個人的には地方に住んで地方でショップを営む以上、
やはり「フラゲ」に関してかなりナーバスになる。
お客様の立場になれば少しでも早く手に入れたいという欲求はすごくわかる。
でも、それによって公正さが失われるのはどうかとも思う。
これがすべてのカードが揃っているゲームならおそらく問題はあまり起きないと思う。
トレーディングカードだからどうしても手に入りやすい入りにくいということが出来るのが問題になる。
これがMTGになると極端に厳しい。
フライング販売が発覚すると「警告」が飛ぶ。
それもその店だけの話ではなく
「日本全体」にとぶ。
日本全体で発売日が延期になる可能性も出てくる。
こんなことはユーザーにとっては非常に困ることだろう。
しかし、実際にそういう話が何度も出ているのでMTGにおけるフラゲ話は非常に神経質にならざるを得ない。
その点において国産TCGはそこまで厳しくない。
しかし、そういうことが続けばきちんと守っているショップ、特に遠隔地でショップを営んでいるとモチベーションが下がるだろう。
たとえばあるエキスパンションセットが発売されたとする。
東京でそのセットが全部内容がさらされました。それが非常にウケの悪いセットだった場合
その数日後に届くショップでそのエキスパンションが並んでもきちんと売れてくれるだろうか。
逆に「すごくいいエキスパンション」だった場合
地方が今以上に欲しいと思ってもすでに東京などで追加をがっつり取られてしまう。
今ネットによって情報が早くなって地方だとその恩恵が受けやすいがショップなどは逆にリスクも増えてくる。
それをメーカーがそういった公正性を保つために「発売日」を設けたのだと考える。
情報として早く手に入ったほうがそれは優位に立てるわけだから。
つまり「もっと多くの人に遊んでもらうための施策」ということと思うのです。
でも、もちろん「自分だけよければ後は関係ない」と思う方がいらっしゃるのも疑いようのない事実であるので永遠にこの問題はついて回る。
だからこそメーカーには発売日を守ることの賞罰があって欲しいのだ。
ブシロードの場合はそれがきちんとしている。
守ればいいことがたくさんある。
逆に守らなければどんどんメリットがなくなる。
どっちがいいかということだ。
ユーザーにとってどうだろうか。
ネット販売サイコーとかあるとショップは萎える。
ネット販売の場合、フライング販売などでは何のデメリットもない。
そうなった場合近くのショップがつぶれることになるだろう。
どこで遊ぶ?
家で仲間と遊ぶ?
そうすると「そのTCGはどんどん縮小する」よね。少なくとも「大きく広まることはない」よね。
メーカーも規模が縮小して売れなくなればやめるよね。
それでいいと思うんだったらしょうがないよね。
お互いに切磋琢磨することではないならいずれ駄目になる。
ま、売り逃げする気満々のメーカーなら別にどうでもいいかもだね。
つまり
「TCGをしっかり販売しようと思っているメーカーほど発売日などを設定している」と考えられるわけ。
まあ、でも、結局「そんなもん関係ない」と思う人が多ければTCGなんてつぶれるの早いと思うよ。
ニッチな稼業だし。(苦笑
登録タグ: 雑記
テーマ:日記 | 投稿日時:2013/07/05 19:30 | |
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Miyu さん | [2013/07/06 01:55] |
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個人的にはプレリをやるとその辺りは多少はマシになるんじゃないかなあ、と思いますが・・・ちゃんと守っている店だけにプレリをやらせる形にすれば、とか思うのですが・・・まあ、難しそうですよね。 |