http://tocage.jp/blog/351/1280224786.html
の続き
現状でアニメスタジオが出来ることはアニメを作る事であっても
それが「お金」に鳴らなければコレはただの徒労か趣味でしかなくなる。
それこそ芸術では腹はふくれないということになってしまう。
デザインとかならば
それはそれで食べていける人は多いのだけど
アニメの場合
どうしても大量の資材が必要となってしまう。
今はPCの性能でだいぶスリム化したといえど
やはりいわゆる「ジャパニメーション」を構築しようとすると多くの力(金・人・時間)が必要になる。
だから儲からないものになりつつある。
それを使わないようにするという方法を模索すると言うのもアリかもしれないが
現状なかなか出来そうもなさそうだ。
なぜなら
「こういうものがアニメである」
という頭がある限りそれはもうある意味進化が止まっている。
再び進化をさせるには今までの方法論を含めてもっと新しく、それでいて違った方策を求める必要性がある。
ということであれば、
「昔に戻る」のは方法論としてあたり前で
山本氏の言う
「オモチャを売るために」
というのは
大いに「アリ」である。
遊戯王が売れ続けているのはまさにそれ。
アニメの遊戯王がなかったらここまで爆発的に遊戯王は売れただろうか。
ヴァンガードにしても
ブシロードがなければこのアニメが製作されることはあっただろうか。
逆にアニメスタジオがアニメを作ってそのカードゲームを作ってもらうという手もあったろう。
実際今までがそうだった。
アニメスタジオがアニメを作る。
そのコンテンツをブシロードなどのメーカーに「買って」もらう。
そのアニメのカードが販売される。
これが逆転する。
ライブオンがある意味その先鞭をつけたかもしれない。
まずカードゲームありき。
それに対してアニメが作られる。
アニメが魅力的なら(少なくともある程度の量は)カードゲームは売れる
逆はどうだ。
カードゲームが魅力的ならアニメは売れるか?
アニメはDVDやそういうパッケージで販売するとなれば
果たしてどうだろうか。
残念ながら今のところ成功しているというのはないだろう。
遊戯王はマンガ原作があってのもので
先にカードゲームがあったわけでないし
初期の遊戯王カードゲーム(バンダイ版)はひどいものだった。
それをルール整備してアニメにしたのだから
厳密に言えば原作が先にありと考えたほうが良いと思う。
とするなら
アニメの存在とはなにか?
非常に残念ながら
「ただ番組」にしか過ぎないという結論になる。
とはいえ映画やテレビ、インターネットがそうであるように
番組がなければそれは無意味なものである。
だから番組を入れる。
それを人が見て何かを考える。
色々な人が見ているのだからいろんな考え方をする。
そしてそのうちの何人かが「プラスの感情」を発露したとしたら
番組は成功である。
問題はそこで満足してはお金にならないということ(笑
そこで見ている人に「お金を要求」しなければならない。
映画なら事前に料金をもらえる
テレビならスポンサーを見つけてもらってお金をもらう
インターネットなら?
うわっ!
恐ろしい考えになってきた・・・。(涙
何だか地雷を踏んだ気持になってきたところで続く。
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テーマ:私的見解 | 投稿日時:2010/07/28 22:42 | |
TCGカテゴリ: カードファイト!! ヴァンガード | ||
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