向に持って行こうとしてるのが大体読み取れるんで、そういうことなんだろうなと思っていいと思います。

したがって、それほど心配する様な事はないかと思います。

また、ゲームとしても24thのACEの登場でマリガンして4枚スタートしても割りかし頑張れるようになりましたし、ゲームバランス的にも考えられてると思います。
欠点といえばそのおかげで24thのACEが高騰してますがその対策の刹那&エクシアであり、これからもキャンペーンでこのような効果のプロモが配られるのだったらまぁ問題はないかと思います。

言葉をそのまま借りると調理人はアワビを上手い具合に料理してると思いますよ。
しかしいくら上等な刺身を出されたとしても食べる側が飾りの大根を刺身と同じだけ頬張っちゃそりゃダメだろうと。

福引犬 とむやんぷ~ さん [2010/11/11 03:19]

>朔太郎さま
コメントどうもありがとうございます。

ああ、そうか。

「一般人に対する」という部分が抜けていますね。(苦笑

>今さらタイムマシンが登場するSFで時間移動する原理から細かく描くものは少ない


>毎月発売はするけど自分に必要かどうかは考えて買ってね



ブシロードのヴァイスとバンダイのガンダムウォーではスタンスを同じくしては厳しいのではないかと思うのです。
もしそうならば
一般人がアニメをもしくはTCGを理解するのは難しくなってしまうと思うのですよ。

長くなりそうなので続きます(苦笑