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の続きです。
I氏とたまに出てきますが
有名すぎる方なので恐らくわかる方にはすぐわかる方です。
彼と何回か話をする機会があったのですが
すごいと思う部分もある反面、正直「うーん」と悩む部分もあるのです。
彼の凄いところは頭の回転の速さであるし、その結論を導く為の勉強量でしょう。
故に私にはなかなかわからないこともすぐに結論を出して決断する。
それはいつもすごいなあと思うところです。
が、その考え方に全部が全部「ついていけるのか」と言えば
「ノー」であると思えるし、逆に全部「彼なら大丈夫」と言うような世界であるのなら私はさっさとこの仕事はやめます。
私が重要視するのは「多様性」。
いろんな人が色んな楽しみ方をすることを「追求できる素地」を作っていきたいのです。
例えば一通りの遊び方は推奨しません。
MTGのように「スタンダード」以外のいろんな遊び方があっていいと思うのですよ。
また、それが出来るような頭の柔らかさがプレイヤーにあって欲しいと思うのです。
「勝つこと」も面白いけど「楽しむこと」を忘れると本末転倒です。
かといって「勝つこと」をメインに考えても悪いわけではない。
ただ、そういう「多様性」を重要視したいだけです。
- もちろん今私の現状での考え方ですので
もしかすると今後変わってしまうかもしれません。
が、とりあえず変える気は今のところありません。
個人的に、いろんな考え方があっていいと思うけど
唯一同じであって欲しいのは
「TCGを楽しんでみんなで広めよう」と言う事。
根底にこの考えがあるなら多少の考え方の違いはどうでもいいかと思うのです。
「トレーディングカードゲームを広めて多くの人に楽しんでいただく」
現ブシロードの木谷氏とディメンションゼロ立ち上げ時にお邪魔していろいろと話をさせていただいたときも
この点に関しては一致した意見であったのでお互いに立場(メーカーと小売店)は違えど目標は同じと言う事で嬉しく感じたものです。
去年のサンデーVSマガジンの立ち上げの際にもその考え方は変わらないようで小売店としても応援しなくてはと
普通ならば考えます。
その点、例えば「バンダイ」「タカラトミー」などのいくつかのTCGに関して言えば
「トレーディングカードゲーム」をただの商材としか考えていないようでかなり気分的に萎える事もあります。
しかしお客様が存在する以上きちんと販売します。
もしかするとメーカーがいずれ「TCG」に対する考え方がよくなっていくと信じて頑張るしかないのです。
それが小売店舗としての使命なのですから。
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テーマ:私的見解 | 投稿日時:2009/01/08 04:44 | |
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