ChaosTCGとVスパーク側のステージでこんな報告がある。
BCF2013仙台地区決勝大会での出来事
http://tocage.jp/blog/8262/1371623922.html
BCF2013東京地区決勝大会(CMV)での出来事。
http://tocage.jp/blog/8262/1372766560.html
自分が見た感じ、運が悪く変なジャッジングに当たった場合、応用フロアルールを理解していてヘッドジャッジへの上告を駆使すれば、何とか納得の行く裁定をもぎ取れるって程度だと思う。権利大会なら誓約書に書かされる通り総合ルールや応用フロアルールを確認している前提だから、こんな運営でも問題は無いのかもしれない。しかし、それ以外のカジュアルなイベントでこんな目に遭うのは問題だろう。
論点は3つあると思う。
(1)運営スタッフやジャッジの絶対数が足りてない
(2)参加してる運営スタッフやジャッジの中に、練度が低い人が目立つ
(3)フロアルールの規定自体が気に入らない
この内、(1)と(2)に関して論じたい。
TCGの中でこの辺が1番しっかりしているのは、競技性が高いMTGだろう。
国内でMTGの公式イベントを主催している組織の人間がこんな事をツイッターで呟いてた。
https://mobile.twitter.com/tsuyoshiikeda/status/34...
つまり、MTG並のジャッジを揃えるのに、費用が300万以上かかる上に、GP北九州に限っては、参加したジャッジの大半は交通費を考えると赤字になるって事だ。
ジャッジが赤字になる問題は参加者から見れば関係ないからさておき、高い質の運営を享受する為に、MTGの参加者が支払っている参加費がいくらかと言うと4000円である。ちなみにGP北九州のフォーマットはスタンダード。構築戦だからリミテッドと違ってパック代は参加費に含まれて居ない。
具体的な数字があるから直近のGP北九州を例に挙げたが、横浜や名古屋だと、参加費はもう少し安い。また、参加したジャッジは赤字にはならないらしい(実際にGP名古屋にジャッジ参加した知り合いからそう聞いた)。
MTGの参加者はイベントの度にこれだけの出費をしてきたから、今の質の高い大会運営・ジャッジ制度を享受してる。ブシロードTCGでも質の高い大会運営・ジャッジ制度を享受する為に、権利大会の参加者だけでも一定額の出費を検討する余地があるのではなかろうか?
なお(3)に関連して、ハンドシャッフルの規定が変更されたのは、応用フロアルールが導入された時。これまではTCGごとにフロアルールが異なっていたが、ヴァンガードを含めてブシロードのTCGで共通のフロアルールとして応用フロアルールを導入した際に変更された。
共通のフロアルールを導入した理由は、ジャッジ確保の為に共通化できる部分を共通化したのだと理解している。
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テーマ: | 投稿日時:2013/07/03 03:19 | |
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク ChaosTCG | ||
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