お疲れ様です。あんずはピポサルです。
今回は関東圏を中心に流行している話題のパートナー『フローレス・ミレディ「如月 美冬」』を紹介します。
…アップデートスリーブシリーズは続きませんでした(…)が、ちゃんと別の機会にやります(・人・ )
○美冬のデッキレシピ
【Chara】28枚
4 フローレス・ミレディ「如月 美冬」
4 信頼の証“太転依”「鵺」
4 綺久羅美を継ぐ者“太転依”「泉戸 ましろ」
4 いつもと違う「西条 緋文」
2 優等生の仮面「西条 緋文」
4 神気の瞬く光「湯ノ花 菜乃」
3 矢古民町の名士「西条 穣一朗」
2 みんなを守る「小鳥遊 ゆみな」
1 頼りがいのある男「要 三九郎」
【Event】18枚
4 太転依の躾(3種選択)
4 過剰な出迎え(ましろ互換)
4 希望の証(頭3減少)
2 フローレスのコスプレ喫茶(少女互換)
2 復讐(小説亜種)
2 信天島ガイドツアー(単独先攻互換)
【Set】4枚
4 神気の源(帽子亜種)
【Extra】10枚
1 共存
2 待望の愛車「如月 美冬」
2 初めてのカラオケ「湯ノ花 菜乃」&「西条 緋文」
2 初めての感情「西条 緋文」
1 旅行の提案“太転依”「泉戸 ましろ」&「河合 アメリ」
1 結界の修復“太転依”「泉戸 ましろ」
1 コドモノアソビ
○美冬の強みと方向性
美冬の強みは柔軟な攻め性能です。
パートナー、専用フレンドが共にパンプと貫通を任意のキャラに振れるため、相手のガードキャラを見てから動くことにより、面に並ぶキャラ全てが脅威になります。
美冬の方向性はこの強みを活かす形で纏めます。
具体的には以下の3点を意識します。
・サイズの高さ
パンプだけでは抜けないキャラとのバトルになってしまうと後出しで動けるメリットも小さくなります。
そのため、ある程度は元からステータスの高いフレンドを選びます。
・手札を使わない除去
ステータスの高いパートナーとのバトルで手札を使いため、フレンドの除去には手札を使わないような工夫が必要です。
方法は色々考えられますが、今回は『矢古民町の名士「西条 穣一朗」』を使ったガード不可(通称バルハル)を使います。
・OSとしての強み
美冬に限った話ではないですが、『綺久羅美を継ぐ者“太転依”「泉戸 ましろ」』と『町のアイドル“太転依”「泉戸 こはく」』は過去に類を見ないレベルで強力なフレンドです。
パフォーマンスのよさが異常で、取り敢えず出してテキストを使えばアドバンテージが得られます。
また、『共存』の存在もこの2種の価値を引き上げています。
初手に公開可能にも関わらず、全体パンプ+一部除去への耐性付与(逆に除去対象にもなりますが、最近では殆ど存在しないので考えないものとします)という圧倒的なテキスト量は、歴代のパンプ系公開エクストラの中でも群を抜いています。
これらを美冬の方向性としてデッキにしていきます。
○美冬のキャラ/エクストラ
美冬のキャラは方向性を意識したキャラ選びになります。
専用フレンドの『信頼の証“太転依”「鵺」』、タダ強の『綺久羅美を継ぐ者“太転依”「泉戸 ましろ」』は必須です。
『矢古民町の名士「西条 穣一朗」』は緋文ネームのレベルを参照するため、緋文ネームが何かしら必要になります。
今回は攻めの更なる強化を意識し、フルパンを可能にする『初めてのカラオケ「湯ノ花 菜乃」&「西条 緋文」』を採用します。
このエクストラのレベルを『初めての感情「西条 緋文」』や『コドモノアソビ』等で上げ、『矢古民町の名士「西条 穣一朗」』のテキストでガード不可に持ち込みます。
『町のアイドル“太転依”「泉戸 こはく」』は『綺久羅美を継ぐ者“太転依”「泉戸 ましろ」』と同じく強力なフレンドであることは間違いないのですが、ましろは『綺久羅美を継ぐ者“太転依”「泉戸 ましろ」』で採用している・緋文と菜乃は緋文ネーム用に『初めてのカラオケ「湯ノ花 菜乃」&「西条 緋文」』を使っている関係で、こはく絡みのエクストラ先が存在しないため、採用を見送りました。
ネームの兼ね合いさえクリアすれば絶対に採用するフレンドなので、緋文ネーム含めて再考の余地はあります。
○美冬のイベント/セット
美冬のイベントはバトルのサポートが中心です。
美冬はテキストの性質上、手離れのよい(使いやすい)イベントを中心に拾いつつ、要所でシュートパーツを集める動きになります。
回収すること自体が『信頼の証“太転依”「鵺」』のテキストの誘発条件にもなっているので、回収して有効なイベントが常に控え室に存在していることが望ましいです。
回収の中心になるのが『過剰な出迎え』(ましろ互換)と『希望の証』(頭3減少)です。
『過剰な出迎え』は『サバイバルゲーム』(かぼちゃ互換)の相互互換ですが、シュート時にパンプとして使えることを考慮し、ましろ互換を選んでいます。
手札が減らないので使いやすく、取り敢えず撃って取り敢えず回収しておくイメージです。
『希望の証』はシュート時にガード不可に持ち込む以外にも単純なパンプイベントとしても使えます。
『過剰な出迎え』よりも攻撃の上昇値が高いので、美冬のテキストと合わせてフレンドで相手のパートナーを抜くサイズを作るタイミングでも重宝します。
他には『フローレスのコスプレ喫茶』のような単純なパワーカードや『復讐』『太転依の躾』のようなOS特権で埋めています。
面裏を取れるイベントは『信天島ガイドツアー』が2枚あるのみですが、これはましろ互換で貯めたバックヤードを利用して『みんなを守る「小鳥遊 ゆみな」』(項羽互換)のテキストを使う想定のためです。
回収メタの基本的にセットかキャラの2パターンがあります。
セットは一度退かせば同じセットを貼られづらくなりますが、キャラの場合は裏にしても次のターンには即表になります。
なので、これを退かすために裏を取るカードを入れる事自体の価値は低く、そうなってしまう事は割り切った方がよいです。
今回のように項羽互換によって恒久的に裏を取れるようにしておくのがベストですが、これは成立が難しいのあまりお勧めはできないです。。(・へ・ )
美冬のセットは『過剰な出迎え』(帽子亜種)にしました。
自身の単体エクストラを経由して2回喋れるので、序盤から積極的に貼りたいです。
ただし、相手ターン中は他のカードを使わないとドローできないので、そこは注意が必要です。
それを補う意味でもましろ/かぼちゃ互換の価値は高いです。
○美冬の立ち回り
・引き直し
『綺久羅美を継ぐ者“太転依”「泉戸 ましろ」』があればノータイムでスタートします。
今回、紹介するレシピにはこはくネームが入っていないため、『綺久羅美を継ぐ者“太転依”「泉戸 ましろ」』はデッキで唯一の『共存』をめくれるカードです。
そのため、キャラの中でも断トツで優先順位が高いです。
他には菜乃ネームと緋文ネームも早い段階から緋文ネームのレベル上げたい関係から優先順位は高めです。
また、美冬のテキストを序盤から喋り続けると大量に手札を使うため、それを補う『神気の源』も初手にあると嬉しいです。
・序盤
序盤は盤面作りに徹底します。
前述の通り、『共存』をめくるために『綺久羅美を継ぐ者“太転依”「泉戸 ましろ」』から『旅行の提案“太転依”「泉戸 ましろ」&「河合 アメリ」』や、『矢古民町の名士「西条 穣一朗」』でのシュートのために『初めてのカラオケ「湯ノ花 菜乃」&「西条 緋文」』を優先的に立てていきます。
これらに加えて、専用フレンドの『信頼の証“太転依”「鵺」』の内の2種が最初の2ターンで並ぶのが理想的な展開です。
この段階でダメージを稼いでおくと終盤のシュートが決まりやすくなるので、積極的にダメージを与えていきます。
とはいえ、無駄に攻め札を撃って手札が少なくなったところをカウンターで…と殴り返されては意味がないので、あくまで無理はしない・可能な範囲での攻めを意識します。
・中盤
盤面が整ってきたらいよいよ攻めに転じます。
フレンドの攻撃力が小さければ『矢古民町の名士「西条 穣一朗」』を登場させて纏めてガード不可にします。
攻撃力が高いフレンドが並んでいる場合は耐久力が低い場合が殆どなので、『信頼の証“太転依”「鵺」』や『共存』で強化したキャラたちで用いて物理で攻める方針にシフトします。
美冬は自身含め盤面にステータスの高いフレンドが並ぶので、単純な殴り合いにも強く、単なるガード不可一辺倒のコンボデッキにはない力強さがあります。
この辺りから終盤に向けてシュート用のイベントを集めていきます。
序盤に引いて捨てていたイベントも美冬のテキストで拾い直せるため、回収メタが居ない内に積極的に回収していきます。
・終盤
ここまでに集めてきたイベントを思いっきり投げつけてシュートにいきます。
頭3減少や単独先攻互換をあらん限り用意し、相手キャラの機能を停止させます。
今回、紹介したレシピではどうやっても守りきって勝つのは無理なので、必ず攻めてゲームを決めます。
「山札差があるから…」と日和るのは相手のチャンスを与えるだけです。最後まで気を抜かずに攻め続けます。
○美冬の弱点
美冬の弱点について簡単に紹介します。
・回収メタ
『通信機』互換に始まり、現ChaosTCGは自由に回収をさせてくれるほど優しい環境ではありません。
あらゆるデッキに回収メタが採用されるご時勢にパートナーのテキストの半分に回収が書いてあるのはある意味自殺行為です。。(;人; )
しかし、回収メタは基本的に表でないと有効になりませんので、そのキャラを物理で裏にできれば美冬のテキストを喋る事が出来ます。
フルパンを仕掛け、相手に復帰を強要させつつ回収メタを裏にしていく…というプレイが取れるくらいには高いステータス持ったキャラたちを採用しています。
なので、一概に回収メタが当たり前の環境だから美冬は弱い、といった事はありません。
・受けの弱さ
シュートの強いデッキにありがちな受けの弱さは美冬でも健在(?)です。
シュート時のパーツを手札に抱える以上、守り札を抱えていられないため、この性質は避けられません。。
一応、頭3減少は守りでも使えますが、これを守りで使わされる→拾い直していると手札がもたないため、やはり受けの弱さ感は拭えません。
こればっかりはこのような構築をした時点でどうしようもないため、「そういうものだ」とスッパリ割り切った方がよいです。
○美冬の総評
今回は『フローレス・ミレディ「如月 美冬」』を紹介しました。
正直、このテキストで一線級の活躍は難しいと思っていました。それくらい貧弱そうに見えるテキストです。
しかし、実際には環境のパートナーとも十分に渡り合える力を持っており、十二分に勝ちを狙えるパートナーです。
今回、紹介に至るきっかけも私が研究したものではなく、別の方が使っていたものです。
本人に許可を取って研究・紹介させて頂きました。
本紹介を以って興味を持った方は、是非試してみてその強さを体感してみて下さい(^ー^ )
今回は以上です(・人・ )お疲れ様でした。
テーマ:Chaos | 投稿日時:2017/02/04 01:53 | |
TCGカテゴリ: ChaosTCG | ||
表示範囲:全体 | ||
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