マイケル・エリオットのデザイナーズルームコラム(11/21) 先日更新された、バトルスピリッツオフィシャルコラム『コラム オブ マイケル・エリオット』を見てみよう!今回のコラムでは、バトルスピリッツのユーザだけではなく、どんなカードゲームにも共通していえることが... |
店舗を運営して
お客様に遊んでもらうために当たり前にやっていることなのです。
デザイナーとしての心構えということではコレが出来ていないと困るということなのです。
しかし現状どうなんでしょうかねえ。
お客様の感覚としては
「レベルの高い試合をしたい」とか
「もっと楽しい試合をしたい」とか
「自分のレベルの人同士で遊びたい」とか
「趣味としてのんびり遊びたい」とか
他にも「それぞれの楽しみ方」があるでしょう。
でも基本的に最初は「動かし方を知っただけ」でも充分楽しめたのに
そこからいくつかの流れに突き当たって分かれてしまう。
以前にも書いたことだけど
「上を目指す」「趣味として楽しむ」
将棋などと同じですね。
今回のバトスピのマイケル氏のコラムに関しては
もしかするとMTGではこういう当たり前のことがなくなってしまったと考えているのだろうか。
ある意味そうかもしれない。
上を目指すことで「カネ」という誰にもわかる形で成果が現れる。
ゆえに自然と厳しい環境になりやすい。
始めるきっかけは敷居が低ければ低いほど良い。
コモンカードを多様して遊ぶ。
これは素晴らしいことだ。
ただ、バトスピに関して言えば問題点がある。
コモンカードの種類が多すぎる。
1BOX買っても1枚しかないコモンカードがいくつも存在する。
こんなのはカードゲームとしては欠陥であるといえよう。
コモンカードがきちんと揃うからこそ
余剰カードを他の「やったことの無い人にあげる」ことが出来る。
それでデッキが組める状況になるならさらに良い。
それで遊ぶことが出来るからだ。
ゆえに第1弾パックのレアリティの比率には気を使わなければならない。
ではバトルスピリッツにはそれが出来ているか?
答えは残念ながらNOだ。
コラムで書かれているような状況にしたいのなら
まず「自分が買ってそう思うことが出来る」かを考えなければならない。
誰もが初めてのものには躊躇するんだから
その敷居を低くするためには「ばら撒く」事も必要なのだ。
ケロケロAがどれだけの売れたかよくわからないが
あの「おまけ作戦」は成功したと思う。
惜しむらくはもう少し強いカードも入れて欲しかったところだが(苦笑
しかし、ケロケロAのオマケだって数に限りがある。
まだ配布しているというのならもっと配布するべきであり
その役割は我々小売店にあるといえるし
その努力は惜しんではいけない。
しかし、その小売店にお客様が足を運んでくれなければそれはただの徒労に終わるだろう。
そうしないためにも、「バトルスピリッツ」が好きなお客様は「その面白さ」を広めるために力を貸して欲しい。
その状況になってからこそ
マイケル氏のコラムは生きてくると思う。
今のバンダイ=ORGの商法でははっきり言って
このコラムは生きてこない。
メーカーはその辺をもう少し考えていただきたい。
小売店もその辺を考えてがんばって欲しい。
そしてお客様もみんなで「楽しむため」頑張って欲しいと思うのです。
TCGはコミュケーションツールとして非常に良く出来たものであると思うので
世代を超えて遊ぶことが出来ればいいなあと思うのです。
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テーマ:日記 | 投稿日時:2008/11/22 18:56 | |
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