fukillです。D.C.です。
今回はD.C.新聞とスポーツの特別合同考察記事です。例によって、というより合同ゆえに超書くので長文です。
現状の僕の考えですので、質問意見指摘どんどんコメントしていただけたら幸いです。
1.前提となる2014後期環境(10月半ば現在)
ニセコイがジャンプだからって調子乗ってます。
二期がうんたらとか、もーぅ止まらないッ!おめでとう!勘弁して!
そんなこと誰でもわかるので、マリカしよ。。。
では、新聞というアーキタイプに、道はあるのか。
2.新聞とは
そもそもの話です。
新聞ってどんなデッキでしょう。
・部長立夏、溢れる想い立夏により、Lv1から面を絞った瞬間パワーが高い。
・小川と高性能な集中により安定したリソースとデッキ回転力がある。
・Lv3はバーン立夏、ホラー。Lv3シャルル採用も圏内。
長所を箇条書きしてみました。
簡単に10000を出す瞬間パワーは爽快ですね。Lv1の早出しに対して圧力をかけられます。
小川集中採用により、新規カードの「新入生歓迎!立夏」のバーン条件を容易に満たせる関係で、
従来の決定力であったLv3シャルルを抜き、8扉にする構築が可能になりました。
もちろん両立案もあるでしょう。
Lv2でやることがない関係上ストックも溜まるので、ホラーも気軽に打てますね。
Lv0の自由度、Lv3の強さは環境タイトルといったところ。
では短所は
・Lv1で三面割ることは結構難しい
・Lv1以降ほぼ確実に三面踏まれる
・置き相打ちに弱い
・Lv2でやることが無い
Lv2が本当に無理です。世界の終わり。
何もない。完全な失速です。周知の事実なのでこんなのはどうでもいいです。
問題はLv1です。
僕は全くそうは思わないのですが、どうやら新聞のLv1は強いらしい。
強いらしい、というか強くないといけないLv1で、この短所はちょっとどうなのかな、と。
現環境での新聞の立ち位置もクソもないです。思考停止では明らかに弱い。
次の項目で短所それぞれを詳しく見て行きます。
3.新聞の弱さと解決策
3-1.Lv1帯の返し値の低さについて
オーソドックスな新聞で採用されるカードは3種類。
・部長立夏…1コスト6000アンコールクリキン
・溢れる想い立夏…他新聞にCIP2000パンプ付与
・運命の赤い糸立夏…新聞ガウル
この3種類を見て、まずだいたいの枚数比が思い浮かぶと思います。
上から2、3、4くらいですかね。何故か。
まず部長について。
1コストアタッカーキャラ。多面並べたくないカード。
クリキン効果により、多面並べても効力が薄くなる関係でなおさらですね。
アンコールによって維持可能なので、少数採用でアンコールで一面維持してくださいと言わんばかりのカード。
引けば強く、引かないと少し弱いが、優秀な集中の関係でまぁ2枚程度。
次に溢れる想いについて。
他の面を補助するカード。こいつも多面出さない。
しかし、ターンを跨いで複数枚出すことが多い。
こいつばかりで手札が埋まるとLv1ですることがないが、こいつのおかげでLv2もほんの少しやることができる。
ノーコストキャラで腐る場面もない優秀なカード故に、まぁ3枚程度。
最後に運命の赤い糸について。
ノーコストアタッカーキャラ。多面並べたいカード。
2000パンプの対象としても、部長の脇としても申し分ない性能。
返し値も一番高い。新聞のラインはこの6500が基本と言っていい。
思考停止4でも全く問題ない。
第一感といった感じです。
ガウルを持っているというのは非常に大きいと思います。
しかし、新聞の深刻な問題として「ラインを上げる優秀な後列がいない」というものがあります。
新聞で置く後列で、考え得るカード・・・。
集中一面が基本だとして、あとは中央パンプ程度です。
全体ラインを上げるカードがない。
中央にガウルを置いても、脇のラインが低すぎて中央にパンプ手段を集中されるだけです。
ガウルっていうカードは、僕は返し値まで安定して7000以上のラインを作って初めて強いカードだと思うんですよ。
ライン形成のできない新聞では、あるだけマシですけど、やはり弱いと言わざるを得ない。
そして三面踏まれ続けることで、Lv2で失速する新聞は強いはずのLv3までに息切れし、
ダメージレースも負け、先上がりからゲイン持ちLv3を立てることにコストを使って、
ホラーでギリギリ耐えたあとに残るのはスカスカのストック置き場とカツカツのハンド。
詰めが強いとはなんだったのか。
3-2.Lv1で三面割ることは結構難しい、とは
簡単な話です。
部長以外の面が弱いんです。
ガウル6500に1000/1のCXを貼って7500。7500は有名なぼらえりラインですね。
同じガウルでこうも差がつくのか。
ではCIP2000パンプを使いますか?
そうして着地した溢れる想い立夏。さあ君はチャンプをする?サイドをする?
結局CIP2000パンプを使うターンはほぼどのタイミングでも一面放棄なんですよね。
そしてチャンプでダメージを通しに行くと、パンプ対象にして踏んで生き残ったガウルのラインが500下がっている。
ギャグなんですね。
これを手っ取り早く解決する手段は、集中を葵のドロー集中にすること。
さらに1500パンプがかけられるため、CX貼ったターンはほぼ確実に三面割りできます。
しかしこの集中を使用すると、どんどんハンドの質が悪くなる。
後半は使ったCIP2000パンプを集中で拾って部長に再び使って10000以上を作っていくことでなんとかLv2を過ごそうというのに、
回収集中ではなく葵を立てるとなると、この動きを取れない。
Lv3の準備もそもそもできませんし、僕は集中は回収集中であるべきだと思ってます。
3-3.置き相打ちに対する弱さ
単純に対処できない。
残ったガウルのラインもゴミ。
行きのパワーが高くても意味がない。
ダイレ枠貰われて、Lv1からダメージレース不利。
テンプレLv1構築だと、どうしようもないんですね。
現環境ではLv1相打ちが非常に多いですから、この弱点を持っていてLv1が強いなんて、死んでも言えません。
3-4.Lv1弱点の対処構築
ここまでの課題を受けて、どう対処するか。
僕が考えたのは、いわゆる小川美琴。
DC3/WE16-17
カード名:愛にひたむき 美琴
カテゴリ:キャラクター
色:赤
レベル:1 コスト:0 トリガー:0
パワー:5500 ソウル:1
特徴:《新聞》・《愛》
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードがクライマックスなら、あなたは相手の前列のレベル1以下のキャラを1枚選び、控え室に置く。そうでないなら、そのターン中、このカードのパワーを-1500。 (公開したカードは元に戻す)
小川を集中と立夏の兼ね合いでノータイム採用できるなら、美琴も自然に入る。
そして美琴によって解決する点がたくさんある。
・置き相打ち処理
・小川集中によって手札のCXを貼らずにハンドに還元することでソウル量が不足するのを、ダイレ枠を作ることでケアしている。
・リバースを介さず処理することで誘発効果を防ぐ(カムシン等パンプ系のほか、サーチ系も)
・相打ちの代わりにツヴァイ等ファッティを問答無用で処理(パンプ部長でいいですが)
・最終盤でトップチェックも可能
美琴をアクセントで採用するのはかなり強いと思います。
逆にメインプランにすると、小川依存になりすぎて不安定になりますね。
3-5.Lv2の問題と黄色の可能性
Lv2の失速問題は周知の事実ですが、ここで一つの可能性が模索されました。
タッチ黄色です。
DC/W01-005
カード名:鷺澤 頼子
カテゴリ:キャラクター
色:黄
レベル:2 コスト:1 トリガー:1
パワー:3000 ソウル:1
特徴:《動物》・《メイド》
【永】 応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、ソウルを+1。
【自】他のあなたのキャラとバトルしているキャラがリバースした時、あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。
こいつをLv2で立てることで、疑似隼鷹、失速を解決しようというのです。
発案は僕ではありませんが、僕はいい発想だなーと思って試しました。
黄色は頼子と、立夏バーンの条件も満たしつつLv0アタッカーとして優秀な巴を使いました。
しかし、あくまでダメージレースを不利から微不利にする程度でした。
ちょうどアイシアというLv2から完全制圧するカードが登場し、
更に僕が美琴推しだったこともあって、僕は以下のカードに辿り着きました。
DC/W01-E04 DC/WE08-31
カード名:水着の和泉子
カテゴリ:キャラクター
色:黄
レベル:2 コスト:1 トリガー:1
パワー:6500 ソウル:1
特徴:《宇宙人》・《水着》
【自】このカードがアタックした時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードがクライマックスなら、あなたは相手のキャラを2枚まで選び、手札に戻す。
ソウルを上げる手段は、何もソウルパンプだけではない。
つまり、ダイレクトを作ればいい。
和泉子のバウンスは縛り無しの二面。前二面でソウル+1×2。頼子と見た目同じです。
そして和泉子が頼子より優れている部分は二点。
・相手のボードをほぼリセット
・返しも自分のキャラが最低二面残っている
この二つは非常に大きいんですね。
たとえば一つ目。
早出しデッキのファッティを処理することで再展開をできなくする。
チェンジ元がいない、専用イベントがない、条件が満たせなくなっているなど。
そうなれば、Lv1勝負です。五分以上になっています。
早出しデッキの多面展開は基本二面ですから、一瞬で二面リセットできる和泉子はLv2の弱さをとても効率よくカバーしています。
早出しデッキではなくとも、新聞に対してLv2以降はLv2以上のキャラで戦って有利を取って行くのが普通です。
なので2/1以上のキャラをバウンスすることでテンポを取ることができます。
従来、相手はLv2以降ボードを取ってストックを使わず圧縮を続けてしまう展開が多かったはずですが、和泉子が再展開を要求するのでストック圧縮を回避しています。
二つ目はダメージレースの観点で非常に重要です。
僕が頼子に魅力を感じなかった点は二点。
・チャンプに変わりはないこと
・隼鷹と違って二面出しても2-3-2で弱いこと
一面だと1-2-2。全てチャンプだとして相手は何もしないで2-2-2。
ほぼ打開できてないに等しいです。
隼鷹だったら話はわかりますが、頼子ではどうにもならない。
和泉子はバウンスでダイレ枠を作るので、キャラが残っています。
例えば和泉子チャンプ二面ダイレで1-2-2だとしましょうか。
次の相手の攻撃は2-1-1ですよね。
結果的に自キャラは三面処理されていますが、ダメージレースではほぼ五分となっています。
ほぼ五分、というのは相手はクロック置く必要がないのでこの書き方です。
こちらはクロック置かないとやってられませんからね。
さて、そりゃー条件きついんだから優れていて当然だと思いますよね。
小川は当然4。美琴は絶対使うし、和泉子も使う。なら小川では足りないだろう。
と言って、僕が採用したカードはこれ。
DC/WE02-014 DC/WE08-59
カード名:星に願う杏
カテゴリ:キャラクター
色:青
レベル:1 コスト:0 トリガー:0
パワー:4500 ソウル:1
特徴:《和服》・《演劇》
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札を上から2枚まで見て、山札の上に好きな順番で置く。
もうこのデッキ、新聞ではないですね。
じゃあ新聞じゃなくていいです。「デッキトップコントロール」とでも言いましょうか。
Decktop Control。略してDC。くっだらねー。でもそんな感じ。
杏採用に踏み切った理由は、ここまできたらガウルである意味がないこと。
まず美琴を厚く採用するデッキにおいて、後上がりでは美琴を出すので問題ないですが、
先上がりは美琴を出せないので問題があります。
そこで新聞はもともと助太刀採用するのも珍しく、別に自分も6500のガウルのために採用する気はなかったので、
だったらLv0踏めれば何でもいいじゃないか、という発想から、
4500値というギリギリ合格ラインの星杏を採用することに決めました。
あと残った問題としては、和泉子で噛んだCXをどうするのかというところ。
そこでこのカード。
DC3/WE20-10
カード名:新入部員 さら
カテゴリ:キャラクター
色:青
レベル:0 コスト:0 トリガー:0
パワー:1500 ソウル:1
特徴:《新聞》・《スポーツ》
【自】[① 手札を1枚控え室に置く] このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の山札を見て《新聞》か《スポーツ》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。
公開当初、「アタックトリガーのサーチシステムは弱い」と話題(?)になりました。
そりゃーメイン解決のCIPサーチにしろよ、って思いますよね。
こいつを併用して、CX処理をします。もちろんこんなカードはできればって感じですが。
序盤では美琴や集中に対してアクセスする重要な役割もあって、単純に有用。
だんだんコンボデッキみたいになってきましたね。
でも僕は、既存の新聞よりは強いと思って真面目に考えました。
もちろん欠点もあり、Lv1で出てくるLv2キャラに対して無力という点がわかりやすく最悪の欠点です。
アイマスはほんとに無理な構築になりますね。ミラー戦でD.C.音楽とも無理です。
単純にSAOに雨宿り多面出されても無理です。
しかし、現環境に対する美琴の強さ、和泉子の強さを考えると、非現実的ではないと思います。
ヴァイスネオスタンでも珍しい「コントロール」デッキですね。
4.構築
ではレシピ。簡易評価はスルー。
Lv0…16枚
黄…4枚
学園の風物詩 巴…4枚
赤…4枚
お寝坊 姫乃…4枚
青…8枚
“3バカ”杉並&義之&渉…4枚
新入部員 さら…4枚
Lv1…16枚
赤…7枚
愛にひたむき 美琴…4枚
運命の赤い糸 立夏…3枚
青…9枚
星に願う杏…4枚
フラワーズは大忙し! 葵…1枚
小川で遊ぼう!…4枚
Lv2…6枚
黄…4枚
水着の和泉子…4枚
青…2枚
ホラーは苦手…2枚
Lv3…4枚
赤…4枚
新入生歓迎! 立夏…4枚
CX…8枚
赤…8枚
扉…8枚
・総計
Lv0…16枚
Lv1…16枚
Lv2…6枚
Lv3…4枚
CX…8枚
黄…8枚
赤…23枚
青…19枚
トリガー(CX抜き)…8枚
ガウル3枚の枠は、何でもよかったです。Lv3入れても、Lv0入れても。
ただ事故が怖いデッキだったので、別にガウルを採用してもいいじゃないかと思ったので入れました。
で、なぜ簡易評価がスルーなのか。
僕はこのデッキを弱いと思っているからです。
おいおい、じゃあなんで今までウンチクたれてきたんだとなりますが、
僕はこのデッキを「既存の新聞デッキより強いと思う」と言っただけです。
つまり、このデッキ も 弱いんです。
CX依存度が高く、一部デッキに詰むとか、流石にどうなんだよ、と。
こんなことするなら、スポーツでいいじゃないか、と。
5.スポーツとは
そもそもの話です。
スポーツってどんなデッキでしょう。
・さらチェンジにより、Rewrite並みのラインをLv1で立てられる
・チェンジ元対応が+2、一週目に高ソウルを叩き付けつつシナジーでハンド補充も可能
・「さら」が新聞持ちなので「お寝坊 姫乃」の集中エンジン搭載可能、青が自然に入り小川集中も可能
・Lv3はバーン立夏で詰め、Lv3サラとホラーで耐久も可能
長所を箇条書きしてみました。
従来のスポーツは、Lv3の弱さが致命的でした。音楽と同じですね。
しかし最新弾でバーン立夏が追加され、
新聞も持っている「さら」が中心のこのデッキでは見事に決定力を獲得できました。
小川を無理なく4投できる関係で、トップ操作が容易ですね。
環境で注目を集める防御札であるホラーを保有し、Lv3サラがゲインソースで耐久も可能。
攻守両面で隙が無いです。
特筆すべきは全体+2の存在。一週目早期に速度を出しつつ自分だけボードを強化することができ、
この動きが他のデッキとの大きな差別化点になっています。
では短所は
・多面チェンジできないと厳しすぎる
・Lv2でやることが無い
この二つが割と厳しいです。チェンジに関してはどうにかしましょう。
問題Lv2で、早出しメタはあるもののやはりサーマル、ビビッドグリーンのように
Lv2シナジーで高出力を出されると辛いですね。
しかし他の似たようなデッキと比べると、小川集中による安定したキャラ供給、
全体+2による流し性能によって若干の耐性があります。
とにかく一週目で速度を出すことが大事ですね。
では、スポーツは現状でどのような立ち位置なのか。
僕としては、「いける」と思います。
恋する魔法アイシアというカードが存在しなかったら、今期はスポーツで挑んでいたかもしれません。
アイシアが好きすぎて、比べるともう他のキャラはさくらさん以外話になってないので、今期は魔法一択というだけですが。
・安定したリソース
・スピードゲームができる
・上記に加え自分の一週目のデッキクラッシュ能力が高い
・Lv1高ライン
・早出しメタ「美夏」の存在
・スピードゲームからLv3の決定力を投げつけられる
・防御札「ホラー」の存在
非常に環境に適合していると感じます。
6.構築
ではレシピ、簡易評価(評価基準は長くなるので前回の記事でも見てください)
Lv0…17枚
赤…10枚
お寝坊 姫乃…3枚
昔の思い出 音夢…4枚
思いやりの気持ち 清隆…3枚
青…7枚
“3バカ”杉並&義之&渉…4枚
新入部員 さら…3枚
Lv1…12枚
緑…2枚
とびっきりの笑顔 サラ…2枚
青…10枚
体操着のさら…4枚
フラワーズは大忙し! 葵…1枚
ちびさら…1枚
小川で遊ぼう!…4枚
Lv2…7枚
赤…1枚
帰ってきた笑顔 美夏…1枚
青…6枚
大ピンチ! さら…4枚
ホラーは苦手…2枚
Lv3…6枚
赤…4枚
新入生歓迎! 立夏…4枚
青…2枚
永遠の約束 サラ…2枚
CX…8枚
赤…4枚
扉…4枚
青…4枚
ふぁ~すとれっすん…4枚
・総計
Lv0…17枚
Lv1…12枚
Lv2…7枚
Lv3…6枚
CX…8枚
緑…2枚
赤…19枚
青…29枚
トリガー(CX抜き)…14枚
<<新聞>>…23枚
<<スポーツ>>…19枚
【コンセプト・回し方】
チェンジ対応+2で速攻
Lv0:D.C.最強を詰め込んだ感じ
Lv1:チェンジと+2貼って速攻
Lv2:さっさとダメージ入れる
Lv3:決定力と耐久札の使い分け
【各要素・長所・短所】
・Lv0:A
安定性:A
パワー:C
コスト確保能力:A
手札補充能力:A
弱点 →
・Lv1:A
安定性:C
パワー:A
速度:A
コスト確保能力:C
手札補充能力:B
弱点 → 瞬間火力10000、多面チェンジ
特に厳しいタイトル:新聞、Rewrite
・Lv2:D
安定性:D
パワー:D
速度:C
コスト確保能力:B
手札補充能力:B
回復力:E
弱点 → 10000ライン
特に厳しいタイトル:いろいろ
・Lv3:B
安定性:C
パワー:D
コスト確保能力:C
手札補充能力:B
耐久力:B
決定力:B
弱点 → 立夏成功してください、火力メタ、ゲインメタ、イベント封じ、アンタッチャブル
特に厳しいタイトル:ログホラ、シャナ、艦これ、リトバス、AB
・総合:B
安定性:C パワー:C 速度:B コスト確保能力:B 手札補充能力:B 耐久力:B 決定力:B 圧縮力:C
長所:体操着+2チェンジによる高速制圧、小川集中による終始安定したリソースとデッキ回転速度、Lv3二刀流
短所:チェンジ依存、特にLv2でCX依存
7.解説
・Lv0は移動4、音夢4、清隆3で有力札を詰め込みました。
移動4清隆3でアド損をしないようにし、後攻に強い音夢を4という感じ。
最近はLv0相殺も多いですし、後攻音夢二面はLv0のラインが低いとあるなど一部タイトルにかなりの圧力をかけられます。
音夢と清隆、集中と清隆は相性がよく、音夢清隆はLv0には触られず、集中清隆は集中の2500が生きます。
本来集中と後列という引きはパンチ数増やすとアド損する引きですが、集中が殴ってもよくなるのは大きいです。
これでパンチ数を確保します。
本来集中4清隆2でしたが、清隆増やしました。強すぎます。
序盤事故ってどうしようもない場合を減らしたいのでサーチさら3。チェンジタイトルはLv0のアクセス強くすべき。
スポーツの枚数は意識して構築してません。
Lv0のパンチ数を確保したいので、Lv0にスポーツを捻じ込むことはしてません。
速攻デッキなので、パンチ数が大事。チェンジタイトルなので、アド損を防ぐことが大事。
Lv0の強さが肝心なんです。「柔らかな休日 さら」なんてカードは僕からすればノータイム採用圏外です。
っていうか、清隆が「さら」みたいに新聞だけでなくスポーツまで持ってるの、強すぎ。流石主人公。
・Lv1は全体+2貼ってチェンジします。おしまいです。
全体+2通ればそれでよし、対応でハンド増えればなおよし、
通らなければ相手はLv1で大ピンチラインを攻略しなければいけません。
・Lv2はキツイですが、相手のコストが溜まる前に速攻しかけるデッキなので、
準備をされる前にさっさと流します。
小川集中にCXを使うか、CXを貼るかはその場で有効な方を選びます。大抵貼ります。
・Lv3は決定力と耐久札の二刀流ですね。
生徒会との違いはゲインソースの質の差ですね。杏の方が強いですが、仕方ないです。
スピードゲーム仕掛けてるので、そこからバーン立夏で押し切る流れは非常に強いと思います。
というかまぁ、基本サラより立夏を抱えますし、コストも立夏に使うかホラー打ちます。
・助太刀についてピックアップ解説。
Lv1サラ助太刀はLv1のオバスペですね。デメリットで相手ソウル+1が付いてます。
こいつの優秀な部分はスポーツがあるところ。あとドラ。
デメリットに関しても、終盤のダメージ計算をずらしてキャンセル期待する疑似防御札みたいにもなれます。
美夏は早出しメタですが、例えば+2貼ってチェンジしてそのまま相手がLv2になって早出しした場合には使えません。
このデッキ使う上での注意点ですね。
終盤はキャラをサクって再スタンド回避やダイレ枠を作って計算を狂わせたり。
要するに、助太刀が優秀ということですね。
8.新聞との違い、現環境のライン形成
新聞との決定的な違いは、Lv1のチェンジと+2というCXです。
先上がり置き相打ちなんてされても、問答無用で+2貼ってサイドからチェンジ。
相手を踏めませんが、逆に相手のボードの相打ちはもう腐りました。
さらはLv2なので、サイドでもダメージは通りませんね。
こうしてダイレ枠を貰える展開を作り、そこからLv3まで駆け抜けます。
Lv2で不利を背負っても、+2というCXのおかげで流し性能が非常に高い。
自分は集中とサーチ、疑似リフでデッキ管理をして、Lv3で勝ち切る。
構築を捻じ曲げてないから、勝利までの道筋がしっかりしています。
何をして勝ちたいのか、どう繋ぐのか。デッキ構築の上で一番大事な点ですよね。
対して新聞は、今までいろいろ考察した上で、最終的に黄色タッチの方が強いという結論になってしまいました。
何をして勝ちたいのかはわかりますが、どう繋ぐのかの部分がぐちゃぐちゃ。
「じゃんけんを終えて初手を見て、安心できないデッキは弱い」
当然だと思う方が大半でしょう。
これはLv0が強いかどうかという話ではなく、初手から安定したプランが明確に立てられるかどうかということです。
もちろん、Lv0が強ければプランが立ちやすいので関係はしているわけですが。
僕が提案したデッキトップコントロールは、初手見てLv3までしっかり繋げられるとは到底思えないでしょう。
和泉子をやめて頼子にしても、Lv2が依然不明瞭です。
差が明確に感じられる原因は、一週目で速度を出せないから。
本来、速度を出すのは早ければ早い方がいいんです。
そこで新聞とスポーツに差が出る。そしてその後の押し込みやすさに差が出る。
スポーツと新聞を見比べて、「大ピンチ!さら」を新聞に採用しようと思えないでしょう。
大ピンチの立つタイミングが問題なんです。
Lv2でソウル1の9000デメリット持ちを1コストかけて出したいか・・・いや、あり得ない。
それがLv1で立つと・・・?ダイレ枠を貰える?
更に、行きの9000と返しの9000は意味が大きく違いますよね?
安全に着地した返しの9000は助太刀で補正がかかる。助太刀が通ると、またダイレ枠が貰える。
Lv2でもある程度の仕事はできる、という評価に変わります。
そもそも、このスポーツというデッキが現環境に合っているんですね。
昔ではちはやラインと言って9500に触れるかが目標にされ、
少し前ではぼらえりラインと言って7500ラインが意識され、
そして今では相打ち主体になっている。
環境が進むにつれてライン意識が下がって行ってるんですよ。
そんな中で、9000ライン。Lv1の2500助太刀。後列もあります。
まず見た目超えれるデッキすら怪しい。
このデッキは、現環境が最も輝けると思います。
9.おしまい
こんだけ書いておいて、今期はまだ追加たくさんありますからね。
もしかしたらいろいろ変わっちゃうかもしれませんね。
僕はスポーツ、今期活躍できるデッキだと思いますよ。
同じ総合評価Bでも上位評価です。生徒会音楽は下位の意識でB判定でした。
うだうだ書きました、次は何か事件があったらですかね。見てくださってありがとうございました。
どしどし意見ください。
登録タグ:
テーマ:ヴァイスシュヴァルツ(WS) | 投稿日時:2014/10/17 17:05 | |
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2014年10月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |