先日ちょっと書いたのですが
私はメーカーの情報が欲しいがために
コナミやバンダイの株を買っています。
情報が欲しいだけなので
正直数はそんなに無いです。
議決権もないしどころか売買も出来ないくらい。
それでも今回思った以上の情報を得ることが出来ているので
「株持ってて良かった」と思っている部分があります。
株主には毎年その会社、グループの方針が掲載されたパンフレットが届くのです。
一年の売り上げとか今力を入れているもの、そしてこれからどうするつもりなのかを書いているものです。
今回のコナミとバンダイのそれぞれに株主に対するパンフレットには
TCGについてのことがまったく書かれていません。
バンダイでデジタルカードについて書かれているくらい。
コナミは遊戯王について一切かかれてません。
ちなみにブロッコリーはアクエリなどについてきちんと書かれてました。
つまり商売としてはTCGは大きなメーカーにはおいしい商材ではないということがここに証明されてしまっている。
例えばコナミなら「ドラゴンコレクション」などの方が商売としておいしいのだろうと。
バンダイだってオーナーズシリーズガちょっと紹介されているだけ。
正直一般に対してのTCGに対する認識はすごく低いのだろうと思われる。
一般株主に「TCGがこれだけ売れている」いうのはあまり関係無いといえばそうなのだろう。
それ以上に「これが伸びている」という部分を見せなければならないため
少しでもかげりのあるものは
「なかったもの」にするというのも一つの手ではあると思う。
株主は株の価値が上がるか下がるかだけなのだから。
そう思うと大きなメーカーのTCGに対する気持ちは
かなり悲観的にならざるを得ない。
これは実は去年も書いたように感じる。
でも、何でそうなったのかを考えると
「そうなる理由」があるのだ。
そう考えると
「今後そうならないためにどうするのか」をきちんとか考えていかなければならない。
TCGを遊ぶユーザーたちが「この遊びを続けたい」と思わせるようにショップ単位で頑張らなければならない。
商品の売りっぱなしとかやってはいけない。
ユーザーが楽しむ環境を整備しそして長く続けられるよう新規顧客の開拓も行わないとならない。
販売環境だけを整えたら良いという訳ではない。
売ったら「後はユーザーの勝手」では一番いけないこと。
一部ユーザーにはそれが「楽」かもしれないがそれは「TCGの環境整備」を無視している。
ユーザーがTCGに対して頑張ってくださるならいいけど、そんな方ばかりではない。
結局「販売する側」がきちんとやらなければならない部分は大きいし、やらなければいつか壊れる。
そこをきちんと考えて行かなければと思う。
こうやって書くのは
この仕事を選んだ理由が「ただ金儲けのため」というつもりの人と
ウチの店を一緒にしてもらいたくないから。
そう言うこと。
テーマ:日記 | 投稿日時:2012/07/19 23:50 | |
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