しばらくぶりですが
http://tocage.jp/blog/351/1280324530.html
のつづき
http://www.narinari.com/Nd/20100814067.html
をまず読んでまして
http://d-6th.com/blog/2010/08/post-170.php
を見ました。
あまりにも正論。
ナンでしょうね。
とはいえ、私も動画サイトには
動画を上げたり面白いものを見させていただいたりと
それなりに恩恵を受けたりするのであまりどうこう言えないのですが
なんにせよ
「この作者が困る」という状況はどうかと。
このままでは本当に
ダウンロードどころか見るだけでも違法になって
はては「監視集団」や「特殊法人」などが摘発するようになるのだろうなあと。
まあ、ドコまで杞憂でいられるか・・。
一番は違法にサイトに載せないことだろう。
それが一番いいことだろうとは思う。
無ければみれないんだから。
しかし昔に比べたらいまのアニメのファンは恵まれている。
簡単にコンテンツを手に入れることが可能・・・というか
そういうインフラが整ってきている。
インターネットがここまで普及し、動画サイトが充実し、だれもが簡単に参加できる状況。
20年前に考えられただろうか。
1996年に私が始めてドリームキャストのためにインターネットプロバイダに契約してから15年。
その当時はインターネットが普及したらイイナアと思っていたものが
いまや普及しすぎたための弊害が(苦笑
旧タイプのメディアが一掃される恐れまで(笑
アニメや印刷媒体の業態転換が図られなければならない。
たとえば、それで無ければならないもの
同人誌やトレーディングカードがそういういままでとは違う形のもの
簡単に手に入れられないものに価値を求めたり、モノとして所持することで価値を持つものが好まれるということか。
それが
アニメの衰退という形ではなくアニメを宣材として使うパターンが増えていくようなものかも知れない。
昔は夕方からだったアニメの時間帯が深夜となり
1クールや2クールごとに製作されることで状況を見て様子を見るようなことになったり
オリジナルアニメーションはどんどんそういう方向になっている。
それどころか原作付アニメもその方向性に沿うようになり
それがメディアミックスというと聞こえはいいですが
でも制作費のかかり方はアニメのほうが圧倒的。
ゲームが原作ならゲームの売り上げがまず存在するので
アニメの場合不利。
小説もマンガも原作ということで基本販売されているし
アニメがはじめから「販売目的で存在できない」状況がやはりおかしいということなのか?
その格差が何かを物語っているような気がする
果たして
アニメはこれからこのままでいいのだろうか。
何かもっと変わらなきゃならない気がする。
しかし黒執事の作者は思い切ったことを書いたものだ。
そういう意味では尊敬をする。
おそらく同情と反発の両方を受けると思う。
それに負けずに頑張って欲しい。
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テーマ:私的見解 | 投稿日時:2010/08/18 02:30 | |
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ki さん | [2010/08/18 07:10] |
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この記事を最初から読ませていただきました。 確かにネットでの違法ダウンロードに関しては良くないという意見が多いという印象があります。 私個人の意見は、現状ではその考え方に反対です。 理由は簡単そもそも地方では放送されていないアニメもあるからです。 ネット上の流行の格差があるわけです。 確かにいいアニメもたくさんあるのも事実です。 普通に見ようとすれば、本来アニメを見る所と比べてもそのアニメ自体を見るための費用、ファンとしての認知の差がどうしても出てしまいます。 違法ダウンロードをしてアニメを見る人は、無銭飲食と同じという意見もありますがそれは同時にそれだけの魅力しかなかったということとしてもとらえることが出来ます。 本当に面白いものなら好きなものならば関連商品も買いますよね?多少は。 私も、アニメ ライブオンが好きだったのですが私の地域では放映されていなかったので、ネットで違法投稿されていた物を見ていましたが、同時にカード、あと一部漫画も買っていました。 そこにつぎ込んだ額(10万以上はしたはず)を考えると必ずしもそれが悪いとは言い切れません。 もちろん、ネットで期間限定で無料配信というのも増えて来ました。 そのような流れは賛成です。 本当に違法ダウンロードに反対するならばまずはアニメ放映に地域間の格差をなくすことと、アニメの本数は少なくなっても構わないので本当に魅力のある作品を作って欲しいと真剣に願うばかりです。 |
ペン太郎 さん | [2010/08/18 19:39] |
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日本人(だけではないかな?)は、形あるもの(ハード)はお金を出しやすいのですが、形のないもの(ソフト)にお金をつぎ込むことに抵抗がありますよね。 なんでもかんでも電子化をすることにより本やDVDなどの少しだけでも形があったものが、データという形のないものに化けたけど、価値が同じであることを受け入れるだけの文化がまだ出来ていない、というのが私の私感です。 まぁ、一部の権利者がデジタルというものに過剰に反応していることに私も反発したい気持ちがありますが、この話には驚きと作者への同情を持ってしまいます。 地上波コンテンツも無料に見えますが広告・販売など色々なものが絡み合うことで無料を実現している、タダより高いものがない、などということを社会全体で啓蒙していく必要はあるんでしょう。 |
とむやんぷ~ さん | [2010/08/18 23:04] |
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個人的には映画もアニメもバラエティなどのテレビ番組も含め情報コンテンツが限りなく安い状況は歓迎するのですが 逆に クリエイターとしてそれでやっていけるのか という矛盾点を抱えることになる部分に関しては正直頭が痛いと思います。 メディアミックスという形でいろんな商材を展開しているのならば アニメであろうがなんであろうが安く多くの目に触れて欲しいものであるだろうと思うのですが 黒執事の場合どうなのだろうか、と考えると エニックスの社風から二次使用を極端に嫌う傾向があるのでその辺が今回の話が絡んでいるような そんな想像をしたりもします。 スクエニは中古は嫌いですし、パロディーすら自社でやってしまうくらいだし なんとなくそんなイメージがあるのですが。 とはいえ、やはり 「モノ」として残らない情報などに関して日本人の意識は まだ「限りなく安いものである」というイメージはぬぐえません。 そうでなければ押井守氏のダロスは成功しているはずですから。 いくらお金をかけてもきちんと回収できる方法がなければそれは何の意味も持たない。 そもそもいいものを作れば、またはお金をかければ売れるというわけではない。 もしそうなら映画ファイナルファンタジーや、ドリームキャストのシェンムーは大ヒットしなければならなかった。 アニメがアニメとして「儲かる」のはどうしたらいいのか それを考えると非常に難しい話だなあと思うのです。 |