皆様ブログを読んで頂きありがとうございます。
今回はS環境における2011年3月環境での主要なデッキの状態について少し記載しておこうと筆を取りました。
S環境はYou Tubeにて動画を投稿されている、シンクロ連合さんが制定した、2011年3月制限をベースにしたオリジナルレギュレーションです。詳細はリンクを貼りますので、一読して頂けますと助かります。https://mbr-movie.hatenablog.com/entry/2021/05/27/...
2011年3月制限に独自のバランス調整を加え、使用できるカードプールも2011年3月末までに存在するカード(海外で発売されていたエクストラパック4のカードも含みます)+E-HEROエスクリダオとなっており、2011年3月制限のいわゆるゲートボールとはカードプールの範囲が違うため、当時この制限環境で使われていた主要なデッキ達にも影響があります。本稿では筆者の把握している範囲ではありますが、紹介できればと考えています。
☆2011年3月環境主要デッキのS環境での状態(影響が大きいもののみ抜粋)
①六武衆
六武衆は、「六武の門」と「六武衆の荒行」が禁止になっています。結束カゲキ影武者シエンはできるため、デッキとしての動きは死んでおらず、先攻ドロー有りなのもありまだまだ戦える印象です。
②ジャンド系
「レベルスティーラー」が禁止になっていますが、クイック系がそれで被害を受けてる感じでしょうか。「リヴァイエール」が使用できなかったりしますが、主要なカードには被害がない感じです。「トラゴエディア」が準制限に緩和されているため、好みで採用が検討できるかもしれません。
③天使系
「神光の宣告者」が禁止になっているため、儀式天使は組めません。代行天使関連も、「ガチガチガンテツ」や「ダイガスタ・フェニクス」が使用できないため、デッキパワーが大幅に低下しています。球をどう活用するかで個性が出る感じです。
④ガジェット
「血の代償」が禁止であるため、展開力が失われています。。エクシーズモンスター全般が使用できないため、ガジェットだけで高打点を用意できず、なおかつ機械族を場からなくせないため、複数展開したガジェットを「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」にされ厳しいです。「TGガジェ」や「マシンガジェ」、他には準制限に緩和された「トラゴエディア」など、ライフカット力を高める工夫が必要になります。
⑤BF系
旋風BFと墓地BFがデッキタイプとしてありますが、「月影のカルート」が3枚採用可能並びに「ゴットバードアタック」も3枚採用できるため、通常の2011年3月制限環境よりデッキパワーは上がっている様に感じます。
⑥シーラカンス
「レベルスティーラー」が禁止、「フィッシュボーグガンナー」が制限になっており、ループして悪いことはできません。特定の手札2枚+手札コストから「シューティングクエーサードラゴン」+レベル8シンクロモンスターが立つ展開力は健在となっております。
⑦カエル帝、ジェネクス帝
カエル帝は、「ダイガスタ・フェニクス」や「ガチガチガンテツ」が使用できないため、カエルギミックでできることが減っています。ジェネクス帝は「フィッシュボーグガンナー」が制限入りしています。デッキパワーは幾ばくか低下していますが、盤面を触れる除去コントロール的な動きができるデッキのライバル「暗黒界」が、カードプールの都合上大幅に弱体化しているため、立ち位置的には向上していたりします。
⑧暗黒界
「暗黒界の門」、「暗黒界の龍神グラファ」、「暗黒界の術士スノウ」などの主要パーツが軒並み存在しないので、デッキパワーは大きく下がります。マスタールール2かつ当時の裁定なので、「暗黒墓守」とかはできます。
⑨カラクリ
「メカザウルス」が禁止のため、「簡易融合」を強く使うことができません。「サイバードラゴン」で代用するなどの工夫が必要で、展開力が低下しています。
☆あとがき
取り敢えず、2011年3月制限のゲートボールとS環境は微妙にカードプールが違っていまして、そこでどんな差異がデッキごとに出てくるかまとめてみました。組んでみたけど思ったのと違うなとかが、私個人としては結構あったので、参考になれば幸いです。まだ人口も少なくて、開拓の余地がある環境なので、いろいろ模索するのが楽しいです。カジュアルなデッキもワンチャンスある環境だと個人的には思っているので、いろいろな方にプレイしてもらえたら嬉しいです。
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テーマ:考察 | 投稿日時:2022/03/29 23:36 | |
TCGカテゴリ: 遊戯王OCG | ||
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