本当にやっとここまで来たという感じがする。
基本的にショップの力だけではここまでできなかったと言う気持ちは隠せないでもない。
というのもバンダイとコナミのやる気が感じられるようになったと言う面で。
いままでなんだったんだろうと言うくらい
商売としてはひどかったし
それでも儲けが出ると言うこと自体も異常だった。
だからこそ他業種からの参入が起きた。
これまではそれでも自滅したり失敗するメーカーが多かったこともあったが
ブシロードの躍進と
ブロッコリーの復活(まだちょっと早いか?)に
多くの「これなら俺たちにも」と言う
乱暴な言い方になるが第二次粗製乱造時代を迎えるようになったと思う。
もっとも作っているほうは
「よりよいもの」を目指しているのは確かだけど
TCGにおいて
「良いものが売れる!・・・とは限らない!!」と言うもので。
サポート方が重要だったり
ユーザーの不安感を誘わないようにすることだったり
敷居を低くすることだったり
いろんなことをしなければならない。
「売ったもの勝ち」が利かなくなった。
「作ったら売れる」と言うものではなく
「売り続けるために作る」ようにしなければならない。
ブシロードがその大きな先例を作り
それとは違う形でブロッコリーはゼクスというTCGを成功させている。
では「その真似をしたらいい」と言うのは大きくは間違ってない。
間違っていないが
「簡単には真似出来ない」ということがいえる。
そういう意味においてバンダイとコナミはその方向性にやっと気づいたと言える。
ではここでもうひとつの柱があったはず。
タカラトミーであるが
今のところ大きな動きを見せていないのが残念。
今日、東京で玩具発表会があったようだけど
TCGにはそれほど力を入れていないように思える。
去年に会社が苦しくなったのがTCGのせいと書かれていたのだが
正直言えばそんなことはなった。
それ以上に大きなマイナスを生む要因があったはずだ。
結局見えているところがちがうということで
華々しく見えていたTCG業界においてうまく出来なかったことで
そこにすべての責任を押し付けたように少なくとも私には見えた。
あの記事を見てゲームショウの時すごく憤慨したものだ。
まだまだTCGはパイを増やす余地がある。
しかし、土台を固めないと大きな痛手をこうむることにもなりかねない。
その土台つくりを各メーカーがやり始めていることは
何はなくともうれしいことだ。
今後もこういう流れで業界が育っていけばいいなあと
何の力もない地方の小さなショップのオヤジがつぶやいているとのことです。
説得力ないね(笑
登録タグ: 雑記
テーマ:日記 | 投稿日時:2013/04/24 23:11 | |
TCGカテゴリ: | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2013年04月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |