東京おもちゃショーで『CARD FIGHT!! ヴァンガード』堂々発表! 7月15日から18日まで、東京ビックサイトでおもちゃショー2010が開催されました。今回は、株式会社ブシロード様の『CARD FIGHT!! ヴァンガード』のブースの写真を掲載します。新作TCG『CARD FIGHT!! ヴァンガード』は、遊戯王R著者... |
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の続き。
京アニの山本氏が言う事がどこまで本当なのか
現状の私では確認することは不可能ではあるけど
しかし氏が言うことの多くは私にも心当たりがあるし
おそらく間違いない事実であろうと思う。
正直に言って
京都アニメーションは私にとってジブリと同程度の
「どうでもいい」アニメ製作会社になっている。
ここで勘違いして欲しくないのは
私にとって「どうでもいい」のは
私の「興味の外にあるという事」
プラス
「確実にある程度の水準以上を維持できる・もしくは期待できる」
ということである。
つまり
感情的にプラスなものである。
ただ、
私はそんな優良なものに興味を持つ意味がないと感じてしまう。
これから伸びるものやこれから「いっちょいってやる!」という気持を持った会社が好きである。
なぜなら「そのほうが楽しい」から。
持ち上げたり、すかしたりして上を目指す姿を見たいから。
最近そのようなアニメを見ていない。
京アニもハルヒをアレだけ見れば、もういいです。
フルコースも毎日だと飽きが来るということです。
だから鷹の爪もみる。(苦笑
そうしたら京アニがどれだけ贅沢で、すごいのかがよくわかるというものです。
そういうことの上で
話を続けると
そんな上質な会社でも危険である状況というのが
現在のアニメ製作の現場であり
きわめて不思議な状況であると思えるのです。
「日本のアニメはすごい」といいつつ
実際は明日にでも転覆するかもしれない
非常にヤバイ業界。
ゲーム業界といい
日本のこういう産業は本当に危険。
一種のガラパゴス化という感じ。
すごくいいものだけど
それがすべて内に向かっている。
世界が認めているけど、それも「ガラパゴス的進化の謎」のような好奇の目でしかない。
だったら世界にさっさと出すべきではないかと思うのだが
どうもネット住民は外国がお嫌いなようで。
特に中国とか韓国とかの名前を出すと
極端に嫌悪感を示す場合がある。
しかし
中国・韓国ともに日本のアニメーションをかなり知っている。
中国はマーケットとしておいしいと思うし
韓国はうまく使えば世界戦略をきちんと立てて持っていける気がする。
が、そのために日本人のプライドを捨てなければならないかもしれない。
それがネットの嫌韓・嫌中の方にはいやでたまらないだろう。
でも、同時に日本のアニメ産業が生き残る為には
そこを使っていかなければならない理由が多い。
ひとつは人的要因。
今の日本のアニメ業界は低コストで大きく儲けなければならない。
しかしアニメ製作会社社長に「長者番付」に載るような人はいない。
つまりどこかに大きくお金が取られている。
というより
「アニメは結果ではなく手段」という構造になっている。
オモチャを売るため、カードを売るため、ゲームを売るため、本を売るため、同人誌を売るため(笑
最後のはシャレですが(苦笑
とはいえ、
アニメで食べていける人はなかなかいない。
今までアニメ関連養成の専門学校を卒業した人の
どのくらいの人が今でもアニメだけで食べているだろうか。
おそらく1パーセントくらい?
アルバイトをしたりとか親の仕送り、同人を描いて販売したりということがあればさらに増えるかもしれないけど(苦笑
少なくとも
「目指す職業」としてのうまみは小さすぎる。
同人誌作家でいたほうが親のほうはいいんじゃないか?
そのために他の国の安い労働力を使う。
技術がそこに流れる
その国に徐々に日本のアニメの「基礎」が出来上がる。
それが韓国と中国。
そのうち韓国や中国で日本のアニメを超えるようなものができる「かも」しれない。
そうなった場合嫌中・嫌韓に凝り固まっていると
日本のアニメはさらにガラパゴスを加速させなければならない。
しかし、そのときに日本のアニメ産業が生き残っているだろうか。
その部分を考えつつ続く。
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テーマ:私的見解 | 投稿日時:2010/07/27 18:59 | |
TCGカテゴリ: カードファイト!! ヴァンガード | ||
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