FUKILLさんのブログ

D.C.使いで古参プレイヤーFUKILLの活動を綴ります。
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【WS】頼子搭載速攻生徒会【D.C.】

新年です

GFとかプリヤとかラブライブとかわちゃわちゃしてますが、
とりあえず環境の動きはじめだし適当なことは言わず保留。

全国、世界と大会ありましたがこの場で書くようなことも特にないです。


第一弾はD.C.生徒会の考察記事。
今回提唱したいのは、「頼子搭載速攻生徒会」です。

思考の変遷、速攻定義、解説の三本構成。



1.t青型に自問自答


前回(9月末らへん)の考察で、生徒会が手を伸ばせる範囲で伸ばした構築として、
生徒会枚数を軽視し、移動・ホラー等のカードパワーで対応する黄赤t青構築を書きました。

いわゆるグッドスタッフですが、生徒会というテーマが結局足を引っ張っていました。

大はしゃぎの軽視。その結果起こる記憶事故。そして歓迎バーンや杏の追加回復の失敗。圧縮も弱い。
中盤~終盤にかけて襲いかかるリスクがこのデッキの弱点。


これが現状の生徒会と割り切っていましたが、違和感に気付いたのはLv2の後列がきっかけでした。


「なんでここに頼子置いてないんだろう」

回収メタ、確かに無駄がないけど、無駄がないだけ。
1000の補正値は頼子でも出せるし、何より不得手だったダメージレースに直接貢献してくれる。


で、非生徒会なので年越しで拾えないため2投。
ここではっきりと思う。

大はしゃぎもうほぼ飛ばないし、水着の四季程度ではトップ確定できない。
なら大はしゃぎを抜いて、3バカで思い出を満たすか。そこまでして聖夜に拘る意味があるのか。
聖夜を抜くなら、何をする。生徒会のカードばかり抜けて、別の生徒会を入れても率の改善は当然無い。

瓦解。



2.歓迎立夏を中心に考えると、歓迎立夏が成功しなくなる仕組み


ここでデッキコンセプトについてもう一度考える。

そもそもt青グッドスタッフにした理由は何か。
歓迎立夏のカードパワーは、かなり高いと思う。
榛名互換の決定力としての性能は申し分ない。
ラインも高く、上位後列が弱いD.C.ではとても使いやすい。

だが、普通に生徒会で固めて組んでも互換擁するしんちゃんの劣化のようになる。
エンジン性能、Lv2性能はこちらが上回っているが、
優秀な絆、エレベーター互換、Lv1相打ち、ノイズにならない移動、
単騎サーチ集中エンジンによるデッキケア性能、
シナジー考慮でより決定力の高い鼻血バーン、カスカビアン絡めたワンショットの自由度。

もうひと押し差別化が必要と感じた。歓迎立夏に対して別角度からのアプローチ、それがt青、というかホラー。

そもそも、榛名互換が先上がりで置く札として弱いのに、
エンジンでクロックを増やしていて、Lv1も競り負け、
CXを貼らないと速度が出ない生徒会において手放しで主軸にするのは違う。
しっかりCIP回復を引っ張って、防御札も構えられる柔軟性を兼ねた。

そしてt青した結果、立夏が成功しない。

ダメージレースで負けないようにエンジンの優秀さを活かしてLv0のパンチ数を増やし速攻の動きを取るならば、
Lv0の出力の低さ、そしてそれを代償としてるのに飛ばない大はしゃぎがどうにもむかつく。

記憶3を満たせないと、t青生徒会の意味はない。聖夜美夏でボードを取っていくはずなのだから。

もう、新聞でいいんじゃないかな。



3.何をもって速攻というのか


何が速攻と普通のデッキを分ける要素なのかといえば、一つは序盤のパンチ数だと思います。
そしてそれを可能にするのは、優秀なエンジン。
特別コストを溜めるなどはせず、積極的にカードに変換していく。

二つ目は、中盤の速度維持。特に1000/1の貼りやすさ。
つまりエンジンが優秀だとここも解決しやすい。
ただ横を貼るだけではハンドが無くなっておしまい。
ハンド増える対応が決まれば一番丸い。
当然、CX以外の手段で能動的にソウルが増やせるなら素晴らしい。

三つ目は、繋ぎやすい決定力。
ここまでにリソースをほぼ使い果たしていても、ここに繋げばいいというゴール。
ゴールがしっかりしていれば、それまでの立ち回りで明確な領域管理がしやすい。
速いデッキの方が簡単な理由はこれ。無責任に倒れ込める。


頼子の投入により、監督生エンジンを活かした速攻の動きに更なる価値が生まれる。
失速問題が解決すると、色をタッチしてまでサブプランを作らなくてもメインプランが信頼できるようになる。
青を抜くことによって生徒会枚数が増え、大はしゃぎを軽視せずに済む。
また、移動の枠でLv0の出力を上げることができる。
これにより、Lv0の返しに上から踏みやすくなり、パンチ数を遠慮せずに済む。

全ての要素が、歓迎立夏を主軸として輝かせる。



4.構築


Lv0…20枚

黄…12枚
大はしゃぎ! シャルル…4枚
監督生 リッカ…4枚
桜色の告白 音姫…4枚

赤…8枚
エリカ・ムラサキ…4枚
風見学園の生徒会長 英理…2枚
水着の四季…2枚


Lv1…6枚

黄…4枚
風見鶏の生徒会長 シャルル…4枚

赤…2枚
ちびシャルル…2枚


Lv2…9枚

黄…2枚
鷺澤 頼子…2枚

赤…7枚
聖夜の告白 リッカ…3枚
年越しキス…4枚


Lv3…7枚

黄…2枚
くすぐったい毎日 音姫…2枚

赤…5枚
新入生歓迎! 立夏…4枚
水着の由夢…1枚


CX…8枚

赤…8枚
扉…8枚


・総計

Lv0…20枚
Lv1…6枚
Lv2…9枚
Lv3…7枚
CX…8枚
黄…20枚
赤…30枚
トリガー(CX抜き)…12枚
<<生徒会>>…35枚



5.解説


・Lv0、20枚。枚数がかさばった理由は、桜色の告白 音姫。
こいつで瞬発力を上げて、Lv0の3パンに躊躇をなくす。

環境的にLv0の4000などは大抵相殺当てて潰すようになってる気がします。
Lv1/3500になるキャラの二面とか、めちゃくちゃ強いですよね。
そういうところでスローペースを作らされてたら終わりだと思います。
ダイレ面に桜色の告白を投げて、大はしゃぎや英理などにパンプを乗せる。
パワーが低い大はしゃぎを殴らせやすくすることで、序盤からアドバンテージを取って行く。やっぱり生徒会は大はしゃぎだよね。

並べてただ強いという理由でエリカ4。チェッカー四季2。
英理は2。3とか強いけど、桜色で圧迫された。
英理のおかげで、監督生による先攻1パン→3パンのきれいな流れを決めやすい。

結局、絆清隆は無いです。むしろ頼子入れた今こそ入れるべきな気もしますが、枠。


・Lv1、6枚。ガランとしてる。いいんです。
ただ監督生を捻る。CXを貼る。7500で足りないなら、一面犠牲で桜色。それだけ。
助太刀はここで打てたら僥倖。こんなものはただ美夏の代わりで入ってるだけ。
だけだけど、やっぱり打てたら強いよね。シャルルのラインが出ないからって軽視しすぎることもないんじゃないかな。


・Lv2で大事なことは、聖夜に固執しないことです。
そんなものより、頼子を置けばいいんです。最優先。年越しで回収するのは歓迎立夏。
頼子を置くことでCXを貼れないときもソウルが伸びるのは大きい。
強いのは聖夜二面、バック頼子監督生、助太刀。まぁだいたい安全。
聖夜で押せる相手には聖夜を回収して出しましょう。聖夜で五分くらいなら軽視してかまいません。
早出しされても桜色の告白を絡めれば余裕で要求できます。シャルルでもCX無しで10000までなら伸びる。

美夏が抜けてます。聖夜採用で美夏抜きっていうのはほとんど見ないです。
まず、美夏が非生徒会。構えようにも扉で拾う必要がある。
扉の優先順位は頼子>Lv3>チェッカーが大前提なので、美夏はどうしても後回しになる。
そもそもいちいちコスト払ってもみくちゃになってボード取る必要ないです。頼子いるじゃん。
というか、聖夜二面美夏構えとかで確実にボード取れたら苦労しないんですよ。ボード偏重の相手にはここまでコスト払っても勝てない。
早出しも無視。早出しされそうなら、むしろ聖夜後出しで見た目踏む。
今までの生徒会における聖夜がコントロールの側面だとしたら、こちらはビート。
それにGOサインを出したのは、頼子と桜色。

ここまで言って、聖夜がいらないとかそんなことではないんです。
単体9500の安定感があるから、バックに頼子を置いても圧力がある。
バックでソウル伸ばされてるのにボード取られたらダメージレース大変ですよね。
実際、聖夜で殴り勝てるような相手もたくさんいるでしょう。Lv2を軽視してるデッキがまだまだ多い中、3投してるってことはそこそこ信頼してる証拠。


・Lv3はゲイン2チェッカー1バーン4のテンプレ。
非生徒会を嫌っていても、水着の由夢と頼子は格が違う。
Lv3のラインが何も考えていなくても高いので、頼子が腐りにくいっていうのも魅力。


・全体を通して、とにかく生徒会の枚数を意識しています。
意地っ張り由夢はコンセプトにもあってるし強いんですが、現状抜いてます。微調整するならここか絆。



6.年越しキスのための速攻比較


年越しキス、実はそこまで重要ではないのではないか。
聖夜も軽視すると言っているし、記憶達成に貪欲になる必要もないような気がする。

と思うかもしれません。
しかし年越しキスは立派なコンセプトの内の一つなので、最後に速攻ベースのデッキと比較しつつ解説。


たとえば、AB(ここではキチ型。全国3位おめでとうございます)
高松、ショット対応でリソースを確保し、葛藤バックによるライン貢献、オペトルでデッキ及び手札の質を高める。
佇むかなでによりLv2で失速しにくく、そのまま強力なフィニッシャーに繋げる。
高松がエンジンとしてはコスト消費が多い点で、あまりカードを増やすことは得意ではないが、
プレイする総ターン自体を縮めれば必要カードも少なく済むという、まさに速攻デッキ。
速攻の特徴としては、オペトル、佇むかなで。


たとえば、なのは。
使いまわすことはできないが思い出を溜めるサルベージシステム、
起動でデッキをクラッシュしつつ思い出を溜めるクラッシュシステム、
チェンジでトップに盛ってダメージを通しやすくしつつ思い出を溜めるアタッカーなど、
とにかく思い出を溜める能力に長けるデッキ。
一見足りなそうなストックをリンディでケア。リンディの条件を3パンで満たす噛み合い。
一周目の速さと思い出圧縮を両立するデッキで、後半失速しがちだが圧縮が強い。


といった具合に、上の方で書いたしんちゃんも含め、それぞれのデッキに特色というか差別化点があります。

じゃあ速攻生徒会は結局何がウリなの?というと、監督生エンジン、頼子、そして思い出圧縮です。
年越しキスを使うことで、遅い一周目からサルベージしつつ二周目を作る。
記憶のためというよりはサルベージイベントとして入れて、使ったらなんか圧縮もできたつえー、という認識がいいのかなと思います。



7.おしまい


最近インフレしてますけど、僕はD.C.のカードパワーは高いと思ってます。
今期もまだまだ、D.C.一本。何か有益なことに気付きたいものです。日々精進。
今年の目標は引き続きレシピですかね。4位から3位になるだけでだいぶ違うから、今年はしっかり勝ち切りたいです。

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テーマ:ヴァイスシュヴァルツ(WS)投稿日時:2015/01/15 21:35
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