バトルスピリッツはすでに初心者が入りづらい環境になっているように思える。
バトルスピリッツ5弾のカードを整頓し終えてつくづく思った。
根拠として
テキストが相変わらずわかりづらい。
「バンダイ語」とよく言われるがガンダムウォーにおけるバンダイ語とはわけが違う。
たとえば今回の赤白Xレアのジークフリーデン
「召喚コスト支払い後、指定コスト以上の自分のスピリット
1体の上のコアすべてを指定場所に置かなければならない。」
指定コスト以上の
自分の
スピリット1体の
上の
何回「の」が入るんだ。
こんなの日本語がおかしい。
作っているスタッフの中ではよいのだろうけど
それに振り回されるほうはいい迷惑だ。
たとえば「自分がコントロールするスピリット」で「の」が省略されるし
今後スピリットのコントロールが移動するようなことがある場合にもよりわかりやすくなる。
コントロールをとられても「自分のスピリット」ということの「対象」をとることができるという危惧を製作者側は持っていないのだろうか。
つまり
「そこまでは考える必要はない」
と考えているということなのかとかんぐってしまう。
さらにキーワード能力
キーワード能力に関する記述が少ない。
今回の「転召」にしても
「指定場所に置かなければならない」
と書いてあったりするが
そもそも指定場所ってなに?
wikiにも書いてないぞ?
初めての人にはきわめて不親切だ。
というか初めての人に「ググれ」とか言うのはアリなのか?(苦笑
ほかのカードを眺めていてやっとなんとなくわかるようになる。
【転召:コスト6以上/ボイド】
召喚コスト支払い後、指定コスト以上の自分のスピリット
1体の上のコアすべてを指定場所に置かなければならない。
と書かれているのを見ても
ぱっと見て意味不明だよ?
たとえるなら
【転召:コスト6/ボイド】
(このスピリットは召喚する際に召喚コスト支払い後、自分がコントロールする指定コスト6以上のスピリット1体の上にあるコアをすべてボイドに置く。)
確かに長くなるかもしれないがそうしないと混乱する。
親切にやるのなら
「置けなければこの召喚は行われずカードは墓地に置く。」
までが必要だろう。
「置かない場合はプレイできない」でもいい。
対戦してやってみると「ああ、なるほど」ということはよくある。
使ってみて「そういうことね」となることは意外と多いのだが
こと「バトルスピリッツ」においては
そのあまりの不親切さに思わず眉をひそめてしまう状況が多い。
大体「指定場所」を設ける意味があるのだろうか
指定場所と書いておけば確かに「慣れてしまえば」
【転召:コスト6以上/ボイド】
でもわかるだろう。
(しかしこの場合さらに短く【転召:コスト6/ボイド】でいいんだけどな)
これだけでも初心者には十分「やさしくない。」
もっと「わかりやすくする」のがこういう低年齢層向けとされるカードゲームの命題だと思うのだが
・・・待てよ?
バトルスピリッツは本当に低年齢層向けか?
いや、違うだろう。
どう考えても「低年齢層にはきつい」カードゲームだ。
たまたまケロケロAみ掲載されているからそう思っているだけで
本来は違うのかもしれない。
とはいえ、初めてカードゲームをしようという人に優しくないのはまちがいないな。
製作者側には「すでにTCGを知っている人」しか目に見えていないと思われる。
その割にはテキストなどに穴が多くて時間がないのかやる気がないのか。
本当に悩ましいTCGが出たものです。
テーマ:日記 | 投稿日時:2009/08/13 05:55 | |
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とむやんぷ~ さん | [2009/08/13 05:59] |
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MTGもキーワード能力を多くしたため 似たようなことがおきている。 キーワード能力の下にはきちんと説明がほしいものだ。 飛行とか防衛とか 初心者にはわかりにくいって。 |
Baron さん | [2009/08/13 10:38] |
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今までは行変えてキーワード能力の解説があったんですけどM10からは無いんですよね。 新規・回帰ターゲットがM10のコンセプトなんですが前者には辛い問題ですよね。 |
いちのせ さん | [2009/08/13 12:08] |
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最近バトスピ始めましたが、転召は意味がわかりませんでした。 パックに一緒に入っている説明用紙を見てわかった感じです。 そして、龍帝ってあれ鑑賞用カードですよネ? あれ出せて強いデッキってあるんですか? |