私の言うことはタワゴトです。

ちょっと書く。
事の起こりは最近増えているポケセン専用サプライの件で事務局に質問したところから始まったんですよ。
基本的にポケセン専門で販売されるのは良いと思っているんですけどね。
ただ、お客様からその商材を「ポケモンジムなのに売ってないの？」とか言われ続けるのはショップとしてしんどいのですよ。

それはしょうがないことだとはわかっているんですよ。
それでもお客様のご意見とか要望というわけですから聞くのです。

ポケセンでも地方の、例えば名古屋とか仙台とかだけに販売しているサプライがあるというのですが、
それはどうなんですか？という話をしたわけです。

そうしたら
「これはいわばご当地キティのようなもので」
と説明されたわけですね

この点に私は異議を唱えたのです。
まず「キティ」のような同一キャラクターを使っているならわかるが、
実際はそうではない。
明らかに違うキャラクターを使っている。
どうせご当地キャラなら全部ピカチュウでそれらしい恰好させたら良いじゃないか。
なんで他のキャラクターを使ってご当地何とかといえるのかと。
みんなピカチュウでやらない理由は何？
なんでサトシでもいいのにわざわざ新しいキャラや人気キャラを使うのですか？

もうひとつとしては
そういう商材を末永くその地方のポケセンで扱ってくれるのかというと
そういうわけではない。
ロットは少数で明らかに「煽っている」。
例えば1年後にそのポケセンに寄ったら、それがあるのかと。
それについては答えられないと。
その土地に根差した商売とするならなんでそれなりの数をつくらないのさ。
もちろんそんなこと私だって言いたくないことだ。
商売として怖さはある。
しかしご当地という言葉をそういう風に使うな。

明らかにその場で売り切れ必至の数しか作らないくせに「ご当地もの」と開き直る態度にイラッとしたわけです。
それは「ご当地もの」じゃなく「イベントもの」というんだよ。
他の地方の人はなかなか手に入れることができないものだ。
だからそれを目当てにオクで高額な取引がされるのを知らないのかと問うと
「知っている」という答え。

だったらなんで対策しないのかと。
「これからアマゾンでマーケットプレイスをだして」などというけど。
「そこにイベント商品を出すのか」と聞いてみると
「わからない」。
わからないなら何の意味もないだろう。
それは答えじゃないよ。

私が問題とするのは
あきらかに低年齢層向けの商材であるポケモンＴＣＧが
そういう大人を意識した商売をすることに何の疑問を持たないのかということだ。
ご当地商品？良いじゃないですか。
どんどん作って良いと思いますよ。
ただ、通販などでちゃんと他の地方でも手に入れられるようにするのがメーカーの責務でしょ？
もちろんその土地に根差してその土地のポケセンとし
てきちんと末永く活動していくというならそれはいいことだと思うし。

だからきいたのですよ。
「仙台のポケセンは通販されるのですか？」と
「アマゾンで販売します。」
「じゃあ、アマゾン仙台限定商品を販売するんですか？」
「いや、それはマーケットプレイスなので、ちょっとないかと。」

だったらやっぱりほかの地方のユーザーには手に入れる方法は少なくなる。
大ロットで生産するというならそこのポケセンで末永く販売するんだろうなという事が考えられるから
いずれその地方に旅行する際に寄ろうという気にもなるけど
小ロットでの生産ならポケセンに行ったところで売り切れでしょう？
じゃあ、早めにいかなければという話になって
転売ヤーがおいしい思いをするのはわかっているというのなら、
それを増長するというというのも何ら問題ないと。
ほかの地方の子供たちが不当に高い価格でサプライ商品を手に入れても
(株)ポケモンは何の感慨もないという事だよね。

良いですよそれはそれで。
だからそういうメーカーであることを私はユーザーに説明しなくちゃならないんで。
最初に書いた通り
「なんでポケモンジムで販売できないの？」と聞かれているのだから。
答えはそうなってしまうでしょう。

ポケモンＴＣＧを広めようとしているこちらの気持ちは何だったのだろうと。
商売としてそういうことがありなのかと思うと正直に情けなくなった。
個人的にはポケモンを扱いたいと思えなくなってきている。
もっとユーザーに対して真摯な態度で接しているメーカーにがんばってほしくなる。

ポケモンＴＣＧに関して(株)ポケモンの上層部の考え方はわからないが
少なくともジムチャレンジ事務局で電話に出るようなレベルでは
そういう考えであることがよーーーくわかった。
後日その件を含めて営業さんあたりときちんと話をしたいと思った。
少なくとも私が名乗ったにも関わらず
相手は名乗らなかったという事実だけでも誠意を疑う。

ウチとしてはその商材がほしいということではない。
そんなの手に入れようと思えば手に入れられる。
実際、今あるし。
だからそういうことではない。
ただ、一回限りのイベントだけ売り切ろうとする商材の販売を
「ご当地もの」と言い切った心根が気持ち悪い。
それを子供たちに説明できるわけがない。
そんな状況でどうやってポケモンTCGを広めることができるのか。
さらにご当地ものというのなら静岡にも出してください。
お茶摘みピカチュウでもいいですよ。
それがご当地ものというものでしょう。

そんなどんどん自らを縮小させるようなことばかりやって
「ポケモンＴＣＧを広めようとしている」？
こちらはそれでいいのかと聞いている。
答えられないならこちらのフラストレーションがたまるだけだ。
「それでいい」というのならポケモンＴＣＧを遊んでいる全てのユーザーに
(株)ポケモンはそういう風にユーザーに相対していると言っていいんだよね。

先日せっかくポケモンジム専用商材とか出来て
「十年間ジムをやってよかった」と思っていたらこんな感じ。
アニメイトで買ってショップで遊べという話のときもちょっと「？」と思ったが
それでも、ユーザーが増えるのならばと気持ちを抑えて前向きに考えてきたんだけど
なんなんでしょうね。


あと電話口に出た方の口調。
揚げ足取りな言い方にも一番腹が立った。
高価なサプライを使うことでシャッフル一つでけんかになるでしょといったら
「それはほかのサプライでは起きないのですか？」
「ほかに手に入らないスリーブはたくさんありますよ？」
だからこっちは言ってるんだよ。
「子供たちが」と。
そういう想像力の足りないところがますます気に入らない。
もともと定価で買ったものとプレミアム価格のついたものと一緒にしている時点で
想像力が欠如している。

ああ、そういう会社ね。
と思うには十分だったんですよ。
まあ、メーカーの好きにやってくだされば良いですよ。
後日お話をさせていただいてユーザーにもきちんと説明させていただいた上で
「それでも」というお客様がいらっしゃるなら今後もポケモンTCGを扱っていきます。
そういうことで
マスターズギルドとしてはユーザーをまず一番に考えて、明日以降数回ユーザーにその辺の話をして
ポケモンTCGユーザーにどうしてほしいかを取捨選択していただくとして
個人的にはよほどのことがなければナシです。


ポケモンＴＣＧにはお世話になっている。
しかし、他のメーカーは気づいているんですよ。
こういう販売方法はよくないということを。
と書いてはみたけど、ポケモンＴＣＧを広めるということに必死になっているショップはそう多くないんだろうなと思うし
ろくでもないことをするショップも多いわけだからこういうことはすべて空論なんだろうな。


ああ、自己嫌悪だよ。
溜め込みたくないけど吐き出すとそれはそれで気分のいいもんではない。
ただ、これにより自分で追い込んでしまったのできちんと営業部さんあたりと話をしようと思う。
どこまでつっこんだ話になるかわからないけど。

正直なところメーカーの悪口は書きたくない。
こちらもそれで食べさせていただいている訳だから。
こちらとしては良いところをどんどん出してＴＣＧを広めたいのですよ。
でも、子供たちが「ＴＣＧはこんなもの」と思うのはだめです。
そういう部分でメーカーはユーザーに対する誠意を見せないと。

でも今のポケモンTCGにそういう気持ちは見えないし
そういうメーカーの商品を扱うのはユーザーに、特に子供たちに申し訳ないので。

もう一度言うけど
私はポケモンTCGを広めたいという気持ちがあるのですよ。
もうかなり小さくなりましたけどね。
まだね。
でもポケモンTCGユーザーはどうなんでしょうね。
マスターズギルドでポケモンは扱ったほうがいいんですかね？
この辺はきちんと伺いたいですねえ。
次の予約全くないし。（笑